東京都市大学付属校中学・高校の特色と内部進学対策について
東京都市大学付属校(中高)は、有名な東京都市大学へ内部進学できることもあり人気のある付属校です。
さらに進学実績も非常に良いことから、難関大学を志望している生徒にとってもぴったりの進学校と言えるでしょう。
今回の記事では、東京都市大学付属校(中高)の特色と内部進学に関して、どのように対策をすれば良いのか解説していきます 。
東京都市大学付属中学高等学校の特色
ここでは東京都市大学付属校(中学高校)の特色についてそれぞれ解説していきます。
東京都市大学付属校(中学高校)の建学の精神
東京都市大学は前身となる武蔵工業大学がルーツとなっています。
そんな東京都市大学付属校では、以下の3つが建学の精神として掲げられています。
- 公正
- 自由
- 自治
自主独立の精神に溢れた学生たちを育成するために、上記建学の精神のもと新しい時代や社会の要請に応える学校へ進化し続けているのが東京都市大学付属校です。
東京都市大学付属校(中学高校)のグローバルカリキュラム
グローバル教育が年々重要となっている現代社会において、東京都市大学付属校(中高)でも国際的に活躍できる人材を育てるための教育を行っています。
【東京都市大学付属校(中高)の主なグローバルカリキュラム】
- アメリカ研修旅行
- マレーシア異文化体験
- ニュージーランド語学研修
- ニュージーランド短期留学
- 学内での英語取り出し授業
- 姉妹校提携
- 海外大学進学協定校推薦入試制度の導入
学内だけではなく積極的に海外へと留学や研修を行うことにより、生きた英語を学ぶことでグローバル人材として当たり前のスキルと経験を身につけることが可能です。
東京都市大学付属校(中学高校)の実験授業
東京都市大学付属校は、武蔵工業大学がルーツとなっていることもあり中学・高校でも他の学校にはない実験授業を取り入れています。
引用:実験授業|東京都市大学公式ホームページ
他の学校にはないこの実験授業を通して、自ら考え・探求して・表現する力を伸ばすことが可能です。
東京都市大学付属校(中学高校)のカリキュラム
東京都市大学付属校(中学高校)のカリキュラムについて以下で解説していきます。
6年間を通した戦略的なカリキュラム
東京都市大学付属校(中高)では、6年間を通じて戦略的なカリキュラムを組んでいます。
引用:6年一貫学習システム|東京都市大学公式ホームページ
上記Ⅰ・Ⅱ類の違いは以下の通りです。
- Ⅱ類:東京大学・京都大学・東工大学・一橋大学・国公立医学部など最難関大学への現役合格を目指すクラス
- Ⅰ類:難関国公立大学・早慶上智などの難関私立大学への現役合格を目指すクラス
中学1年生という早い段階から進路の目標を決めることにより、クラス分けを行ってそれぞれの志望している大学に合わせた授業を実現しています。
また高校2年生の段階では、さらに文系と理系に分かれることにより、より専門的な大学ごとの対策を行うことが可能です。
前期・中期・後期と先取りカリキュラム
東京都市大学付属校(中高)では、以下のように中高6年間を3期に分けています。
引用:6年一貫学習システム|東京都市大学公式ホームページ
6年間を細分化することにより、成長段階に応じて効果的な学習を行うことが可能となっています。それぞれの期別で行われる指導内容と目的は以下の通りです。
- 前期:受験に向けた生活習慣の確立と基礎学力の養成
…中学1年生から2年生を通して学校生活を充実させるための準備を行います。自主性を養うとともに、集団生活でどのように過ごせば良いのか協調性と規律を身につけることが目的です。学習面では共通の科目をバランスよく学び、基礎を身に付けます。 - 中期:持続可能な学習習慣と社会や将来への意識付け
…中学3年生の段階で高校の学習突入します。進路指導を含めた自分らしさを発見するプログラムをこなすことで、自分の将来を深く考える段階になります。 - 後期:将来を見据えた進路選択、自らの力で判断して実践する力をつける
…後期では大学相当の授業や進路講習会を受けることにより、自分の進路に適した大学進学を深く見つめ直します。高校2年生からは文系理系のコースに分かれて、高3からはさらに志望校別の6段階コースに分かれます。
学習をサポートする環境が充実
難関大学に合格するために必要な学習をサポートする環境が充実しているのも、東京都市大学付属校(中高)の魅力的なポイントです。
実際に以下のようなサポートを行うことにより、毎年のように内部進学者や難関大学への合格者を輩出しています。
- タイムマネジメントシートの活用により規則正しい生活
- 放課後の基礎補修と応用講座により基礎学力の徹底向上
- 夏・秋・冬の長期休暇を利用した講習会と学習合宿
- 東大生チューターによるサポートを受けられる自習室
東京都市大学への内部進学状況
ここでは東京都市大学付属校(中高)の東京都市大学への内部進学状況と、内部進学するためにはどうすれば良いのかを解説していきます。
東京都市大学高等学校から東京都市大学への内部進学状況
東京都市大学付属高等学校から東京都市大学へ内部進学するためには、付属進学制度を利用する必要があります。
この付属進学制度を利用する条件は以下の通りです。
- 一定基準を満たした生徒は募集人員の枠で校長推薦による東京都市大学の受験が可能
- 原則専願で国公立大学前期入試および都市大学が認めた私立大学の併願入試が可能
- 選考方法は付属進学テスト・面接試験・書類審査
2021年には付属進学制度を利用して「11名」東京都市大学へ合格を果たしています。
ただし東京都市大学付属高等学校は、様々な難関大学への合格実績がある学校です。そのため内部進学をする生徒の他にも、難関国公立大学や私立大学に進学する学生も多く存在します。
東京都市大学高等学校から東京都市大学へ内部進学するためには
上記で少し触れたように、東京都市大学へ内部進学するためには付属進学制度を利用する必要があります。
付属進学制度を利用するためには、中高6年間の成績を一定以上に収めるほか、付属進学テスト・面接試験・書類審査に合格が必要です。
そのため難関大学への合格を意識した厳しいカリキュラムの中で、中高6年間の定期テストで高い成績を納めなければなりません。
また入試直前には面接対策をする必要もあり、一般的な大学試験よりもかなり幅広い対策を求められるのが内部進学の特徴です。
内部進学対策が不安な方は個別指導塾がおすすめ
難関大学への合格実績が豊富であり、厳しいカリキュラムを貸している東京都市大学付属校では、内部進学するための成績は高いものが要求されます。
そのため次のような不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?
- ハイレベルな授業についていけるか分からない
- 授業についていけることができず学習が遅れてしまってどうすればいいかわからない
- 6年間を通した勉強はどのようにすればよいのか知りたい
- 内部進学で行われる付属進学テストで好成績を収められるか不安
このような不安を抱えている人は、内部進学の指導実績が豊富な「さくらOne」へとお気軽にご相談ください。
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