昭和女子大学附属昭和小学校の特色と内部進学対策

昭和女子大学附属昭和小学校はワンキャンパスに大学院まで揃っている総合学園の1つです。都心にありながら緑が豊かで独自の施設が充実、防犯カメラやセンサーで安全確保にも努めているので、安心して通える学校として注目を集めています。

今回は、そんな昭和女子大学附属昭和小学校について、以下の点を中心に解説していきます。

1.昭和女子大学附属昭和小学校の特色

2.昭和女子大学附属昭和小学校のカリキュラム

3.昭和女子大学附属昭和小学校の内部進学対策

記事の最後にはおすすめの内部進学対策も紹介しています。昭和女子大学附属昭和小学校の内部進学対策について不安に思っている保護者の方はぜひ参考にしてください。

昭和女子大学附属昭和小学校の特色

まずはじめに、昭和女子大学附属昭和小学校はどのような小学校なのかを解説します。

昭和女子大学附属昭和小学校の教育理念

昭和女子大学附属昭和小学校の教育理念は「好奇心に輝く瞳をそだてる」こと。

子どもたちが仲間と一緒に世界をよりよいものへと変えていくために必要な力を鍛えて成長させていくために、確かな学力を育てる教育の推進と創立者である人見圓吉氏が掲げた「世の光となろう」という見学の精神を軸とした教育活動を展開しています。

子どもたちが「世の光」となってお互いを照らし合いながら成長していくことができるように見守り、支える努力を続けていきます。

昭和女子大学附属昭和小学校の教育目標

人見圓吉氏が掲げた見学の精神を小学生向けにわかりやすくしたのが、昭和女子大学附属昭和小学校の3つの教育目標です。

●目あてをさして進む人

●まごころを尽くす人

●からだを丈夫にする人

の3つを兼ね備えた人をつくるためために工夫をこらした教育プログラムを実践し、「からだ」と「こころ」「知恵」の3つの成長を促すことを目標としています。

昭和女子大学附属昭和小学校のクラブ活動

4年生以上になると、希望すればクラブ活動に参加できます。

クラブ活動は毎週水曜日の午後にあり、英語、理科、吹奏楽、ダンス、生け花、料理、のりもの、美術の中から1つを選んで参加します。

4年生から6年生までの3年間を続けて参加することで、大きな成果を得られるクラブもあります。また、夏休みには特別に時間を取って集中して活動できる場も用意されています。

独自の活動も充実

昭和女子大学附属昭和小学校では、さまざまな独自の活動も充実しています。

 

富士山登山マラソン

昭和女子大学附属昭和小学校から富士山登頂までと同じ距離である256kmを完走することが目標です。

朝礼前に自主的に校庭を走り、1年かけて目標達成に挑みます。

 

おやつの時間がある

成長期の子どもに必要な栄養素を十分に摂れるよう、2時間目が終わると15分間の軽食の時間が用意されてます。

自宅を早朝に出る子どもや朝食をしっかりと摂ることができない場合でも、栄養補給ができるように考えられています。

 

完全給食制度

必要な栄養素を過不足なく摂れるように、専属の栄養士が献立を考えています。産地や素材にもこだわっているため、仕事が忙しく毎日の弁当作りが困難な家庭でも安心です。

 

グローバル教育も充実

昭和女子大学附属昭和小学校では、小学校のうちからグローバルマインドの育成に力を入れています。

独自の英語学習の強化、ボストンへのフレンドシップ・ツアー、併設しているブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和の生徒との交流、昭和女子大学に在籍する留学生との交流などを行い、実際に英語を使ったり異文化に触れたりする機会を多く持っています。

清掃活動がある

教室や廊下の掃除は自分たちで行います。3年生から5年生までは1つのグループとなって、階段や花壇、校庭の掃除も行っています。

6年生になると、公共の場の掃除も自分たちでします。

 

児童会は全員参加

5年生以上は児童会活動に全員が参加して、自分たちの力で学校生活をより良くするよう活動します。

児童会には、学級・図書・放送・環境美化・保健・掲示・体育・給食の八つの委員会があり、低学年の生徒は上級生のサポートを受けて昭和女子大学附属昭和小学校の生徒としての意識を持つようになります。

昭和女子大学附属昭和小学校の制服

昭和女子大学附属昭和小学校の制服は男女とも夏がグレー、冬は紺でまとめられています。

夏服は男子がグレーの半ズボンに白の半袖開襟シャツ、女子はグレーのジャンパースカートに白の半袖開襟シャツで、男女ともに白の帽子をかぶります。

冬服は男子が紺の半ズボンに詰め襟、女子は紺のプリーツスカートに長袖の上着、白の丸襟ブラウスです。帽子は男子が紺、女子は赤です。

女子のみ校内着があり、紺のチェックのスカートに白の半袖開襟シャツを着ます。

昭和女子大学附属昭和小学校の進路

男子は内部進学がないので、全員が他の学校を受験します。女子は約80%が内部進学で昭和女子大学附属昭和中学校に進学します。

昭和女子大学附属昭和中学校では95%以上が付属高等学校に進学し、高等学校では40%以上が昭和女子大学に進学しています。

 

昭和女子大学附属昭和小学校のカリキュラム

カリキュラムの基本理念は「伝え合うことば」。相手の気持ちを理解しつつ自分の気持ちもしっかりと伝えることができる子どもになることを目指しています。

学ぶ楽しさを感じてもっと学びたいと思えるように工夫されたカリキュラムで、基礎学力をつけて創造性の豊かな応用力も身につけていきます。

国・英・数・理・社の主要5教科に加え、生活、音楽、図工、家庭、体育、ICT教育(パソコンやインターネットを駆使した教育)、プログラミング教育、グローバル教育などが行われています。

昭和女子大学附属昭和小学校の内部進学対策

昭和女子大学附属昭和小学校は内部進学がありますが、進学率は80%です。残りの20%は内部進学ができないため「内部進学があるから安心」と油断していると、あとであわてることになる可能性があります。

小学校から中学校への内部進学はそう高いレベルが求められるものでありませんが、急に一夜漬けで勉強して間に合うものでもありません。毎日の宿題や予習・復習をコツコツとする習慣を身につけておくことが大切で、とくにわからない箇所があった場合は放置せずに必ず解決しておきましょう。

わからないことを放置していると次に習うところもわからなくなり、苦手教科になってずっと悩みのたねになる可能性が高くなるからです。

個別指導塾のすすめ

毎日の学習習慣は学年が低い内に取り組むほど、負担が少なくなります。とは言うものの、小学生が1人で毎日コツコツと学習する習慣を身につけることは難しく、大人のサポートが必要です。

もっとも身近なのは親のサポートですが、近年では共働きの家庭が増え、忙しい親が増えています。また、インターネットの急激な普及やグローバル教育の必要性が高まったこと、教育改革で教育体制や入試方法に変更があったことなどから、親にやる気があってもサポートが難しい場合も増えています。

そこでおすすめなのが個別指導塾の利用です。個別指導塾は塾でありながら1対1のマンツーマンで指導するため、1人ひとりの学習状況やペース、性格に合わせた指導ができます。内部進学を専門に扱うことができるところも増えているので、選ぶ際には希望する塾が取り扱っているかを確認するといいでしょう。近くに内部進学を専門に取り扱っている個別指導塾がない場合はオンライン個別指導塾を選べば、どこに住んでいても指導を受けることができます。

さくらOne個別指導塾は、全員がアルバイトでなくプロの講師です。そのため、生徒の理解度に合わせたきめこまやかな指導ができるうえに、自学学習の習慣を身につけるための指導も行っています。

マンツーマンで指導は費用が心配、と思う方もおられるかもしれませんが、さくらOne個別指導塾では1時間当たり5,000円と負担にならない金額で指導を受けることができます。オンラインでの指導も行っているので、近くに内部進学を専門にしている個別指導塾がない場合でも安心です。

無料体験も行っているので、昭和女子大学附属昭和小学校の内部進学に不安を感じている方は、ぜひ一度試してみることをおすすめします。

参考URL

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