三鷹市近辺の有名私立中学校を受験するなら「個別指導塾」が良い理由

ここ数年、私立中学入試では有名私立大学の付属校が人気を集めています。その背景にあるのは大学入試改革です。2021年よりセンター試験が廃止となり、「大学入学共通テスト」がスタートしました。知識だけではない「思考力・判断力・表現力」が問われ、センター試験よりも難易度が上がったと言われています。また、首都圏の主要大学においては入学定員超過率の厳格化を受け、合格者数が絞られた結果、近年厳しい入試が続いています。

そうした状況の中、大学入試をせずに有名私立大学に入れる道として、大学付属校への入学を希望する受験生が増えたと思われます。

三鷹市近辺には、法政大学中学校、明治大学付属明治中学校、中央大学付属中学校があります。少し都心に近づけば、明治大学付属中野中学校もあります。いずれも、付属の大学に8割以上が進学している中高一貫校です。こうした私立中学校に子供を受験させたいと願う親にとって、はじめに悩まされるのが塾選びです。

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「大手進学塾に入ったはいいけど、途中でついていけなくなったらどうしよう」

「うちの子には個別指導塾が合っていそうだけど、中学受験の対策を見てくれるのだろうか?」

もしこのように塾選びに悩んでいる親御さんがいましたら、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。結論から言うと、「個別指導塾で私立中学受験は可能」です。

このブログ記事では、個別指導塾が中学受験のどんな点で強みを発揮するのか、その特色とポイントをまとめてみました。

1.自分のペースで進められる

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得意科目に苦手科目、理解度が速い子・じっくり考えるタイプの子、せっかちな性格・マイペースなど、子供の個性は千差万別。子供が100人いたら100通りの教え方がある、と昔から言われています。

集団授業は決められたカリキュラムを決められたペースで進めていきます。ついていけない場合には、個別に補習が必要です。競い合う環境の方が燃える、負けず嫌いの性格が強いというお子さんは、集団形式の中で力を伸ばしていくでしょう。一方、自分のペースでしっかりと理解をしながら進めたい、一つずつ着実に積み上げていきながら自信をつけていきたいというお子さんは、個別指導で力を伸ばしていくタイプと言えるでしょう。受験には、こうしなければいけないというやり方はありません。それよりも、自分にあったやり方を選ぶことの方が大切です。 

2.自分のレベルや理解度に合わせて計画しやすい

計画通りに物事が運ばなくなるということは大人の世界でもよくあること。小学生の受験勉強であればなおさらです。むしろ当初立てた計画通りに進むことの方がレアケースでしょう。

計算問題や一行問題をやっていた頃は調子良かったのに、文章題に入った途端に宿題や週例テストの正答率が下がり始め、好きだった算数の雲行きが怪しくなってきた、といったような相談は枚挙にいとまがありません。

集団授業では誰がついてこられなくなっても決められた通りに授業は進行していきます。一方、個別指導では、じっくりと取り組んだ方がその子のためと判断した場合は、すぐに計画を修正します。理解が不十分なまま先を急いでもいずれ壁にぶつかりタイムロスすることがわかっているからです。計画が遅れた分は後々補習や講習会で取り戻せます。大切なのは、今この時にしっかりと理解をしておくこと。個別指導はそこを大切にします。

3.自分のレベルにあったテキストで進められる

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集団授業で使用するメイン教材は全員が同じものを使います(決められたカリキュラムをベースに作られているため)。しかし、そのテキストを使う生徒のレベルは当然まちまち。そのため、集団授業用のテキストは、基本レベルから応用・発展レベル、さらには入試問題レベルまで幅広いレベルに対応できるように構成されています。一般的には、例題→基本問題→練習問題→応用問題→発展問題→章末問題→総合問題と次第にレベルが上がっていきます。応用・発展問題にチャレンジすることで実力を伸ばしていける子もいれば、基本や練習問題を徹底的に繰り返して基本を身につけることで次第に伸びていく子もいます。個別指導では、そうした問題の取捨選択を担当講師が個別に対応し、その生徒に最も適したテキストを使用していきます。 

4.質問がしやすい。わからないところをそのままにしない

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中学受験カリキュラムは次々と新しい単元が登場してくる印象ですが、実際の入試問題ではそのいくつかが関連しあって出題されるパターンが多いです。例えば、算数で出てくる「比」や「割合」などはほかの単元とも深く関わってくるため、しっかりと基本を押さえ理解をしておきたいところ。ところが、授業が先に進んでしまうため、わからないことがあってもそこで解決する間もなく次の単元に進んでしまうこともままあります。わからないまま放っておくと、いずれつまずいて先に進めなくなってしまいます。そうならないためにも、わからないことを放っておかず、教わったときにすぐに解決して理解を深めておくことが肝心です。

集団授業だとなかなか質問はしづらいという生徒でも、個別指導では質問がしやすいですし、なにより担当講師が理解度を確認しながら授業を進めますので、あとでわかっていないことが発覚して困ることはありません。

5.習い事と両立しやすい

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小さい頃から続けてきた習い事を受験勉強のために中断したくない、という受験生は少なくありません。とはいえ、スポーツや習い事をしながら、塾に通い受験勉強の時間を確保していくことは思っている以上に大変です。特に、集団授業では授業の曜日・時間が学年ごとに決められているため、習い事とスケジュールが重なってしまうとどちらかをあきらめなければなりません。

個別指導の場合には、希望のスケジュールで授業を組むことができるため、習い事と両立しながら受験勉強を続けていくことができます。ただし、6年生の秋以降は、復習や過去問対策などやることが目白押しなので、習い事は一休みして受験勉強に専念することをお勧めします。 

6.併願校の選択の幅が広がる

受験校を決める際、一般的には第一志望校を軸にして複数の学校を併願受験します。例えば、法政大学中学校を志望する受験生であれば、同じ沿線にある明治大学付属中野中学校を併願することがよくあります。また、明治大学付属明治中学校を志望する受験生の場合であれば、中央大学附属中学校との併願もあるでしょうし、早稲田実業中等部にチャレンジする受験生もまれにいます。滑り止めに日大第二中学校や日大豊山中学校といった日大付属中学を併願するケースもあります。都内の受験生の場合は1月から開始する埼玉県や千葉県の学校をお試し受験するケースも近年数多く見受けられます。

このように併願パターンも幾通りもあり、大学付属系の私立中学校とひとくくりで言っても、入試問題の出題傾向やその対策方法は学校によって大きく変わります。個別指導の場合、さまざまな併願パターンに対応しながら各学校の傾向と対策を踏まえた指導を行いますので、特に受験直前期には有効に活用できます。

7.志望校が変更になったときに対応しやすい

6年生になり、具体的に併願校を考え始める頃になると、当初想定していた受験校が変更になる、ということは決して珍しくありません。

公開模試や過去問演習の結果が芳しくなく、戦略を立て直すというケースもあれば、併願校として候補に挙がった学校の文化祭を見学しに行ったらとても楽しそうでそこが第一志望校になった、などといった例もあります。そうした際に、個別指導であれば、急遽志望校になった学校の出題傾向対策や過去問演習などの対策に授業をすぐに切り替えることができます。いかなる変更に対しても、柔軟にかつスピーディーに対応できるところも個別指導の持ち味です。

8.メンタル面のサポートが得やすい

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小学生といえども、いや小学生だからこそ、受験に向けてのプレッシャーを感じ、また本番直前に受けた模試の結果があまりよくなく、落ち込み自信をなくしたりする・・・なんてことが例年あります。そんな時、子供たちの些細な変化にも気づけるのが個別指導の担当講師です。講師は授業の中で生徒を励まします。さらに、授業の中で気づいたことを校舎長とも共有しますので、情報は校舎長から保護者にも共有されます。講師、校舎長、親御さんといった多くの大人の目が注がれる状況の中で受験勉強を進めることができることが、ひいては子供たちの大きな支えになるのです。

9.まとめ

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個別指導塾で中学受験対策をするのはとても効果的であることがお分かりになったと思います。ただし、大切なポイントはどのような指導方法や学習環境がその子にとって最適か、という点です。

ここでは、集団授業と比較してきましたが、集団の中で競い会い、切磋琢磨して力を伸ばしていく子も大勢います。親として、塾選びとはわが子の特質と可能性を見極める大切な判断だと言えるでしょう。

ぜひ、塾選びの際の参考にしていただけたら幸いです。