中央大学附属中学校・高等学校の特色と内部進学対策
中央大学附属中学校・高等学校は中学校から高校まで一貫した教育をしている学校です。
内部進学率が高いため、どのような特色があるのか、どういう教育カリキュラムなのか知っておくと対策ができます。
そこで、中央大学附属中学校・高等学校の内部進学に役立つ情報を、以下の項目に分けて詳しく解説していきます。
- 中央大学附属中学校・高等学校の特色
- 中央大学附属中学校・高等学校のカリキュラム
- 中央大学附属中学校・高等学校の内部進学対策
学習塾の利用も含めた、内部進学を成功させるために必要なポイントもまとめているため、中央大学附属中学校・高等学校の内部進学を目指している方必見の内容です。
学習時間を設けることはもちろん、学校の特色を知るのも内部進学に役立ちます。
学校の特色
学校の特色としては「基礎と教養を身につけ総合力を養う」と掲げている通り全教科主義の考え方の元にした基礎科目だけでなく、教科の枠を取り払った「教養総合」を学びます。
また、受験にとらわれずに恵まれた環境で、自分にあった進路を見つけ出し、多様化した社会で対応力を発揮するために基礎学力や幅広い教養を身につけていきます。
教養を身につけるだけでなく、行動の中で切磋琢磨することも求められています。
学校行事や部活動を通して他者と協働しながら問題解決へと導いていく力が重要です。この力は、学校生活だけでなく、大学や社会に出てからも非常に重要になります。
教育理念
特に、126字ルールは中央大学付属の独自のルールと言っていいでしょう。
「真の自由は、自己を律することによって得られる。集団の中にあっては、他者の自由と権利とを自己のそれと等しく認め、互にその義務を果たすことによって個人の存立が保たれる。個人が集団の規範に従うことは、この意味において個人の自由と権利を守ることにほかならない。」
この126字ルールが「自主・自治・自律」の真髄であり、このルールを理解することでより深い知見で物事を見る目が養われます。
教育目標
教育目標は以下の通りです。
「中央大学の学風『質実剛健』を基盤に、「明るく、強く、正しく」の校訓を掲げ、知育・徳育・体育三者の調和ある教育活動を展開して、高い知性と豊かな感性を持つ、心身ともに健康な、社会有為の人間を育成する。」
決して勉学だけでなく、社会に貢献できる人材を育成するというのが目標になっています。
また、具体的な目標として以下のように掲げられています。
・主体的・創造的な学習意欲を高め、均衡ある基礎学力の充実を図ることによって、論理的思考力と健全な批判力を養い、旺盛な知的好奇心と豊かな個性を持つ、大学の基幹学生となるべき資質を涵養する。
・自主・自治の精神を発揚し、特別活動の活性化を図ることによって、指導性・協調性・社会性を養う。
・自主・自律の精神を尊重し、規律ある生活習慣の確立を図るとともに、自由と責任を重んじる、社会の形成者としての資質を育成する。
クラス編成やカリキュラム
体験型学習
体験型学習は、限界を突き破る好奇心を育てる
中附では、事前学習で学んだことを現地を訪問して実際に自分の目で確かめ、考察するフィールドワークが豊富です。
教養総合
自主・自治・自律の精神で探究の仕方を身につける
さまざまな出来事から問題を発見し、広く、そして深く考えながら、問題を解決できる能力を身につけていきます。
理数教育/SSH
科学的思考で社会の問題を解決する力を養うSSH
中附の理科は探究力や思考力を伸ばす実験を重視しています。さまざまな予測を出し合い、実験に取り掛かります。
グローバル教育
英語と国際理解。世界で活躍する未来を準備する
より深い国際理解の基礎となる英語力の強化をはじめ、さまざまな国際交流プログラムを実施しています。
クラブ活動
運動部、文化部とも活発に活動しています。中学と高校の混合クラブもあれば、アメフト部やダンス部など、高校からのみ入部可能な部活も多々あります。また、ライフル射撃部などの珍しいクラブも視野に入れたいですね。
卒業後の進路
約9割の卒業生が系列の中央大学に進学します。
近年では、系列の中央大学へは85〜90%程度が推薦で進学しています。
国公立大学や中央大学以外の私立大学への進学は10〜15%となっています。
(2020年度):法学部が一番多く、経済、商、文、理工、総合政策、国際経営、国際情報の順になっています。
(中央大学附属中学校・高等学校HP 「数字で見る中附」参照)
他大学併願受験
中央大学への推薦資格を保持したまま、他大学を受験することができます。
私立大学については中央大学にない学部・学科のみ、国公立大学については、いずれの学部・学科も受験することができます。
他大学一般受験のみを希望する生徒に対しては、学習時間の確保を勘案し、文系においては卒業論文作成、理系においては卒業研究を含む授業の修得単位軽減を行います。
学校アクセス
JR中央線
「武蔵小金井駅」(北口)6番バス停から
京王バス「中大循環」にて約6分「中大附属高校」下車
西武新宿線
「小平駅」(南口)から銀河鉄道バス
「小平国分寺線」にて約12分「中央大学附属中学・高等学校」下車
中央大学附属中学校・高等学校の内部進学対策
中央大学附属中学校・高等学校への内部進学、他大学への進学、いずれも自分が希望している進路を勝ち取る為にも、早めの対策が必要となってきます。
直前に焦らない為にも、個別指導塾などの生徒様のペースに合わせて進めることが出来る学習環境を作っておくといいでしょう。
内部進学について
中高の一貫教育を通して中央大学の基幹学生を育成することを一義とする本校では、いわゆる受験勉強にとらわれることなく、受験という“壁”の向こう側を見据えることが可能です。
中央大学へは毎年、内部推薦によって85〜90%が進学。
約15%の生徒が国公立大学や他の私立大学に進んでいます。
高等学校入学後の1年次1学期から3年次2学期までの定期試験ならびに学力テストの総合得点から推薦成績がつくられ、推薦順位の高い生徒から希望の学部・学科を選択することができます。
また、学校推薦型選抜や総合型選抜などによって、中央大学以外の大学への進学を目指すことも可能です。
部活動や行事、課外活動などにも大いにエネルギーを注ぎ、バイタリティーや想像力、実務的能力を身につけ、自分の資質を最大限に生かすことのできる最適な進路を選択してほしいと思います。
中学校の全課程を修了見込みの生徒は、学校長の推薦により、中央大学附属高等学校への進学が認められます。ただし、著しく学習意欲が低い生徒や、基本的な生活習慣が確立できていない生徒については、附属高等学校への進学を認めない場合もあります。
内部進学状況
約9割の卒業生が系列の中央大学に進学します。
近年では、系列の中央大学へは85〜90%程度が推薦で進学しています。
国公立大学や中央大学以外の私立大学への進学は10〜15%となっています。
(2020年度):法学部が一番多く、経済、商、文、理工、総合政策、国際経営、国際情報の順になっています。
中央大学附属中学校・高等学校の内部進学ならさくらOne個別指導塾
日頃の基礎固めと言ってもなかなか一人で対策するのは難しい思います。また学習習慣をつけるには学習環境を変える必要も出てきます。
「家庭での学習方法が分からない!」や「基礎学力や授業対策をしっかり行いたい!」という方は一度個別指導塾にご相談することをおすすめいたします。
特に中央大学附属中学校・高等学校の内部進学を専門に扱っている個別指導塾は多くの内部進学情報・指導ノウハウをもっているので、日々の学習指導を通しながら基礎学力定着度試験でしっかり得点できる力を養うことが可能です。
弊社さくらOne個別指導塾では、中央大学付属内部進学コースを用意しており多くの合格者を輩出しております。5科目すべてで指導可能で、生徒様の学習進度に応じて、対策する学校の変更をいつでも行うことが出来ます。オンラインでの指導も行っており、対面授業と変わらないクオリティーの授業をご提供いたします。
内部進学に不安がある方は早い段階で是非ご相談下さい。