帝京大学中学校の特色と入学への受験対策

帝京大学中学校の情報や入試対策をお探しですか?もしそうなら、今回は学校の特徴や入試の詳細についてご紹介します。そして何より、中学入試を突破するためのモチベーションの保ち方についてお役立ていただけます。

ぜひ最後までを通して、合格への重要な第一歩を踏み出しましょう。

帝京大学中学校の特色

最初に、帝京大学中学校がどのような学校なのか紹介します。学校の特色や学べることが明確になっていると、中学受験へのモチベーションにもつながるため、さまざまな情報を集めておくことをおすすめします。

学校アクセス

  • 豊田町からスクールバスで20分
  • 平山城址公園駅からスクールバスで14分
  • 多摩センター駅からスクールバスで12分

〒192-0361 東京都八王子越野322番地

TEL 042-676-9511

帝京大学中学校の生徒数

  • 1年生:4クラスで、男子70人と女子51人の121名
  • 2年生:4クラスで、男子57人と女子67人の124名
  • 3年生:4クラスで、男子50人と女子73人の123名

帝京大学中学校の教育方針

バランスの取れたこころの教育

帝京大学中学校・高等学校は、心身ともに豊かで、自ら考え行動できる生徒の育成を目指し、着実な生活習慣の確立と自立心の強化に努めている学校です。

また、少人数制による生徒と教師の信頼関係を大切にし、生徒が充実した学校生活を送れるよう、教師が多面的な指導をしています。

恵まれた自然環境と充実した学校行事

帝京大学中学校は、緑豊かな丘に囲まれた素晴らしい環境にあります。規模は小さいですが、学習者が豊かな教育の旅を体験できるよう、さまざまな環境を提供しています。

学校行事では、林間学校、文化理解の場となる外国語学習システム、毎年テーマを決めて開催される出会いフェスティバル、新しいつながりや連帯感を生み出すクラブ活動が豊富。

学校学習の確立と将来へのビジョン

週6日、学習の基礎と実りある学習習慣を身につけることを中心に授業があります。各コースとも定員は30名で、講師は生徒が悩みを打ち明け、答えを見つけられるよう、親身になって指導してくれるでしょう。

また、進路の案内や実社会で必要とされる講義が開かれるため、将来性や期待されることが明確です。全体として、帝京大学中学校は、勉強や仕事の目標に到達するための表彰と動機付けすることで、積極的な考え方を奨励しています。

学年別のカリキュラム

中学1年生と中学2年時は基礎学力育成期として、学習習慣の確立と、知的好奇心を育むことを目的にする教育が行われます。3年次は、思考力育成期で、主体的に学ぶことが目的の期間です。

1年次のカリキュラム

進路指導

“コミュニケーション能力”を育む

  • グループエンカウンタープログラム
  • 共感・協力・共生の心の涵養
  • 宿泊研修・林間学校

キャリア教育

教養講座

  • 共生の視点(特別授業・体験講座)
  • 自然の視点(竹の子掘り・南極講話)

世界を知る 世界を見る

邂逅祭【文化祭】企画

グループ学習~展示企画→ 世界を調べる

2年次のカリキュラム

進路指導

“未来を見る眼”を育む

  • 職場訪問/ 職業新聞作成
  • 経済同友会講演=社会の“今”を知る
  • 10年後の自分を考える
キャリア教育

教養講座

大学教授による特別授業➀

→ 大学での学問に触れる

世界を知る 世界を見る

ブリティッシュヒルズ語学研修

実用英語に触れる

3年次のカリキュラム

進路指導
  • 自ら学ぶ姿勢を確立する

            卒業論文作成

  • 高校レベルの学びに触れる

            先取り授業

キャリア教育

教養講座

大学教授による特別授業②

→研究と勉強の違いを学ぶ

世界を知る 世界を見る
  • 沖縄修学旅行

            平和を学ぶ・世界と日本を学ぶ

  • English Camp

           希望製国内研修・・・2018年度より実施

           実用英語を深める

学習指導の特色

学年担当教員7~8名で4クラス編成

膨大な数の講師が学生一人ひとりを見守り、サポートするネットワークを構築しています。生徒がすぐに相談し、指導を受けられる雰囲気を作っています。授業中だけでなく、休み時間や放課後にも社員ラウンジや廊下で、生徒が頻繁に質問を投げかけているのも珍しくありません。

勉強が苦手な生徒に手厚い指導

中学1年生の2学期から、生徒の能力差が出やすい英語と数学の習熟度別にグループ分けします。教科担当教師が生徒と1対1で向き合い、弱点を洗い出し、自信を持って高校生活に臨めるよう、スキルを身につけるサポート体制が強みとなるでしょう。

また、生徒の希望や教師の判断により、生徒一人ひとりに合わせた個別授業も特徴の一つです。生徒をレベル別に区分けすることで、全員が安心して勉強に取り組めるよう、充実したトレーニングを提供できるようになっています。

生徒と担任の二人三脚で大学受験に備える

中学入学当初は、生徒が希望する進路に進めるよう支援することを目的とし、そのための指導をしています。生徒の95%は大学進学を希望しており、複雑な受験に関する相談や見識を提供し、勉強の進め方の基本的な指導を行うのが特徴。

生徒と担任は、生徒が希望する大学へ進学するまで、調和と協力に努めます。

添削指導でコミュニケーションを強化する

すべての生徒がしっかりとした学問的基礎を身につけられるよう、添削と指導を中心に行っています。生徒の自主学習内容を精査し、知識を深めるためのインプットをするとともに、生徒一人ひとりの弱点を指摘してくれるので、今後の学習に効果的です。

テーマによってさまざまな指摘を組み合わせたり、修正した作品をもとに面接指導をしたりなど、学生とのコミュニケーション強化が魅力。エントリー状況や教育状況を把握しながら、生徒が意欲を持ち続けているかどうかのチェックもあります。

また、宿題として提出を求めたり、授業中に添削指導を行うこともあります。さらに、生徒から要望があれば、いつでも相談に乗れるようなサポートを受けられるのもポイント。中学生になり、受験指導が本格化すると、添削指導の規範がより顕著になります。

受験する大学の過去問だけでなく、入試に向けた準備のために不可欠と思われる課題を割り振り、個別指導を提供します。

制服

男子生徒の制服は詰襟にスラックス、女子生徒の制服はセーラー服に赤がアクセントとなるスカーフ。グレーの冬服のセーターは男女とも合わせやすくなっています。

帝京大学中学校の入試試験

※各教科の配点は算数と国語が100点、社会と理科が50点となっています。

帝京大学中学校の入試試験対策

帝京大学中学校の入試に向けて、それぞれの出題傾向と意識する学習ポイントについて、それぞれ解説していきます。

算数の入試傾向と対策

帝京大学中学校の算数は、試験時間50分で、数値計算4問、簡単な問6〜10問、実施問題3問の計13〜17問が出題されます。

過去の試験と同様に、試験開始時の計算問題や小問の設定は年によって安定しており、試験全体に均等に出題されています。したがって、基礎的な計算能力の土台を幅広く構築できるかが合格のカギとなるでしょう。

実施される問題に関しては、毎年、典型的なビジュアル問題がいくつか出題されます。例えば、図形問題では「平面図形の角度・長さ・場を検出する問題」があり、代替分野では「出現量」「速さ」などの問題です。

序盤の比較的簡単な問題でしっかり得点するようにしましょう。弱点を残さないように総合的な基礎を固めた上で、試験問題集や過去問で応用力を磨くのが大切です。

国語の入試傾向と対策

帝京大学中学校の試験時間は50分で、読解問題2題と知識問題1題の計3題で構成されています。これまでの試験で、読解問題のうち2問は、作文や物語、論説文などです。

理解すること自体は簡単ですが、状況や意見を把握する必要があるものが多く、読解の基礎知識が必要であることがわかります。

特に、物語文では、登場人物の気分の旅路を整理する能力がなければなりません。知識問題では、俳句や漢字の書き取り、画数などが出題されますが、練習問題や過去問で基本的な知識を身につけておくことも求められます。

良い点数を取るためには、知識問題によく挑戦することが必要です。

社会の入試傾向と対策

帝京大学中学校の社会は、試験時間が30分と短く、大問6問まで、50点満点で出題される場合あります。一般的には、地理・歴史・政治の3つの分野から出題され、地理からは環境問題や時事問題、歴史からは年代やテーマを絞った問題、政治からは時事問題です。

選択問題や論述問題の形で出題され、複雑な内容が設定されるケースもあります。そのため、日頃から勉強して知識を蓄えておくことが理想的。

ニュースなどにも目を向け、最新の情報を入手できるようにしておくことも有効です。また、時間管理も重要で、過去問を解くことでスピードと正確さを身につけられます。

理科の入試傾向と対策

帝京大学中学校の理科は、3つの大問で構成され、50点満点で時間はわずか30分です。「生物・環境」「物質・エネルギー」「地球・宇宙」の3部門から毎年出題されています。

基礎から応用まで幅広く出題されるため、科学的な知識と推理力を身につける必要があります。また、選択式、計算式、記述式、作図式と多様な出題形式があり、実験や調査の結果を反映した的確な解答が重要になるでしょう。

帝京大学中学校の特色と入学への受験対策

今回は帝京大学中学の特色や、入学するのに必要な受験対策などについてまとめました。一人ひとりに合わせた指導をしてくれる帝京大学中学に入学できれば、中高一貫の教育と指導で、大学進学まで手厚くサポートしてもらえます。

しかし、入学するためには基礎的な学力だけでなく、複雑な内容や高度な読解力が求められるケースもあるため、過去問や練習問題で慣れておかなければなりません。特に外部または普通校からの進学を目指す場合は、学校の勉強だけで合格は困難です。

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参考サイト

帝京大学中学校公式: https://www.teikyo-u.ed.jp/