日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試を知りたい!基準内申や出願資格などを詳細解説
大学入試の難化に伴い、近年は大学付属高校の人気が高くなってきています。日本全国に付属校を展開する日本大学も人気を博している状態です。最初から付属校の推薦入試一本で受験をする中学生も多くなってきました。推薦入試を受けるためには、基準内申の取得が必須です。
今回は数ある日大の系列高校の中から、日本大学鶴ヶ丘高等学校をピックアップして推薦入試の概要を解説していきます。日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試を狙っている方はぜひ最後まで読んでみてください。
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試概要
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試は、「推薦Ⅰ」と「推薦Ⅱ」に分かれています。下記、推薦Ⅰ・Ⅱの詳細になります。
<推薦Ⅰ>
募集人員:総進コース 165名 特進コース 20名
選抜方法:面接
<推薦Ⅱ>
募集人員:総進コース 若干名
選抜方法:面接・適正検査
推薦Ⅰ・Ⅱともに「単願推薦」扱いです。推薦Ⅰに関しては、過去5年間で受験者全員が合格しています。このため、推薦Ⅰを受験できればほぼ確実に日本大学鶴ヶ丘高等学校に合格できると考えてよいでしょう。
推薦Ⅱの適正検査では、国語・数学・英語の3教科の学力試験が実施されます。試験時間は3科目合計で60分、形式はマークシート方式です。
推薦Ⅱで不合格になった場合、一般入試で再受験することで優遇措置を受けることが可能です。一般入試の検定料・調査書が不要となります。また令和3年度の試験では再受験者が全員合格しており、推薦入試未受験で一般入試を受けるよりも合格しやすくなっています。
推薦入試の基準を満たしている場合は、積極的にチャレンジした方がよいといえるでしょう。
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試の出願資格
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試に出願するためには、下記の資格を満たす必要があります。
- 日本大学鶴ヶ丘高等学校を第一志望で入学を希望する者
- 人物について中学校長が責任をもって推薦できる者
- 中学校3年間の欠席日数の合計が20日以内(遅刻・早退もそれぞれ20回以内)の者
また出願基準となる内申は下記の通りです。
(3年次の5段階評価の合計になります。)
<推薦Ⅰ>
総進コース:5教科「21」以上かつ9教科「35」以上
特進コース:3教科「14」以上かつ5教科「23」以上
<推薦Ⅱ>
5教科「20」以上かつ9教科「34」以上
推薦Ⅰ・Ⅱともに、3年次の9教科に「2」以下の評定がないことが条件です。また推薦入試では内申の基準緩和措置が設けられています。下記、基準緩和措置の一覧です。
- 体育優良生徒(都内中学校のみ)
- 英検準2級以上取得者(CBT、S-CBTも可能)
- 漢検準2級以上取得者(CBTも可能)
- 数検準2級以上取得者
- 中体連主催の都道府県大会に出場した者
- 生徒会役員経験のある者(生徒会執行部)
- 3年間皆勤(欠席、遅刻、早退なし)の者
上記の基準のうち、いずれか1つに該当する場合は内申基準のいずれか1つの「-1」にできます。また総進コースを受験する場合で、上記基準に2つ以上該当する場合は、5教科で「-2」、または9教科で「-2」、または5教科と9教科でそれぞれ「-1」にすることが可能です。
英検、漢検などの学力的な証明はもちろんのこと、体育・スポーツ関連の緩和措置が設けらている点、日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試の特徴になります。
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試日程
令和3年度における日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試の日程は下記の通りです。
<Web出願期間>
志願者情報登録期間:12月20日(月)0:00~1月16日(日)23:59
出願書類印刷期間:1月15日(土)0:00~1月16日(日)23:59
出願書類提出締め切り日:1月18日(火) ※簡易書留による郵送必着
試験日:1月22日(土)
合格発表日:1月23日(日)
入学手続き締め切り日:1月24日
また日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試を受験する場合は、通っている中学校の先生に推薦入試受験の意志を伝える必要があります。その後、中学校側で日本大学鶴ヶ丘高等学校の所定の推薦受験希望者名簿を作成して、提出しなければなりません。
個人でいきなり推薦入試の出願を行うことができないので、忘れずに学校の先生に受験の意志を伝えておきましょう。
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試を受けるには「内申」取得が第一
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試を受験するためには、上述した通り基準内申をクリアしなければなりません。「推薦Ⅰ」で総進コースを受験したい場合は、「5教科で21、9教科で35以上」の内申取得が必要になります。
5教科に関しては「オール4+5が1つ以上」の成績が必要になるイメージです。オール4以上を取得するためには、定期テストで平均80~90点以上を取得しておく必要があります。5教科まんべんなく学習しておかないと、平均80点以上を継続的に取得するのは難しいです。
また推薦Ⅰの特進コースの場合は、「3教科で14、5教科で23以上」の内申が必要になります。この基準だと、ほぼすべて5の内申を取得しないと条件を満たせないです。高校入学後に外部の難関大学へ進学したい場合は、特進コースを選択した方が無難です。
ただし推薦で日本大学鶴ヶ丘高等学校の特進コースを受験する場合は、相応の内申が必要になると考えてください。
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試基準をクリアするために「個別指導塾」を利用する
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試の内申基準をクリアするためには、日々の学習はもちろんのこと、綿密な定期テスト対策が必要です。
これまで自学自習で定期テストで成果出せていた中学2年生でも、中学3年生になると途端に定期テストで点数を落としてしまうケースも少なくありません。これは中学3年生で扱われる単元が中学2年生の単元よりも難しくなるためです。また学校によっては中学3年生の定期テストの難易度を高くするところもあります。
着実に定期テストで結果を出すためには「個別指導塾」の利用がおすすめです。個別指導塾では生徒の理解度や目標点数に合わせて、指導カリキュラムを組んでくれます。生徒が理解できまで徹底して指導してくれるので、分からないまま次の単元に進むということもありません。
また個別指導塾では中学校ごとに定期テストの過去問を集めています。定期テストの傾向に関して、担当の教師ごとに把握しているところも少なくありません。
定期テストの傾向、特に1学期の中間テストの傾向に関しては中学3年生になってから最初のテストということもあり、生徒自身が自力で傾向を把握するには限界があります。
個別指導塾を活用して定期テスト対策を進めれば、試験傾向を把握した上で効率よくテスト対策を進めることが可能です。塾に通っていない、または集団塾に通っている生徒に大きく差をつけることもできでしょう。
まとめ
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試は、すべて「単願推薦」となっています。「推薦Ⅰ」に関しては、過去5年間の受験者が全員合格しているため、確実に日本大学鶴ヶ丘高等学校に入学したい場合は推薦Ⅰを狙った方が良いでしょう。
また仮に推薦Ⅱで受験して合格できなかったとしても、一般入試で再受験する際に優遇措置を受けられます。令和3年に一般入試で再受験した中学生全員が合格しているので、日本大学鶴ヶ丘高等学校に入学するために推薦入試を受験するのは有意義であると考えてよいです。
日本大学鶴ヶ丘高等学校の推薦入試を受験するためには、基準内申の条件を満たす必要があります。推薦Ⅰの総進コースでもオール4水準の内申が必要です。オール4以上の内申を取るためには、定期テストで平均80~90点以上は必要になってきます。このため、綿密な定期テスト対策が必須です。
内申獲得のためにも、ぜひ「個別指導塾」を活用してみてください。個別指導塾では生徒の理解度や目標点数に合わせて指導をしてくれます。集団塾のように、授業に付いていけなくなる心配もありません。
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