付属校から医学部への内部進学する条件と対策         

医学部進学は非常に難易度が上がっており現役合格を掴むのは難しくなってきています。事実、現役志向である昨今も医学部受験に関しては1、2浪するのは当たり前になっており、全国には医学部浪人生の為の医学部専門予備校が数多く存在しています。

一般入試では医学部予備校で徹底的に対策してきた浪人生や再受験生とも競うことになるため、倍率、難易度ともに上がることは必然です。

現役で医学部進学を目指すのであれば、内部進学で医学部を狙う選択肢も視野に入れましょう。

ここでは、神奈川・東京にある医学部へ進学できる附属校ついてご紹介いたします。

内部進学を控えている方、附属中学や高校へ入学を検討している方はご参考にされてください。

医学部内部進学の条件は?

大学によって基準は異なりますが、多くが

  • 一定基準以上の成績
  • 欠席・遅刻の日数
  • 部活やボランティア活動など

を基準に選考を行います。これに加え系列校内で行う学力テストで評価する場合もあるようです。

慶応大学医学部へ内部進学するためには

慶応大学医学部への2022年度内部進学は以下のとおりです。

慶応義塾高等学校

22名

慶応義塾志木高等学校

7名

慶応義塾女子高等学校

5名

慶応義塾藤沢高等学校

7名

上以外にも慶応義塾ニューヨーク学院から毎年1~2名の内部進学者が出ています。

内部進学するには1年時から上位の成績を保つ必要があり、コツコツ型ではない学生にとっては厳しく、わざわざ外部受験で慶応医学部に進学する学生もいるようです。

慶応大学の附属校は特にレベル・志の高い学生が集まっており、外部受験と同様、もしくはそれ以上の難易度といえるので、内部進学の方が入りやすいとは言い難いでしょう。

ただ、慶応附属から慶応大学医学部へ内部進学するための対策を続けることで確実な学力がつき、外部受験で十分戦える実力が身につきます

ここからは東京・神奈川に校舎をもつ慶応大学付属校についてご紹介します。

慶応義塾高校から慶応大学医学部への内部進学条件は?

慶応義塾高校は各教科20段階評価となっており、最終的にこれを10段階評価にして内部進学の資料にしています。

5.5以下程度では留年の可能性もあり慶応義塾保護者のブログによると実際毎年20人ほど、多いときでは40人の留年者が出ているようです。ほぼ全員が慶応大学に進学するので、部活や学校行事が盛んで自由な校風が魅力ですが自己管理が出来ない学生にとっては厳しい環境といえそうです。

医学部進学のためには10段階に換算後の一年時からの副教科も含めた全科目の評定平均が8.5~9.0以上必要。全体の成績のうち、1年生の内申点が3割、2年生の内申点が3割、3年生の内申点が4割で影響するので3年間しっかり学校の成績を取ることが必要です。

医学部志望に限り、他大学との併願を許可していますが慶応の他学部との推薦を受ける資格を失います。

慶応義塾女子高校から慶応大学医学部への内部進学条件は?

慶応義塾女子高校は3年間の定期テスト及び実力テストが成績に影響します。

医学部進学を目指す場合、国語、英語、数学に加え、生物、物理、化学の6教科を受験しなければならず、理科3教科がすべてできることが必要不可欠です。

他附属校と同様に内部進学に必要な明確な成績基準はなく、成績順に希望の学部へ進学するスタイルですが例年評定平均は8.5から9以上は必要です。

慶応義塾藤沢高校から慶応大学医学部への内部進学条件は?

1年の成績が1割、2年の成績が2割、3年の成績が3割、実力テストが3割、その他部活動などが1割影響するようです。他附属校と同様に内部進学に必要な明確な成績基準はなく、成績順に希望の学部へ進学するスタイルです。ただ、医学部内部進学者の平均が9.5を超すことも珍しくありません。

慶応大学医学部へ内部進学するための対策法

どの附属校も高校1年からの成績が大きく関わるため、早い段階での対策が必要です。定期テスト以外にも実力テストの成績も評価対象にはいり、湘南藤沢高校の場合はTOEFLも必要なのでその点も注意しなければなりません。

英語が苦手な場合は英会話などに強い個別指導塾で早い段階から対策することがおすすめです。

すべての教科において、講師の授業をしっかり聞きその日のうちに理解し消化不良にならないように勉強を進めていきましょう。

基本的に慶応の附属校は自由な校風、部活動や学校行事が盛んという特徴があります。

己管理能力が低い学生は個別指導や家庭教師などを利用し、学校の授業内容をその日、その週のうちに習得する勉強癖をつけた方が良いといえるでしょう。

慶応大学への内部進学コースを設置している塾では卒業生の情報から定期試験での出題傾向を把握していることも多く、効率の良い定期テスト対策ができるのでおすすめです。

東海大学医学部へ内部進学するためには

東海大学医学部への内部進学実績は以下のとおりです。

東海大学医学部へは東京・神奈川の付属校から多くの合格者が出ています。偏差値や競争率の点から考えると大学受験で東海大医学部を目指すより中学や高校から入学する方が偏値的・倍率的に比較的有利といえます。

東海大学付属相模高等学校

23名(2020年度)

東海大学付属高輪台高等学校

9名(2021年度)

東海大学菅生高等学校(提携校)

4名(2022年度)

東海大学付属及び提携高校から東海大学医学部への内部進学条件は?

東海大学付属及び提携高校からの内部進学には「特別学力・内部推薦」「特別技能推薦」「特別奨励推薦」の3種類があります。

「特別学力・内部推薦」は3年間の成績などを総合判断して学校長が推薦する生徒対象、「特別技能推薦」は部活動で優秀な成績をおさめた生徒対象、「特別奨励推薦」は学園試験・学園オリンピック文化部門で優秀な成績をおさめた生徒対象です。

学園試験とは東海大学の付属校や提携校では全学年4月にある学園基礎学力定着度試験と、3年時の11月にある学園高大連携総合試験のことを指し、このうち2・3年時の成績が特別奨励推薦の対象になっています。

また、学園オリンピックとは東海大学付属学校と東海大学の教職員が付属生の才能を引き出すために設置されたものでスポーツ部門と文化部門があり、特別奨励推薦の対象になる文化部門には国語部門・理科部門・芸術(造形)部門・芸術(音楽)部門・ディベート部門・数学部門・英語部門・知的財産部門があります。

各推薦において明確な出願条件はHPなどに記載はされていませんが、成績上位者から希望する学部への推薦が決定するため医学部や航空学など人気の高い大学は学内でも常に上位の成績を保つ必要があるといえるでしょう。

東海大学医学部へ内部進学するための対策法

東海大学付属・提携校から東海大学医学部へ進学するには、定期テストの成績をつねにトップクラスで保つことに加え、2年時以降の学園試験に対応できる学力をつけましょう。

学園試験はマークシート形式の実力試験で基礎的な知識を問う問題がほとんどです。基礎的な知識の穴をなくす学習法が高得点につながるといえます。

2年時の4月に行われるテストで高得点を取るためにも1年時から家庭教師や個別指導などを利用し学校の進度に基づいた勉強を行うことをおすすめします。

特に内部進学に精通した塾を利用することで、効率良く傾向を掴み対策を行えます。

日本大学医学部に内部進学するためには

日本大学医学部への内部進学実績は以下のとおりです。

日本大学は付属校からの医学部合格者が少なく、年度によって異なりますが各高校0~2名進学しています。

日本大学高等学校

0名(2022年度)

日本大学櫻丘高等学校

0名(2022年度)

日本大学鶴が丘高等学校

0名(2022年度)

日本大学藤沢高等学校

0名(2022年度)

日本大学豊山高等学校

1名(2022年度)

日本大学第一高等学校

0名(2021年度)

日本大学第二高等学校

1名(2021年度)

目黒日本大学高等学校

0名(2022年度)

日本大学医学部に内部進学条件は?

日大の内部進学「基礎学力選抜」「付属特別選抜」「国公立併願方式があります。

基礎学力選抜は高1~高3の4月と高3の9月に行われる基礎学力テストのうち高1のテストを除いた計3回のテスト結果を用いる方式です。

基礎学力選抜での医学部枠は10名となっており、狭き門となっています。

付属特別選抜は3年の9月以降に各付属校に対して人数枠や評定平均の基準が提示され、高校3年間の成績が基準以上であれば出願が可能になる選抜方法です。

国公立併願方式は日本大学の推薦を有したまま国公立大学にチャレンジできる方式です。非常に枠が少なく限られた学部のみで採用されています。

2023年現在、残念ながら医学部への内部進学は「基礎学力選抜」のみしか枠が用意されていません。

日本大学医学部へ内部進学するための対策法

日本大学医学部への内部進学では「基礎学力選抜」の枠しか用意されていません。。

「基礎学力選抜」では計3回の基礎学力テスト到達度の標準化得点で順位が決定します。英・国・数の3教科は高2の試験では20%、高3生の4月試験では20%、高3生9月では60%を占めます。高3の9月のみ受験の理社などの選択教科は9月のテストが100%の配分になります。

マーク式の問題で、基本的な知識を問うものが多いのが特徴。医学部・獣医学部は高得点の争いが予想され一部口コミよると、医学部への内部進学が決定した人の標準化点は291~262点、順位にすると1位から163位とのことです。また、内申や所属する付属校のランクによっても必要な標準化点が違うようなので、注意が必要です。

高3の9月テストの占める割合が多いので、多くの学部はそのテストで逆転は可能ですが、医学部の場合は高2の段階からトップの点数をとる必要があります。日大の基礎学力到達度テストは基本的に学校の授業をしっかりきき、教師のアドバイス通りに勉強すれば高得点はとれるようになっていますが、確実に医学部に進学する点数を取るには徹底的に過去問対策することが有効です。

過去問も販売されており傾向を分析した上で指導を行っている個別指導塾も多くみられるので、これを利用しながら効率良く勉強することをおすすめします。

付属校から医学部への内部進学する条件と対策 

医学部へ内部進学するに学校で実施される実力テストや定期テストで常に上位の成績をおさめることが重要。

ある程度学校での指導はありますが、ほぼすべての学生が内部進学させる付属校の場合は自由度が高く自己管理をしっかりして自分で計画的に対策することが必要です。

定期テストや内部進学のためのテストで高得点をとるには過去問から傾向を掴んでの対策が効果的なので、内部進学に精通している個別指導塾や家庭教師のもとで指導を受けることが効率的といえます。

弊社さくらOne個別指導塾は付属生専用のコースを設置し、数多くの付属生に対して定期テストや内部進学のための指導をしています。

外部の医学部受験に切り替える場合も、医学部受験コースで対応いたしますので、内部進学や外部の医学部受験に不安があるかたは是非一度ご相談ください。

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