暁星中学校の特色と定期テスト・内部進学対策

九段下駅からほど近い好立地にある「暁星中学校」。カトリック男子校として「他者への奉仕」を基本理念としながら、人格の完成と学力の向上に力を入れています。
世の中に貢献できる人を育てるべく、生徒の自主性を重んじ、決して何かを押し付けることはありません。様々な個性を持つ生徒が集まり、認め合いながら共存しており、社会に出ても、自然と他者との違いを認められる土壌が形成されます。部活動も盛んで学業との両立をはかりながら取り組む生徒が多いです。

内部進学を成功させるためにも、暁星中学校がどのような学校なのか理解した上で、計画的に対策を取っていくことが大切です。今回は暁星中学校の概要と特色を紹介するとともに、内部進学についての情報と対策方法を紹介しています。

暁星中学校の概要と特色

内部進学を成功させるためにも、暁星中学校にどのような特色があり、どのような教育が行われるのか把握しておくことが大切です。どういった学校なのかわかっていれば授業やテストに対応できるようになるため、内部進学ができる成績の維持につながります。

アクセス

東京都千代田区富士見1-2-5

九段下駅利用
東西線-出口1・7番利用
半蔵門線-出口1番利用
新宿線-出口1番利用

飯田橋駅利用
JR中央・総武線-西口利用
有楽町線-出口B2a利用
南北線-出口B2a利用
大江戸線-出口B2a利用

教育理念

本校の教育理念は、キリスト教の愛の理念そのものです。それはキリストが自分の生命さえも投げうって、人類の救いを果たされたことに由来するものです。

本校に学ぶ者が、学校生活を通じて、他者との関わりを学び、社会の核となって、多くの人々の幸福のために指導的役割を果たすことができるよう、育成することを教育活動の基本としています。

学習指導

どの教科も中学から高校まで一貫したカリキュラムで、授業を行っています。中学では基礎学力の充実を目指し、教科によっては習熟度に合わせた授業編成を実施し、効果的な学習に配慮しています。 中には、高校で行う課程の一部を中学で習得している教科もあります。

国語

理系3教科選択の高校3年生であっても多い時には週3時間の授業を行うなど、国語教育には学校全体が力を入れています。 その理由は理系であっても受験科目に小論文が含まれている大学が多いこともありますが、国語教育を通して考えをまとめ、伝える能力を身につけるという目標があるためです。

授業でも教員からの説明を出来るだけ少なくし、生徒が自分で考えた言葉で発言する機会を増やしているのが本校の特徴です。このような取り組みにより、作文や発言の内容を見ると、生徒が6年間で大きく成長していることがわかります。

数学

中高一貫校の利点を生かし、中学校でも高校の数学を学べる、独自のカリキュラムを作っています。 これにより、数学の深い部分まで学んでいけるのが特徴です。

このように身につけた数学の知識は、与えられた条件から答えを導き出す「問題解決能力」となります。また積み重ねが大切な数学は、苦手意識を持つとついていくのが難しい教科。 そのため個別指導などのフォローを丁寧に行っています。こうした取り組みが、多くの生徒が理系志望になる理由の一つです。

社会

中学校では探究心・好奇心を養成し、高校では思考力・理解力の向上に尽力することで、市民として生きる力を育てる。これが社会科の目標です。 そのために中学では新聞などから情報収集し、それを授業冒頭に発表するといった取り組みを行っています。

また歴史の教員が遺物を授業に取り入れるなど、実際に自分の目で見て自分の手で触れることで、想像力を育むといった取り組みも実施。 こうした受験勉強だけに偏らない授業内容が生徒一人ひとりの視点を養い、結果として受験での好成績に繋がっています。

理科

中高の6年間で物事を深掘りし、科学的に判断する力を養うことを目標としています。 中学では基礎的な実験に何度も取り組むことで、理科という教科の面白さに触れてもらい、さらには実験器具の名称を覚えて、使用方法なども身につけていきます。

また暁星では理系志望の生徒が多いのですが、教科書の範囲のみならず、大学レベルの内容を授業で扱うことも少なくありません。 これにより理科への興味を持ちやすくなり、大学教育にも結びつきやすくなっています。

語学教育

本校は、語学教育を重視しており、英語とフランス語の2ヵ国語を修得できるように励んでいます。多方面で活躍している卒業生の多くは、この語学教育の恩恵にあやかってきた人たちです。外国人教師に恵まれ、生きた本場の言語を学べます。

英語

英語の授業は中学2年で1学年4クラスをさらに6分割し、少人数制で授業を実施しています。
さらに中学3年以降はクラスをレベル別に分け、習熟度に合わせた丁寧な指導を行っていきます。
受験のための英語教育だけで終わらず、国際協力、国際理解に生かせる指導が目標。
英語をマスターすることで、活躍できる場所の範囲を広げてもらいたいと考えています。

フランス語

フランス語はアフリカ圏を中心に、フランス以外でも使用されることの多い言語です。
英語とも近いことから、双方を同時に学ぶことは非常に効率的であるといわれています。
長文を読むことが多いので、フランスはもちろんのこと、欧米の文化についても深く理解できるようになる点が、フランス語の授業の特長です。

進路 

進学先と比率に関しての明確な情報はありませんが、中学校と高等学校の一貫校となっている暁星中学校の生徒は内部進学するのが一般的です。必ずしも内部進学する必要はありません。しかし暁星高等学校進学に適した教育を受けられるため内部進学を念頭に置いた進学先を検討しましょう。

暁星中学校の内部進学

続いて、暁星中学校の内部進学情報を紹介します。中等部に在籍していたとしても、高等学校へ自動で進学できるわけではないため、暁星中学校で中高の一貫教育を希望する方はご注意ください。

内部進学の条件

暁星中学校から暁星高等学校へ内部進学するためには、以下の条件があります。

  • 高等学校への進学を希望していること
  • 中学校の成績が高等学校に十分であること

暁星中学校から高等学校へ内部進学するためには、内部進学を希望していることはもちろん、成績が進学レベルに達していなければなりません。

暁星中学では中2の2学期以降頃から、定期テストの結果が進級できるかどうかの対象に入ってきます。夏休み明けに実施される実力テストも進級にかかわるので夏休み中もしっかりと学習しておくことが必要です。

進級、内部進学をするなら定期テストで確実に点数を取る必要があります。

内部進学の難易度

内部進学に関する明確な難易度はありませんが、玉川学園高等部の偏差値は60程度です。さらに、定期テストの結果なども関わるため、内部進学を希望する個人によって難易度は異なります。

したがって日々の授業についていけるようにするだけでなく、定期テストで優秀な結果を残したり、学校生活や授業に積極的に取り組んだりしなければなりません。

暁星中学校の内部進学対策

最後に、暁星中学校から高等学校への内部進学を成功させるために有効な対策方法を紹介します。どれも早く始めることで内部進学するための実力をより養えるようになるため、早め早めの対策を取っていきましょう。

定期テストの点数アップ

暁星中学校の内部進学を成功させるために必要な成績を取るためにも、定期テストの点数アップは不可欠です。定期テストで点数をアップさせるためには、全科目をバランスよく学習する必要があるため、授業で使われる教材に沿った予習・復習が重要です。

授業をしっかりと聞いて内容を理解できるようになれば、定期テストでの点数アップや授業参加の意欲を高めることにつながります。

個別指導塾を活用する

対策を取る以前に暁星中学校の授業についていけるか不安な場合や、結果が出ずに悩んでいる際は個別指導塾の活用がおすすめです。学校での指導だけでは授業を理解できなかったり、効果的な学習方法が見つからなかったりすることも少なくありません。

したがって、お子様ごとの理解度や状況に合わせた指導を行う個別指導塾を活用すれば、それぞれにあった学習方法で成績アップを目指せるようになります。個別指導塾を活用する際は、暁星中学校の授業に合わせた指導に対応しているかどうかにもご留意ください。

暁星中学校の内部進学には定期テストや入試の対策が必須

暁星中学校から高等学校へ内部進学するためには、定期テストや入試も見据えた日々の対策が必要です。また、内申も含めた内部進学に十分な成績を納めなければなりません。 したがって、学校の特色をいち早くつかみ授業に合わせた予習・復習、入試の過去問や問題集を活用した学習で基礎力を高めることが重要です。

弊社、さくらOne個別指導塾では、暁星中学校の内部進学に向けた対策コースを用意しており、社会人プロ講師が完全マンツーマンで個々の実力に合わせた学習指導を行っています。また、授業についていくための補習サポートにも対応しておりますので、暁星中学校の学習についてお困りの際は、無料体験授業も行っているさくらOne個別指導塾にお気軽にお問い合わせください。

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参考サイト 

https://www.gyosei-h.ed.jp/