学習院初等科の特色と内部進学対策

創設以来、多くの皇族や著名人が学んだことで知られる、学習院初等科

2017年に創立140周年を迎えた、歴史ある学校で、伝統に裏打ちされた質の高い教育と、系列校である学習院中・高等科、学習院女子中・高等科へ進学できることなどの理由から人気のある私立小学校です。

慶應幼稚舎、青山学院初等部と並び、私立小学校御三家と言われることもあります。

この記事では、学習院初等科がどのような特色を持った学校なのかや、気になる内部進学に関する情報と、内部進学対策についてご紹介します。

学習院初等科の概要と特色

学習院は、幼稚園から大学まで系列校があり、一貫教育を行っています。中学校以降が男女別学に分かれて学校が設置されているのに対して、初等科は男女共学です。校舎は、学習院大学のある目白キャンパスから少し離れた四谷キャンパスにあります。

所在地・アクセス

〒160-0011 東京都新宿区若葉1-23-1

最寄り駅からのアクセス

・JR中央線・総武線 四ツ谷駅から徒歩約8分

・東京メトロ丸の内線・南北線 四ツ谷駅から徒歩約8分

教育理念

学習院では、

幼児の保育から大学教育に至る一貫した教養を与え、高潔な人格、確乎とした識見並びに近代人にふさわしい健全で豊かな思想感情を培い、これによって人類と祖国に奉仕する人材を育成する

引用元:教育目標・一貫教育の理念|学校法人 学習院

ことを目的とし、教育を行っています。

初等科の教育目標

学習院の教育理念を受け、初等科では「真実を見分け、自分の考えを持つ子ども」を教育目標とし、教育活動全体を通して目標の達成を目指します。

児童数

令和5年5月1日現在の生徒数は786名です。

1学年のクラス数は4クラス、クラスの定員は34名です。つまり、1学年の定員は136名。

幼稚園からの内部進学者もいるため、初等科の募集人数は男女それぞれ40名の合計80名が募集人数です。

学習院初等科の特色

学習院初等科では、学習院の歴史と伝統に裏打ちされた様々な特色ある教育が実施されています。

学びが十分に身を結ぶよう、実施時期や学年を考慮したカリキュラムが組まれ、普段の授業以外でも「本物に触れ本質を見抜く力を育てる」ために、鑑賞会、見学や校外教育などの機会を多く取り入れています。

また、日常生活のなかで、挨拶や言葉遣いといった基本的なルール・マナーの養成に力を入れるなど、学校生活全体を通じて幅広い学習活動が行われています。

1、専科教員制の導入

知情意体の調和のとれた教育を行うために、全学年で理科・音楽・図工・家庭・体育・英語は専科教員が担当し、高学年では、国語・社会・算数も専科的に指導する、完全専科制を導入しています。

専門性を持ち合わせた教員が授業を行うことで、より確かな学力を身に着けられます。

2、総合的な学習の時間「さくら」

「さくら」は総合的な学習の時間の一環として週に1時間行われる、学習院初等科独自の授業です。

「さくら」では日本の伝統文化や季節に触れることで感性を磨き、各教科の学習を発展的にサポートすることを目標に、複数の教科の学習内容を組み合わせたり、他クラス・他学年と交流するなどしながら、様々な見方や考え方に触れていきます。

例えば、茶道の家元の指導のもと、お点前を頂く体験をしたり、能・狂⾔、雅楽、琴・三味線・尺⼋などを鑑賞したり、礼法の総師範から挨拶や食事の仕方、日本人の心遣いなどについて学んだりなど、ここでも「本物に触れる」ことを重視しています。

3、沼津游泳教育

学習院が静岡県沼津市に所有している明治時代に建てられた校外施設を利用し、毎夏4泊5日の日程で、初等科の児童、男女両中等科の生徒が、最長3000メートルまでの遠泳に挑みます。大正2年に始まった学習院の歴史ある行事で、大学生や卒業生などが児童・生徒のサポートにあたります。

4、英語教育

3年生以上に英語科を教科として設置し、コミュニケーション能力の向上と国際社会の形成者としての自覚を育てています。

2020年から新しい学習指導要領が小学校で全面実施になり、小学1年生から外国語の時間を設けている自治体や学校も多くありますが、学習院初等科では3年生が英語教育のスタートします。これは学校の特色でもある、「実施時期や学年を考慮したカリキュラム」の一環と言えますね。

英語教育では、1クラスを2つに分け、17人前後の少人数で授業を行います。これにより、外国語への無理のない導入を図り、国際交流を意識した授業を行っています。

また、系列校である学習院女子大学の語学教育センターを中心に、小・中・高・大の垣根を超え、レベルや目的別の英語学習支援を行っています。

5、情報教育

初等科では、3年生からの総合学習に組み込まれている情報の授業で、一人一台パソコンを用いて、操作方法の習得やプログラミング教育を行っています。

プログラミングでは、音楽づくり、算数の多角形の作図、コマ撮りアニメの作成、電気の単元で自動ドアの作成、ロボット制御など、他教科の学習とも関連付けながら、活用できる知識・技能を習得していきます。

6、充実した学習環境とセキュリティ

床が0センチから140センチまで稼働する温水プール、バレーボールコートが2面取れる大体育館、剣道場が取れる小体育館があり、都心にありながら子どもがのびのびと体を動かせるような運動施設が充実しています。

図書館の本はおよそ3万冊の蔵書があり、中学・高校と比較しても蔵書数は多いと言えるでしょう。

そのほか、理科やクラブ活動等で使用する畑や温室、池や築山のある近光園があります。

安全面では、守衛が2名以上在中してるほか、メールシステムによって、お子様が登下校したときの時刻と画像が、保護者に送信される仕組みになっています。

学習院初等科の内部進学状況と対策方法

学習院では、幼児教育から大学教育に至る一貫教育によって、「高潔な人格、確乎とした識見並びに近代人にふさわしい健全で豊かな思想感情を培い、これによつて人類と祖国とに奉仕する人材を育成すること」を理念としています。

ここでは、学習院初等科の系列校である学習院中等科、女子中等科への内部進学の状況と、内部進学に向けた対策方法をご紹介します。

内部進学の状況

学習院のホームページによると、初等科から中等科(男子)、女子中等科(女子)へ、毎年それぞれおよそ60人が進学します。初等科の1学年の定員が136名であることを考えると、ほぼ全員が系列上位校へ進学すると言っても過言ではありません。

学習院のホームページでは内部進学について、

上位の学校が定めた進学基準を満たしている児童、生徒は希望により上位校に進学できます。例年、幼稚園から初等科、初等科から男女両中等科へは希望者のほぼ100%が、また、両中等科から両高等科へは約95%が進学します。

引用元:教育目標・一貫教育の理念|学校法人 学習院

とあり、初等科から中等科または女子中等科へは、希望すれば進学できる、と考えてよいでしょう。

内部進学に向けた対策

学習院初等科から中等科または女子中等科へは、希望者はほぼ全員が進学できます。しかし、1学年200名の両中等科では、内部進学生に加え、それぞれ140名程度の一般試験による入学者がいます。

初等科と違い、両中等科入学以降は、定期試験などで順位付けが明確になることから、初等科に通っているお子様、ご家庭の多くが、

「中等部から入学してきた生徒との学力差が心配だ」

「授業についていけるか不安だ」

と思っていることでしょう。

仲間が一気に増える両中等科でよいスタートを切るためには、初等科在籍中から内部進学後を見据え、日頃の学習を積み重ねていくことが大切になります。

そこで、自信を持って進学するためには、個別指導塾がおすすめです。

個別指導塾がおすすめな理由

内部進学に向けた対策で個別指導塾をおすすめするのには、理由があります。私立小学校の場合、内部進学を前提に、独自のカリキュラムを設定している場合が多くあります。そのため、他の小学校とは学習進度が異なります。

学習院初等科でも、さまざまな特色あるカリキュラムが組まれていましたよね。お子様を学習院初等科に通わせた方の口コミを見ると、

普通の教科書も使いますが、学校独自の問題集などもあり、かなりハイレベルな授業だと思います。

引用元:学習院初等科(東京都新宿区)の口コミ _ みんなの小学校情報

とあり、授業でも教科書レベルを超えた内容が扱われていることが伺えます。

内部進学では、日頃の学習をいかに身に着けていけるかが重要です。一斉授業を行う塾では、学校と進度が異なったり、扱う内容に差が生じたりすることで、かえってお子様が戸惑いを感じてしまうこともあります。

だからこそ、お子様に合わせて個別に進度や内容を決めることができる個別指導塾がおすすめなのです。

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内部進学を目指す皆さんには、内部進学専門コースとプロ社会人講師による完全マンツーマン指導が強みの、さくらOne個別指導塾がおすすめです。

内部進学専門コース

内部進学に向けては、一般受験とは異なる対策が必要です。さくらOne個別指導塾では、これまでの経験から蓄積された内部進学者専用の指導ノウハウを活かし、普段の学習をサポートしながら、内部進学をより確実なものにするための学力を身に着けることができます。

プロ社会人講師による完全マンツーマン指導

マンツーマンのため、学校独自のカリキュラムで学習を進めるみなさんの学習進度や学力に合わせて指導を行うことができます。

また、実は多くの個別指導塾は、先生1人に対して、2~6人の生徒がつき授業を行っていきます。それでは、先生に教えてもらえる時間にはどうしても差が生まれますし、他の人が気になってなかなか自分の学習が進めない……ということもしばしば。

さくらOne個別指導塾は完全マンツーマンなので、集中して自分の学習に取り組むことができます。

さらに、中等科から高等科、女子中等科から女子高等科への内部進学を希望する場合、学業成績や出席状況、素行などが推薦の条件になるので、初等科から両中等科への進学よりも少しハードルが上がります。

系列上位校へのさらなる内部進学を目指す場合、学業成績の基準をしっかりクリアしていくためには、日頃から学習に取り組む習慣を維持することが重要です。さくらOne個別指導塾は、プロ社会人講師が指導を行うので、中・長期的に生徒に寄り添い、生徒の個性を活かしつつ丁寧で充実した指導を行っていきます。

学習院初等科から中等科/女子中等科への内部進学をお考えの方は、無料体験も行っておりますので、お気軽にお問合せください。

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参考サイト

学習院初等科ホームページ:https://www.gakushuin.ac.jp/prim/

学校法人 学習院ホームページ:https://www.gakushuin.ac.jp/

東京私立初等学校協会|学習院初等科:https://www.shigaku.elementary-school.tokyo/schooldata/169/