総合型選抜(旧AO入試) 対策の塾おすすめ12選! 安いのは?
総合型選抜(旧AO入試)に受かる人はどんな対策をしていたのだろう?
総合型選抜(旧AO入試)対策の塾はどうやって選べばいいのだろう?
こんなことでお悩みではありませんか?
近年、大学入試における総合型選抜(旧AO入試)の重要性が増しています。しかし、従来の学力試験とは異なる選考方法のため、対策に悩む受験生も多いでしょう。
そこで今回は、総合型選抜(旧AO入試) 対策におすすめの塾12選をご紹介します。各塾の特徴や料金、合格実績などを比較し、自分に合った塾を選ぶ参考にしてください。
総合型選抜(旧AO入試)とは?
総合型選抜(旧AO入試)は、大学入試の一形態であり、学力や試験の点数だけでなく、受験生の個性や意欲、適性など、幅広い側面から評価する入試方式です。伝統的な試験形式にとらわれず、面接や論文、実技などの個別審査を通じて、受験生の学びたいことや将来の展望、人間性などをじっくりと見極めます。
これにより、受験生の多様性を尊重し、学校が求める人物像に適合するかを評価することが可能です。従来の学力試験だけでは測れない受験生の潜在能力や適性を見極めることができるため、大学入試の多様化や個別化を促進する一翼を担っています。
また、受験生自身も、自らの志向性や学びたい領域をより具体的に示す機会として捉えることができます。
総合型選抜(旧AO入試)の3つのメリット
総合型選抜(旧AO入試)には、以下の3つのメリットがあります。
学力以外の要素で勝負できる
総合型選抜(旧AO入試)では、学力試験の点数だけでなく、課外活動、論文、面接でのパフォーマンスなど、さまざまな要素が評価されます。部活動での成果や学校行事、海外留学、インターンなどの課外活動も評価対象になります。これにより、学力だけでなく潜在能力や将来のビジョンを大学に認めさせることができるのです。
総合型選抜に受かる人はこれらをうまくアピールしているのです。
総合型選抜(旧AO入試) の利用により、学力に自信がない方でも高い大学に合格する可能性が広がります。将来の目標が明確な受験生にとっても、総合型選抜(旧AO入試) は有利な選択肢と言えます。
一般入試よりも倍率が低い
総合型選抜(旧AO入試) は、一般入試と比べて倍率が低い傾向があります。総合型選抜(旧AO入試) が独自の選考基準を採用しているため、受験者数が少なくなるからです。
例えば、2023年度の早稲田大学社会科学部の総合型選抜(旧AO入試) の倍率は7.6倍なのに対し、一般入試の倍率は8.8倍となっています。総合型選抜(旧AO入試) は一般入試よりも合格しやすい可能性があるのです。
ただし、人気のある大学や学部の中には、総合型選抜(旧AO入試) でも高倍率のところもあるので、注意が必要です。
早めに進路を決定できる
総合型選抜(旧AO入試) は、一般入試よりも早い時期に選考結果が発表されるため、合格すれば早めに進路を決定できます。進路が決まれば、その後の準備に時間を充てることができるのです。総合型選抜に受かる人は早めに準備を始めています。
総合型選抜(旧AO入試) は出願期間が早いため、年内に受験から解放されるメリットもあります。早い大学では6月から出願が始まり、8月には出願締め切りとなります。選考スケジュールが早いため、10月末から年明けにかけて合格発表が行われます。無事に合格すれば、年内に受験のストレスから解放されるのです。
総合型選抜(旧AO入試) 対策の塾おすすめ12選
ここまで総合型選抜(旧AO入試)とはどういうものか、そのメリットは何かについて説明してきました。では、どの総合型選抜(旧AO入試) 対策の塾を選べば良いのでしょうか。
ここでは、 総合型選抜(旧AO入試) 対策の塾おすすめ12選を紹介しますので参考にしててください。
1.さくらOne個別指導塾
合格実績のある社会人プロ講師が在籍し、完全マンツーマンの個別指導塾です。
総合型選抜(旧AO入試) 対策に力を入れていて、推薦型・総合型選抜(旧AO入試)専門コースを設置しています。
どの校舎も最寄りの駅前数分の場所にあるため、アクセスしやすいのが特徴です。生徒さんが安心して通塾できます。
都内で多くの校舎を展開していますが、講師はすべて社会人のプロ講師であり、学生講師は指導をしていません。また、オンライン受講にも対応しています。
無料体験授業を受けることもできますので、塾の雰囲気や指導内容を知りたい方は受講してみてはいかがでしょう。
授業形態 |
マンツーマンの個別指導 オンライン受講可能 |
費用 |
完全マンツーマン個別指導の授業料 ・60分コース 週1回 6,300円 週2回 6,150円 週3回 5,990円 週4回 5,830円
・90分コース 週1回 6,230円 週2回 5,990円 週3回 5,750円 週4回 5,750円
・120分コース 週1回 6,150円 週2回 5,830円 週3回 5,750円 週4回 5,750円
※ 上記の他、別途 入会金および会費がかかります。 入会金:25,000円 (ご兄弟で入会される場合は1人分) 会 費: 2,500円 / 月 全て1時間あたりの授業料。 授業料は税抜き価格。 |
店舗地域 |
・調布校(調布駅前校) ・ 青葉台校(青葉台駅前) ・たまプラーザ校(たまプラーザ駅前) ・武蔵小杉校(武蔵小杉駅前) ・二子玉川校(二子玉川駅前) ・八王子みなみ野校(八王子みなみ野駅前校) ・中野校(中野駅前校) ・ 国分寺校(国分寺駅前) ・新百合ヶ丘校(新百合ヶ丘駅前) ・成城学園前校(成城学園前校駅前) ・町田校(町田駅前) ・自由が丘校(自由が丘駅前) ・府中校(京王府中駅前) ・荻窪校(荻窪駅前) ・立川校(JR立川駅前) ・吉祥寺校(吉祥寺駅前) ・三鷹校(JR三鷹駅前) ・国立校(JR国立校前) ・日野市豊田校(JR豊田駅前) ・八王子北口校(京王八王子駅前) ・八王子南口校(JR八王子駅前) ・八王子子安校 |
ホームページ |
https://hachiojisakura.com/writing/ |
2.総合型選抜専門塾AOI
総合型選抜(旧AO入試) 対策を専門に指導している塾です。
完全個別指導の場合はオーダーメイドで授業を行い、少人数指導の場合は少人数のディスカッションにより生徒個別に対応した指導を行っています。オンラインによる受講も可能です。
指導内容は、以下のとおりです。
志望理由書作成指導
- 小論文添削
- 面接対策
- プレゼンテーションのやり方
- グループでのディスカッションのトレーニング
志望する大学で必要なことを指導する体制が充実しています。また、映像を活用した授業、オリジナル教材の提供、チャットによるサポートも行っています。
自習室も設置してあるので、やる気のある生徒さんは授業時間外でも学習に取り組める環境が整備されています。
授業形態 |
個別指導・少人数対話型指導・映像授業 オンライン受講可能 |
費用 |
入塾金:55,000円 授業料:(高1・2)月額44,000円~(高3)年間39万円~ ※授業料はコマ数により変わる。 |
店舗地域 |
オンライン校 渋谷校 大阪校 京都校 西宮北口校 大分校 沖縄校 |
ホームページ |
3.ニッコマ
ニッコマは、個別指導専門塾さくら学習院が運営する総合型選抜(旧AO入試) 対策を専門に指導するオンライン塾です。
日東駒専レベル以上の大学を志望する方に向いています。
実際に指導する講師だけでなくチューターも加えた体制で総合型選抜(旧AO入試) 対策を行っているのが特徴です。指導するのは、信頼と実績のある塾長、東大・早稲田・慶応など有名大学に合格した社会人講師や学生講師です。
個々の生徒にチューターが専属で付いて、24時間体制で相談や質問にチャットで対応してくれます。
ニッコマ式のカリキュラムは、「自分を知る⇒社会を知る⇒専攻を知る⇒大学を知る」という4つのステップで構成されています。まったくのゼロから始めて日東駒専レベル以上の大学の総合型選抜(旧AO入試)合格を目指すのにはおすすめです。
無料体験を受け付けているので気になる方は問い合わせてはいかがでしょう。
授業形態 |
オンライン指導(授業は先生1人につき最大2人まで) |
費用 |
料金 要問い合わせ (月5万円〜) |
店舗地域 |
東京吉祥寺・武蔵境 オンライン校のみ |
ホームページ |
4.東京個別指導学院
東京個別指導学院は、35年以上にわたって個別指導に特化して指導してきた信頼と実績のある塾です。
総合型選抜(旧AO入試)だけでなく、高校生の個別指導として一般入試や推薦入試対策も同時並行で取り組める体制が整備されています。
志望理由書の書き方や面接対策、自己PRの方法、小論文添削まで、手厚いサポート講座が設置されています。小論文の指導では、ただ例文を暗記するのではなく、自分で考えて文章として表現できるように指導をしています。
また、自習室が設置されているのでやる気のある生徒をサポートする体制が整備されています。対面での授業だけでなくオンラインによる受講にも対応しています。
授業形態 |
個別指導 |
費用 |
週1回で月/約27,432円 年間授業料は週1回80分の場合、約33万 |
店舗地域 |
首都圏エリア 東京都(23区内) 東京都(23区外) 神奈川県 埼玉県 千葉県 東海エリア 愛知県 九州エリア 福岡県 |
ホームページ |
5.モチベーションアカデミア
モチベーションアカデミアは、個別指導だけでなく少人数によるクラス授業も出来る塾です。
総とす合型選抜(旧AO入試)対策にも力を入れていて、 グループディスカッションや論述力の養成講座も設置しています。
また塾としては珍しいのですが、生徒の精神面をサポートするため週に1回カウンセリングを行っています。自習室があるので、気軽に講師に質問や相談をすることも可能です。
AI教材の提供や動画授業の配信も行っており、授業以外でもしっかりとサポートしてくれます。
入塾前は真剣に勉強を取り組めなかった生徒が、入塾してからモチベーションがアップして成績もアップしたという体験談もあるそうです。
授業形態 |
個別指導 少人数集団指導 |
費用 |
入塾金:27,500円 授業料:カリキュラムにより異なる(返金保証制度あり。詳細はお問い合わせください。) |
店舗地域 |
渋谷校、自由が丘校、下北沢校、横浜校、成城学園前、大阪谷町校、西宮北口校、明石校、オンライン校 |
ホームページ |
6.ルークス志塾(旧AO義塾)
ルークス志塾(旧AO義塾)は総合型選抜(旧AO入試)対策に特化した塾で、慶応義塾大学をはじめとした難関大学の合格実績があります。
塾長自信が慶應義塾大学法学部のFIT・AO入試に合格しており、自らの体験を活かして多くの受験生をサポートしています。自らの経験を元にして総合型選抜(旧AO入試)に関する書籍を出版しています。
入塾の時期は自由で、AO・推薦入試に合格した講師が合格者チームを結成して指導しています。合格するための情報のデータベースがあるので、一般入試対策や学校の評定を上げるための対策、各種英語資格の対策なども実施しています。
授業形態 |
個別または少人数集団指導 |
費用 |
月極パックの例 入塾金:33,000円 月額授業料:(高3)54,780円~(高1・2生)44,000円~ ※高3生は1コマ単位の受講コースもあり、季節講習費は別途 |
店舗地域 |
・渋谷 ・新宿 ・代々木 ・三田 ・池袋 ・町田《個別指導》 ・吉祥寺 ・下北沢 ・目黒《個別指導》 ・自由が丘 ・上野《個別指導》 ・御茶ノ水・秋葉原《個別指導》 ・新小岩 ・柏《個別指導》 ・船橋(千葉) ・横浜(神奈川) ・武蔵小杉(神奈川) ・藤沢《個別指導》 ・青葉台(神奈川) ・仙台《個別指導》 ・大阪中津(大阪) ・京都四条(京都) ・西宮北口(兵庫) ・名古屋《個別指導》 ・福岡天神(福岡) ・沖縄 ・オンライン校 |
ホームページ |
https://aogijuku.com/ |
7.翔励学院
奨励学院は専門家が小論文を個別指導で行う塾です。
小論文が選考科目である総合型選抜(旧AO入試)、学校推薦型選抜、一般選抜、帰国生入試、社会人入試・編入・就職活動のため実践的な指導を行っています。
翔励学院の総合型選抜(旧AO入試)対策では、生徒さんが志望する大学の傾向に最適な指導を行います。
具体的な指導項目は、以下のとおりです。
- 小論文
- 志望理由書の作成
- 提出書類の書き方
- 面接
これらを1コマ80分の授業の中で指導していきます。
一般的な教科は指導していませんが、学習方法や教材の選択方法などを講師が丁寧にアドバイスしてくれます。
授業形態 |
個別指導 |
費用 |
月額:34,800円〜 |
店舗地域 |
渋谷 |
ホームページ |
8.大学受験ディアロ
大学受験ディアロはZ会グループの個別指導塾部門であり、マンツーマンでトレーナーと対話するトレーニングを採用しています。
大学受験ディアロの対話式トレーニングは、以下のフローで行われます。
- 生徒が映像事業により予習をする
- 生徒がトレーナーの前でホワイトボードを使用してプレゼンテーションを行う
- 生徒とトレーナーの間で質疑応答が行われる
志望大学の選抜方法にマッチするトレーニング方法で指導するのが特徴です。
授業形態 |
個別指導 高校生・中高一貫校の中学生(オンラインは高校生・高卒生) |
費用 |
一人ひとりのコースごと・指導形態ごとに異なるため要問合せ |
店舗地域 |
東京都 ・三軒茶屋校 ・桜新町校 ・水道橋校 ・茗荷谷校 ・巣鴨校 ・三鷹校 ・国分寺校 ・亀戸校 ・新小岩校
埼玉県 ・浦和校 ・武蔵浦和校
神奈川県 ・センター南校 ・海老名校 ・小田原校 [ディアロ@]
千葉県 ・船橋校 ・海浜幕張校 ・新浦安駅前校
栃木県 ・宇都宮校 [ディアロ@]
静岡県 ・静岡校 ・沼津校 [ディアロ@] |
ホームページ |
9.KOSSUN教育ラボ
KOSSUN教育ラボで指導している講師は塾業界トップレベルで、生徒1人にプロの講師が2名という体制を採用しています。2名の講師は担任と副担任の役割分担をします。
生徒の志望校に合わせて合格プランを作成し、短期間で効率よく合格することを目指します。完全マンツーマンの個別指導を行い、小論文添削などは授業時間外に時間制限なく対応しています。
また、チャットでの相談も行っていて、生徒は安心して学習できる環境が整備されているのも特徴です。
大学へ入学する前には課題が出されることがありますが、KOSSUN教育ラボでは課題のサポートしています。校舎での受講だけでなくオンラインでの受講も可能で、志望校に合格するまで無料でサポートする合格保証制度も完備しています。
無料個別相談会も受け付けているので、公式サイトで確認してください。
授業形態 |
1対1の完全マンツーマンスタイル |
費用 |
「自己分析&志望校研究」講座は50分×5コマで15万円 |
店舗地域 |
東京都JR山手線「大崎」駅に教室 |
ホームページ |
https://www.kossun.jp/ |
10.早稲田塾
総合型選抜(旧AO入試)と推薦入試の対策を専門に指導している塾です。運営している企業は東進ハイスクールや四谷大塚などで有名な企業です。
首都圏に複数の校舎があり、難関大学の合格実績が多数あります。
主な指導内容は、以下のとおりです。
- 志望理由書や小論文の添削
- 面接対策
その他には、以下の講座が用意されています。
- プレゼンテーションについて学ぶ映像授業
- 英語の特別講義
- 有識者が作成したプログラム
- 表現力を養成する講座
これら多様な講座を受講できるのが早稲田塾の特徴です。個別相談や資料請求は随時受けつけているので申し込んでみてはいかがでしょう。
授業形態 |
対面授業 オンライン授業 映像授業 |
費用 |
費用は入会金32,400円、総合指導料52,920円、諸経費12,960円、授業料月17,280円~。 |
店舗地域 |
都内 池袋・大崎品川・自由が丘・ 新宿・四谷・吉祥寺・町田 |
ホームページ |
11.メディカルラボ
メディカルラボは河合塾グループに属する医系専門予備校で、総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜で多数の実績を出しています。
指導スタイルはマンツーマンで、学科試験対策だけでなく小論文や面接の対策を行う講座も設置されているのが特徴です。
指導するのはプロの講師で、小論文の書き方から添削までを指導し、面接でどのような基本動作をすればいいか、面接官からの質問にどう回答すればいいかまで指導しています。
カリキュラムは生徒が志望する大学や学部に合わせて個別に作成しています。
医学部の総合型選抜(旧AO入試)についての情報やデータが豊富にあり、講師の指導ノウハウも蓄積されていて合格を確かなものとする指導をしています。
授業形態 |
個別指導 |
費用 |
入学金:100,000円 医学部総合コース(高1・2生の例) :個別カリキュラム管理費 396,000円/年、年間授業料 2,349,800円 |
店舗地域 |
東京23区・多摩、札幌、仙台、埼玉、千葉、横浜、静岡、名古屋、金沢、京都、大阪、神戸、奈良、岡山、愛媛、福岡、熊本、鹿児島など24校 |
ホームページ |
12.洋々
洋々は総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試の対策を専門に指導している個別指導塾です、特に私立大学に強みがあり、例年多くの合格実績を出しています。
指導内容は以下のとおりです。
- 志望理由書・小論文の書き方の指導や添削
- 面接の対策
諸論文の指導は単なる受験テクニックを指導するのではなく、本質的な力を伸ばすことに注力しています。
具体的には、課題文を読む力、論理的に考える力、考えを表現して書く力を養成しています。
授業形態 |
個別指導 オンライン受講可能 |
費用 |
入会金 27,500円 授業料 月35,200円~ |
店舗地域 |
都内 渋谷校 |
ホームページ |
総合型選抜(旧AO入試)対策塾の失敗しない選び方5選
総合型選抜(旧AO入試)において、特に重要なのが「小論文」であり、その対策には専門的なアプローチが必要です。小論文試験はテーマが幅広く、大学によって試験方式が異なるため、一般的な対策では対応できません。
多くの受験生が学校で専門的かつ個別の指導を受けられないため、専門講師によるマンツーマンの添削指導が合格できる小論文対策の鍵となります。総合型選抜に受かる人のほとんどが、小論文の個別指導を受けているのが現状です。
一方で、個別指導塾には、専門講師による指導が受けられるメリットがあります。
個別指導塾は集団指導塾と異なり、生徒一人ひとりの学習進度に合わせた指導を行います。総合型選抜(旧AO入試)対策をするのなら、受験生の個別の要望に応えられる個別指導塾がおすすめです。
そこで大切なのが、どの総合型選抜(旧AO入試)対策塾を選ぶかです。安易に総合型選抜(旧AO入試)対策塾を選んで失敗したという事例はよくありますが、総合型選抜に受かる人は慎重に総合型選抜(旧AO入試)対策塾を選んでいます。
以下では、総合型選抜(旧AO入試)対策塾の失敗しない選び方を5つ紹介しますので、参考にしてみてください。
総合型選抜(旧AO入試)の対策を専門にしているか
まずチェックしなければならないのが、総合型選(旧AO入試)抜の対策を専門にしたコースが設置されているかです。
一般的に個別指導塾は、一般入試の学科試験の対策を中心に指導しています。そのため、小論文の添削を生徒個別に行う体制が整備されておらず、小論文で合格するための力を養成するのは難しいのが現状です。
その点、総合型選抜(旧AO入試)を専門とする塾であれば、最新の情報に精通しており、緻密なノウハウを持っています。個々の生徒の要望に応え、合格のための最適な指導を行えるのです。
小論文の指導体制が充実しているか
総合型選抜(旧AO入試)試験において小論文は重要であり、塾で添削指導に注力しているかどうかを確認することは大切です。
総合型選抜(旧AO入試)重視の個別指導塾でも各塾で方針が異なり、志望理由書の作成指導に注力している塾もあれば、面接対策をメインで指導している塾もあります。
この点を重視して総合型選抜に受かる人は総合型選抜(旧AO入試)対策塾を選んでいます。
小論文指導の指導体制が充実している塾なのかを確認しましょう。
プロの専任講師が在籍しているか
信頼と実績のあるプロの専任講師が在籍している塾で指導を受ければ、すばらしい小論文を書けるようになります。
総合型選抜(旧AO入試)対策塾にプロの選任講師は在籍しているかを確認しましょう。
指導実績のある専任講師は信頼でき、小論文添削指導を受けることで小論文を書く力を伸ばすことができます。
ただ小論文の指導を行うだけでなく、実際に講師が書いた模範解答で指導してくれることも重要なポイントです。
プロの専任講師が実際に作成した模範解答をお手本として学べば、受講した生徒の論文を書く力は飛躍的に向上します。
総合型選抜に受かる人はプロの専任講師に小論文の指導を受けているのです。
アクセスしやすい場所にあるか
小論文の力を伸ばすためには、丁寧に添削してもらうことが大切です。そのためには、できるだけ添削指導してもらう回数を増やさなくてはいけません。
総合型選抜に受かる人は、何回も繰り返し小論文の添削指導を受けています。
どんなに指導力に定評のある個別指導塾でも、遠方にまで通わなくてはならないと指導回数に限りがあります。
自宅から教室までアクセスしたすい場所にある塾を選ぶことが大切です。
また、オンライン指導を行っている塾もあるので、この点も確認しておくといいでしょう。
予算に見合った指導料か
総合型選抜(旧AO入試)対策の個別指導塾は数多くあり、授業料は高いところもあれば安いところもあります。授業料は安く設定されていても、入学金や諸費用がかかる塾もあるので注意が必要です。
また、授業料の支払い方法にも注意が必要で、月額で支払うのか年間一括で支払うのかにより用意するお金も変わってきます。複数の塾の授業料を比較する場合、この点にも注意しましょう。
どんなに指導内容やアクセスの利便性が良くても、予算をオーバーするのであれば選考対象から除外するのをおすすめします。
塾の指導内容をしっかりと見極めて、生徒さんの要望にマッチしているかどうかを検討し、授業料が予算内で納まる塾を選択しましょう。
総合型選抜に受かる人は実践している!合格するための3つの注意点
総合型選抜に受かる人はどんなことに注意しているのだろうか。こんなことをお考えではありませんか。
総合型選抜に受かる人が注意していることがわかれば、対策をしやすくなるのは間違いありません。
ここでは、 総合型選抜に受かる人が実践している合格するための3つの注意点を紹介します。
早めに大学の情報を収集して志望校を決定する
総合型選抜(旧AO入試)を受験する場合、まず志望大学を決定することが大切です。
総合型選抜(旧AO入試)の選考方法は面接や小論文、プレゼンテーションなど、一般入試のように学力試験はありません。これらはただ勉強すればいいわけではなく、適切な対策をしないと実力をつけられないのです。
さらに総合型選の具体的な選考方法は各大学により特色があり、学力を伸ばすのとはまったく異なります。
そのため、高校3年生になってから志望校を決定していたのでは、対策が遅くなるのです。総合型選抜に受かる人は、早めに情報収集して志望校を決定しているのです。
総合型選抜(旧AO入試)では、各大学のアドミッション・ポリシーに適合する学生を選考します。
志望する大学のアドミッション・ポリシーを深く理解した上で、対策することが大切です。
自分が行きたいと思う大学で、どんな研究や教育が行われているかを確認し、自分が取り組んでいけるかを知ることがファーストステップです。
具体的には、以下のことを高1、高2の時から準備しましょう。
- 候補の大学や学部、学科の資料を取り寄せる
- オープンキャンパスへ参加する
なお、オープンキャンパスへの参加が出願の条件になっている大学もあるので、大学の公式サイトで確認しておきましょう。
高校時代に取り組んだことを記録し整理しておく
総合型選抜(旧AO入試)に出願する場合、以下の書類を提出する必要があります。
- エッセイ
- 学修計画書
- 大学入学志望理由書
これらの書類を作成する際に、「学内外の諸活動に取り組んだ実績」について記載しなければなりません。
また、英語関連の検定を中心に一定レベルの検定を取得していることが出願条件の大学や学部があります。英語関連の検定としては、英検やGTEがあります。
英検取得を出願条件としてる大学や学部では、準1級以上を条件としていることがあります。これらの大学へ出願する場合、いつ検定を取得したかを記載しておくといいでしょう。こうすることで、自分が志望する大学に合格するために頑張ってきたことをアピールできるのです。
しかし、高1や高2の時のいろいろな活動について正確に思い出すのは簡単ではありません。どうしても記憶があいまいになりがちです。課外活動について以下のことを高1や高2のときから記録しておくことをおすすめします。
- いつ、どのようなことを取り組んだのか
- 自分が成長するきっかけをとなったエピソード
これらのことを文章にして遺しておくのをおすすめします。
高3になる前から記録を残しておけば、出願する段階であわてて準備しなくてすみます。総合型選抜に受かる人は、これらのことに取り組んでいることが多いのです。
書類選考・面接の対策を始める
毎年6月頃になると、各大学で募集要項を発表し、大学の公式サイトには公開されます。
自分が志望する大学の募集要項を見ると、出願条件や選抜方法などがわかります。これらがわかれば、書類選考や面接試験のために適切な対策をスタートさせることが可能です。
総合型選抜(旧AO入試)の対策をする上で重視しなければならないのは、ほとんどの大学で実施される面接です。面接では以下のようなことをアピールする必要があります。
- 志望理由
- 志望する大学で学びたいこととその理由
- 自分にはどんな強みや個性、魅力があるのか
これらのことをしっかりとアピールできるようにしなくてはなりません。そのためには、普段から自分の考えや意見をわかりやすく説明できる論理的思考力を養成することが大切です。
面接は試験ですので、言葉遣いや振る舞いが適切であることは前提となります。
面接を練習せずに本番でいきなり勝負するのはおすすめではありません。だれでも面接で緊張するので、本番を想定した模擬面摂などをして準備しましょう。
面接の練習をしてもうまくできるまでには時間がかかるものです。総合型選抜に受かる人は面接対策に時間をかけています。
学校でしてくれる面接対策や個別指導塾の面接指導などを活用して、早い段階から面接対策をしておきましょう。
まとめ
この記事では、総合型選抜(旧AO入試)とはどういうもので、どんなメリットがあるのか、おすすめの総合型選抜(旧AO入試)対策塾の選び方などを紹介しました。
総合型選抜(旧AO入試)対策のためには、何から始めればいいかわからない人は、専門塾が向いています。プレゼンや面接、学部や将来の相談まで幅広くサポートしてくれるので、合格できる力をつけられます。
また、塾へ通う費用がかかりますので、予算に見合った塾を探すことも大切です。今回紹介した総合型選抜(旧AO入試)対策におすすめの塾12選では料金の安い塾も紹介していますので、選択肢として参考にしてみてください。
この記事が総合型選抜(旧AO入試)対策塾を選ぶのにお役に立てば幸いです。