幼稚園から中等部までの一貫教育をしている清明学園初等学校は人気が高いです。清明学園初等学校に入学した後は、中等部への内部進学を目指します。それでは、清明学園初等学校の内部進学を実現するには何が必要なのでしょうか。

内部進学を成功させたいならば、清明学園初等学校の教育や特色について理解することが大切です。本記事では、清明学園初等学校の概要や特色、定期テスト対策など内部進学対策に役立つ上方を紹介していきます。

清明学園初等学校の概要と特色

清明学園初等学校の内部進学を成功させたいならば、清明学園初等学校について深く理解しておくことが大切です。どういった教育理念でどんな教育が行われているのか理解しておけば、内部進学対策を進めやすくなります。

以下では清明学園初等学校の概要と特色について詳しく紹介します。

第一教育期・第二教育期

清明学園初等学校では幼稚園年長から小学2年生までを第一教育期、小学3年生から中学1年生までを第二教育期としています。

第一教育期では低学年総合学習を中心としていろいろな体験活動をしているのが特徴です。実物に触れて、実際に使ってみさせることで多くの経験ができます。

第二教育期では学園独自のカリキュラムに基づいた授業を実施するのが特徴です。たとえば、算数では「清明の算数」という独自の学習書を活用します。

漢字学習に力を入れており、小学5年生では希望者に対して日本漢字能力検定を実施しています。

小学4年生からスタートするのがクラブ活動や児童会活動です。課外活動にも取り組むことで、人間的な成長に大きく寄与します。

独自の学習書

清明学園初等学校は独自の学習書を用意して授業で活用しています。たとえば、低学年で使われるのが「ひらがなれんしゅうちょう」や「かきかたれんしゅうちょう」、「かんじれんしゅうちょう」などです。

算数では「清明の算数」が全学年で使われています。さらに、私学問題集という独自の問題集も活用し、それぞれの習得の度合いに応じた学習が可能です。

英語教育

清明学園初等学校では小学生の段階から英語教育を重視しています。小学1年生は週3回15分間の授業があり、学年が上がるとともに頻度や学習時間が増えるシステムです。

普段の学校生活の中で5分～20分の英語の授業が小分けに組み入れられています。自然に英語に触れてもらい、楽しんで英語を学べる環境です。

独自のテキストを用意しており、小学生のうちから簡単な英語表現やアルファベットの習得を目指します。

小学6年生の段階で中学1年生のテキストを使用した授業が行われるのが特徴です。ただし、あくまでも生徒のレベルに合わせた丁寧な指導を心がけています。

多様な表現を学べる

清明学園初等学校の教育の特徴の1つとして、多様な表現を学ぶことを重視しています。

たとえば、小学3年生と4年生で行われるのが「劇の時間」です。与えられたテーマについて話し合い、内容や配役を決めた上で劇を作り発表します。お互いが劇を見合って、評価しながら表現のスキルを身につけることが可能です。

2学期には舞台発表会が実施され、区民ホールですべての児童が舞台でさまざまな発表をします。それぞれの児童が真剣に劇作りに取り組むため、仲間との絆を深められるでしょう。

たてわり活動

清明学園初等学校はたてわり活動に力を入れています。

小学1年生と2年生はペアを作って活動するのが特徴です。たとえば、2年生が1年生に学校の案内をします。朝顔の栽培や夏まつりなどでも2年生が1年生を導く役割を果たし、社会性を育めるでしょう。

5年生は毎朝1年生のお世話をするために教室へ向かいます。読書の時間には読み聞かせを行い、年間を通じて一緒に遊んだり相談に乗ってあげたりする関係性を築けるでしょう。

小学1年生から5年生までがグループとなって木曜日の昼にたてわり掃除が行われます。たてわりグループで一緒にお弁当を食べて掃除をする中で交流を深め、思いやりの心を養わせるのが狙いです。

児童会活動・クラブ活動

清明学園初等学校では小学4年生と5年生が必ず児童会活動に所属して活動します。用意されている委員会は代表委員会や放送委員会、生活委員会などです。

小学4年生と5年生はクラブ活動にも全員参加します。用意されているクラブ活動は、美術部や料理部など文化系クラブとサッカー部やバトミントン部など運動系クラブです。

清明学園初等学校の内部進学

続いて、清明学園初等学校の内部進学の事情について詳しくみていきます。どのような条件で内部進学できるのか、内部進学の難易度はどうなっているか紹介します。

内部進学の条件

基本的に清明学園初等学校では初等部から中等部へ自動的に内部進学できます。内部進学するための入試制度はありません。希望すれば、ほぼすべての生徒が清明学園の中等部へと内部進学できます。

内部進学の難易度

清明学園初等学校では、内部進学のための入試制度がなく、ほぼすべての生徒が内部進学できます。そのため、清明学園初等学校の内部進学の難易度は比較的易しいといえるでしょう。

ただし、中等部では若干名の生徒募集をしています。そのため、実際には清明学園初等学校で内部進学ができなかった生徒もいると考えられます。内部進学が確約されているわけではないため、定期テストや日頃の生活態度などには注意が必要です。

清明学園初等学校の定期テスト・内部進学対策

清明学園初等学校で確実に内部進学するためには、定期テストや生活態度などの対策が必要になります。具体的にどんな対策が必要になるのか紹介します。

定期テスト対策

清明学園初等学校では発達段階に合わせた丁寧な指導を心がけています。算数では「清明の算数」という独自の教材を用いており、さらに独自のプリントや問題集なども活用するのが特徴です。

小学生が無理なく学習できる工夫を凝らした教育をしているため、学校へ通いしっかりと授業を受けて、課題をこなすだけで定期テストに対応できるでしょう。

清明学園の初等部では、のびのびとした学習が重視されているため、特別な定期テスト対策は不要です。予習復習をしっかりと行い、学校から与えられた教材をこなせば、定期テストの点数を伸ばせます。

生活態度の向上

内部進学に影響する可能性があるため、生活態度の向上を意識することは重要です。真面目に授業を受けて、課題をこなし、授業以外の活動にも積極的に参加するといった意識が持たせましょう。特に授業を真面目に受けることは定期テストの点数にも影響するため大事です。

個別指導塾の活用

どうしても自学自習だけで清明学園初等学校の授業や定期テストについていけない場合は、個別指導塾の活用をおすすめします。個別指導塾であれば、マンツーマンの指導を行い、お子様の理解度に応じて指導内容を工夫してくれるからです。

個別指導塾の講師からは、自宅での学習の進め方など効果的なアドバイスをもらえます。個別指導塾をこれから利用する際には、清明学園初等学校の授業の進度に合わせた指導が可能であるか確認しましょう。

清明学園初等学校の内部進学には定期テスト対策が大事

清明学園初等学校では基本的にすべての制度が内部進学できます。ただし、定期テストや生活態度などに問題があれば、内部進学できない可能性もあるため、対策が必要です。普段の授業にしっかりと取り組み、予習復習を繰り返し、学校から与えられた教材を用いた学習をすることで定期テストの対策ができます。

弊社さくらOne個別指導塾は、社会人プロ講師による完全マンツーマンの指導で清明学園初等学校の定期テスト・内部進学対策を行っております。清明学園初等学校で授業についていくのが不安な方は、無料体験授業も行っているさくらOne個別指導塾までお気軽にお問い合わせください。

参考サイト

https://www.seimei-gakuen.ed.jp/elementary/growth/

https://www.seimei-gakuen.ed.jp/elementary/learning/learning_english/

https://www.seimei-gakuen.ed.jp/elementary/learning/expression/

https://www.seimei-gakuen.ed.jp/elementary/learning/teaching_materials/

https://www.seimei-gakuen.ed.jp/elementary/living/gathering/