東邦大学医学部の偏差値などの入試情報と受験対策

東邦大学は東京都にある1925年に創設された帝国女子医学専門学校を前身とする5つの学部からなる総合大学です。

自然科学系総合大学であり医学部の枠組みを超えた多様なプログラムを備えた東邦大学合格のためには各教科の入試問題の傾向を知り、出題傾向に合わせた十分な対策が必要となります。

本記事では東邦大学医学部の学費や偏差値などの入試情報と受験対策について解説します。

東邦大学医学部の特色

学校アクセス

〒143-8540

東京都大田区大森西5-21-16

•JR京浜東北線「蓮田駅」東口2番バス乗り場から「大森駅」行きに乗車し、「東邦大学」下車後すぐ

•JR京浜東北線「大森駅」東口1番バス乗り場から「蓮田駅」行きに乗車し、「東邦大学」下車後すぐ

•京急本線「梅屋敷駅」から徒歩8分

•京急本線「大森町駅」から徒歩10分

教育方針

東邦大学医学部では豊かな人間性を備え、倫理観を持って社会に貢献できる「より良き臨床医」を育成することを目的としています。そのため教養を高め、専門的な課題探求・問題解決能力や、社会や文化の変化に対応できる生涯学修能力を持った人材の育成に力を入れています。近年医学・医療の世界は急速に進歩しており、そのような環境の変化に対応できる高度な知識や技術とともにいつの時代も変わらない人への思いやりを持った医療人育成が求められています。

グローバル化により海外での医療活動の機会も増加しています。そのため選択科目にTOEFLコースやCSAコース(医療英語)があり、語学力をつけられます。

また6年次の選択制臨床実習では、米国、英国、ニュージーランドなどの学術交流協定を結んだ大学での実習も選択できます。

学費

学費については初年度が入学金や授業料などを合わせて5,297,800円、2年次以降は年間4,200,000円、6年間で合計26,297,800円となります。

これは全国の私立医学部の中で8番目に安く比較的学費が安い私立医学部といえます。

また独自の奨学金制度や地域枠もあります。

東邦大学医学部の入試情報

ここからは東邦大学医学部の入試定員、偏差値、学費などの入試情報について解説していきます。

入試定員

総合入試10名、同窓生子女入試5名。一般80名、千葉県地域枠2名、新潟県地域枠2名となっています。(2023年)

偏差値

東邦大学の偏差値は66.5です(40位/82校)

同偏差値帯の学校には私立医学部では、近畿大学、東京医科大学、産業医科大学などが並びます。

また国立医学部では、滋賀医科大学、愛媛大学、群馬大学などが並びます。

倍率

東邦大学医学部の2023年の倍率は総合入試では4.90倍、一般で25.60倍です。

一般入試では80名の定員に対して2500名以上受験者がいるため高い倍率となっています。

東邦大学医学部の入試問題の傾向と対策

ここからは東邦大学医学部の入試問題の傾向と対策について解説します。

科目ごとの試験傾向や対策についてしっかり確認しておきましょう。

一般入試の試験科目と配点

<一次試験>

数学(100点) 理科(150点) 英語(150点)

<二次試験>

面接

科目別対策

英語

英語表現Ⅰ、コミュニケーション英語I、コミニケーション英語II、からの出題となります。

試験時間は90分で100点満点です。

大問は3〜5題あり、発音やアクセントや文法に関する問題、長文読解、が出題されます。

長文問題が多く出題されるのが特徴で医学や生物に関わるテーマを扱うものが多いです。

2012年度から毎年1つ以上の医学に関する文章が出題されています。

長文一個自体が500〜700後であるのに加え小問も多く出題されるためはやく正確に処理することが求められます。

そのため普段から長文になれる練習をし、時間に余裕を持って解けるようにする必要があります。

物理

物理基礎・物理からの出題となります。

理科2科目選択で合わせて150点満点です。

大問は年度により異なりますが7〜14題あり小問が全部で25問ほど含まれます。

基礎〜標準の問題が多く、素早くミスなく処理することが求められます。

出題範囲は主に電磁気、波動、熱力学、力学の各分野から満遍なく広く出題され珍しい問題も出題されます。高得点の争いになることが予想されるためいかに正確にはやく解けるかが鍵になってきます。標準問題集を繰り返し時確実に解けるようにした上で過去問を使い形式になれる練習をしましょう。

化学

化学基礎・化学からの出題となります。

理科2科目で合わせて150点満点です。

大問は3つあり、小問数が40と他の大学と比べても多いことが特徴です。

標準問題が多く出題され、満遍なく広く学習することが求められます。

また正誤問題があり細かい知識を持っていないと正解できないため正確な知識も求められます。

全体的には標準的な難易度のため基本的な問題を確実に解くために標準問題集を繰り返し解き完璧に解けるようにしましょう。また問題数が多いため過去問を使い多くの問題をはやく解く練習をしましょう。

生物

生物基礎・生物からの出題となります。

理科2科目で合わせて150点満点です。

大問は3つあります。

解答はマークシート形式です。

大問は5題出題され、全ての分野から幅広く出題されます。

小問が多いことが特徴で知識を用いて思考しながら素早く処理することが必要です。

実験考察問題や正誤問題も出題されるため正確な知識や思考力も求められます。

基礎的な問題集や参考書を繰り返し読み正確な知識を定着させましょう。また過去問を用いて多くの問題を素早く解けるように時間配分に気をつけて練習しましょう。

数学

数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bからの出題となります。

100点満点で大問は2-4つあります。

全問マークシート形式です。

基礎〜標準の典型問題が多く出題されます。微分積分や図形と方程式、確率が頻出となっています。

思考力を要する問題よりは教科書レベルの標準問題がほとんどのため標準的な難易度の問題集を満遍なく解けるようにしておきましょう。

またマークシート形式になれるために過去問を必ず解き形式になれる必要があります。

あまり出題されない極座標・極方程式の単元からも出題があるため満遍なく対策しておきましょう。

東邦大学医学部の合格目指して受験対策を行おう

東邦大学医学部の入試問題は基本的な典型問題に加えて難易度の高い融合問題を解く力も必要となるため各教科満遍なく対策をしてバランスよく得点することが求められます。過去問を用いて自分なりの時間感覚を身につけ、解ける問題を確実に解いて得点に繋げましょう。

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参考サイト

https://www.toho-u.ac.jp/med/