帝京大学医学部の偏差値などの入試情報と受験対策

帝京大学医学部の入試は、標準的な難易度の問題レベルとなっています。ですが一部難易度の高い問題が存在するなど一筋縄ではいかないのが現状です。

帝京大学医学部の入試合格を目指すためにも、まずは学校の特色を知り正しい入試情報を得ることが重要です。

本記事では帝京大学医学部の特色に加え、入試問題の傾向と受験対策について解説します。

帝京大学医学部の特色

入試を受ける前に、帝京大学医学部がどのような特色を持った学校なのかをきちんと知っておく必要があります。

どのような学校でどういった教育が受けられるのかを知っておくことは、受験するうえでのモチベーションに繋がるためおすすめします。

学校アクセス

〒173-8605 東京都板橋区加賀2-11-1

  • JR埼京線 十条駅より徒歩で10分
  • JR京浜東北線 王子駅よりバスで10分

帝京大学の概要

1966年に創立し、文学部国文学科、英文学科、経済学部経済学科から始まりました。現在では、板橋や八王子、宇都宮、福岡、霞が関といった5つのキャンパスを有する総合大学となりました。

教育理念

帝京大学の教育理念は、「自分流」です。自分流とは、「生き方の哲学そのもので、自分のなすべきこと、興味あることを見つけ出し、自分の生まれ持った個性を最大限生かすべく知識や技術を習得し、自分の力として行動する。その結果については自分自身が責任を持つことである」としています。教育指針としては、以下の3点が挙げられます。

《実学》

実践を通して理論的な思考を身に付ける。

《国際性》

異文化理解の学習・体験をする。

《開放性》

必要な知識・技術を偏ることなく幅広く学ぶ。

医学部の教育目的

医学部は、将来の医学・医療のさまざまな領域に共通して必要な専門的知識・技術を修得し、総合的視野と判断力及び人間性を身に付けて、医学及び関連諸科学の進歩や社会情勢の変化に適用できる医師を育成することを目的としています。

未来の医療人が学びやすいキャンパス環境

板橋キャンパスの敷地内には、医学部付属病院が隣接しており、最新の設備や最先端医療を肌で感じられます。特定機能病院として、「救急・急性期医療」「がん治療」「高度の専門医療」を軸とした医療を行っており、救急救命センター、ER、総合周産期母子医療センター、循環器センターなど救急医療体制が整備されています。

地下にある医学総合図書館は、6000種の電子ジャーナル・データベースや22万冊の医療系専門書を揃えています。月曜から土曜の24時まで開館しており、自習はもちろん講義映像の視聴もでき、学びたい学生のニーズに応えています。

インターネットを使用して、予習確認テストと復習確認テストを行っており、得点が9割以上となるまで繰り返し実施することで、知識の定着を目的としています。学生が所有しているノートパソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末から利用できます。

6年次には8週間のクラークショップ性による選択制臨床実習を行っています。そのひとつとして、希望者の選抜により、欧米・アジアの大学病院での海外実習プログラムを実施しています。海外の病院で医療チームの一員として実習に取り組み、異なる文化背景を持つ者同士の医療コミュニケーションを経験することにより、国際的な幅広い見識を身につけ、多様な状況に適応し得る医師としての素養を育めます。

国家試験対策としては、6年次6月に総合講義があり、講義の総復習ができるカリキュラムを取り入れています。授業の合間には予備校講師を呼び、講義や模試を行っています。外部の模試を受けることで、自分の現状も再確認し、目標へと着実に進めます。国家試験合格を確実なものにするために、一部の学生に対し、春・夏・冬の年3回合宿形式の講義を実施して、合格までのサポートをしています。

帝京大学医学部の偏差値・入試情報

ここからは帝京大学医学部の偏差値や一般入試と学校推薦型選抜、各県特別地域枠について解説します。

試験内容や募集人数などに違いがあるので、事前にしっかりチェックしておきましょう。

帝京大学医学部2024年度入試要項

偏差値

帝京大学医学部の偏差値は65.0となっています。

一般入試の試験科目と配点

一般個別試験

《募集人数》
86名

《入学試験・科目・時間配点》

2~3教科(300点満点)

【数学】数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数B(数列・ベクトル)

【理科】物基・物理、化基・化学、生基・生物から選択

【国語】国語総合(古文・漢文を除く)

数学・理科・国語から2科目選択(120分各100点)

【外国語】コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(60分100点)

【小論文】*2次試験で実施

【面接】*2次試験で実施

前期(共通テスト利用)

《募集人数》
8名

《入学試験・科目・時間配点》
2~3教科3科目(300点満点)

【数学】数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数ⅡBから選択

【理科】物・化・生から選択*「発展1科目」または発展2科目」から選択

【国語】国語*「近代以降」「近代+古典の換算点」のうち高得点を採用

国語・数学・理科から2科目(各100点)

【外国語】英語*「リーディングのみ」または「リーディング+リスニング」の高得点を利用(100点)

【小論文】*2次試験で実施

【英語(長文読解)】*2次試験で実施

学校推薦型選抜

3科目(350点満点)

《募集人数》

15名

《入学試験・科目・時間配点》

【数学】数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数B(確率分布と統計的な推測を除く)、数Ⅲ(100点)

【外国語】コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(100点)

【理科】物基・物理、化基・化学、生基・生物から選択(150点)

【小論文】

【面接】

一般 特別地域枠

《募集人数》

茨城県 2名

新潟県 1名

静岡県 2名

千葉県 2名

福島県 2名

《入学試験・科目・時間配点》

【数学】数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数B(数列・ベクトル)(100点)

【理科】物基・物理、化基・化学、生基・生物から選択(100点)

【外国語】コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ(100点)

受験料と入学手続きにかかる費用

受験料は一般選抜は60,000円、共通テスト利用選抜は35,000円となっています。

入学手続きには入学金が1,050,000円必要です。支払いは銀行振込、ネットバンキングで行えます。また、入学手続きはホームページより手続期限までに忘れずに行いましょう。

帝京大学医学部の入試問題の傾向と対策

では、帝京大学医学部の入試問題の傾向と対策について見ていきましょう。

どの教科でもしっかりと過去問題を解いておく必要があるので、きちんとチェックしておくことをおすすめします。

一般入試の傾向とポイント

帝京大学医学部の一般入試問題の出題傾向と対策ポイントについて、以下にまとめました。

数学【大問数】4題【内容】《大問1》
・曲線外から引いた接線の接点、因数分解、微分法《大問2》・三角関数の加法定理、ベクトルの置き換えと三角不等式《大問3》・確率、余事象の活用、平均と分散、約数の個数、最小公倍数《大問4》・指数関数の置き換えと最大・最小、対数の値の整数部分、小数部分【解答形式】
・答のみ記述【ポイント】
・小問集合として出題され、得点差が出やすい傾向があります。対策としては、教科書応用レベルの内容を完璧にすることが重要です。まずは教科書の節末、章末レベルの内容を確実にし、入試基礎レベルの内容を演習するとよいでしょう。
物基・物理【大問数】3題【内容】
力学、電磁気、波動【解答形式】
・記述式【ポイント】
・3日間の試験日程のうち「素点の合計点」が最も高い日の成績が採用されます。日によって当たりはずれがあるため、志望度が高い受験生は、3日間の試験日程すべてを受験しましょう。目標得点率は75〜80%であり、「やや易」「標準」「やや難」から1問ずつ出題されます。「やや易」問題は完答を目指しましょう。
化基・化学【大問数】4題【内容】
・熱化学方程式、無機物質、脂肪族化合物、芳香族化合物、高分子化合物【解答形式】
・記述式【ポイント】
・近年は「やや易」レベルの問題が続き、理論分野の割合が少なく、無機分野・有機分野の比重が非常に高くなりました。しかし、傾向が変わることに備えて、過去問を通してやや難度の高い内容をしっかり勉強したうえで、基本問題で確実に点数を取っていく姿勢で受験に臨む必要があるでしょう。
生基・生物【大問数】3題【内容】
・DNAの複製、バイオテクノロジー、細胞の構造、細胞小器官、生体膜の構造と働き、生物進化の歴史、進化の根拠【解答形式】
・記述式【ポイント】
・解答形式は記述式ですが、一部に用語や人名を答える問題が出される問題があるものの、番号で答える選択式の問題がほとんどを占めます。近年は、20〜40字の論述問題が1問出題されています。対策としては、基礎から標準的な幅広い知識を身に付けておくことが最も重要です。そのうえで、計算練習や30字程度の短い論述練習をしておくとよいでしょう。
英語【大問数】4題【内容】
《大問1》長文(適語補充、同義語、内容一致、要旨・要約《大問2》長文(適語補充)《大問3》長文(内容一致)《大問4》語句整序【解答形式】
・選択式【ポイント】
・大問1は英文が長いうえに語彙・構文レベルが高いので、大問2以降を先に取り組みましょう。残り時間を大問1に費やし、じっくりと取り組むと良いでしょう。大問1は消去法や文脈からの推測で正確に至ることができるものが多い。記述式の設問が少ないため時間配分の戦略は容易です。志望度が高い場合は、3日間の試験日程すべての受験をおすすめします。形式、傾向、難易度がほぼ同じため、後の日程で高得点が狙えるでしょう。
小論文【テーマ】医療系【字数】300字以内で意見論述【ポイント】
・医療系の基礎知識がないとかけないテーマが出題されるため、医療系テーマの小論文対策の本を一読しておくとよいでしょう。関西医科大学や近畿大学、久留米大学と出題傾向が似ているため、類題練習として解いてみましょう。
面接【面接時間】15分程度【面接人数】面接官2人、受験生1人【質問内容】・志望動機・医師を目指す理由・試験の出来具合・志望理由書の内容・理想的な医師像・帝京大学に対する印象・地域医療に対する貢献の仕方・高校・浪人生活について・体力、部活動、趣味、自己アピール、10年後の自分・調査書
【ポイント】合否に影響を与えるとは考えにくいですが、人物チェックの機能として面接を位置付けているとみられます。事前に暗記したセリフを棒読みするのではなく、その場で悩みながらも自分の言葉で必死に説明するように心がけましょう。試験官は受験生に意外な質問をしたり、突っ込んだりすることで、揺さぶりをかけてくるので、落ち着いて真摯に答えるようにしましょう。

帝京大学医学部の合格目指して受験対策を行おう

帝京大学医学部の入試問題は標準的な難易度の問題レベルとなっていますが、試験時間に対して問題量が多く、取捨選択を迫られることや、標準的問題では、高得点での勝負となる傾向があります。

帝京大学医学部に合格するためには、過去問題や問題集などで実際の入試レベルに慣れなければいけません。

しかし、お子様やご家庭での勉強だけではサポートや対策に限りがあるため、個別指導塾を活用した計画的な学習がおすすめです。

弊社さくらOne個別指導塾では、医学部受験専門コースを開講し、社会人プロ講師が完全マンツーマンで帝京大学医学部の合格をサポートをしています。

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参考サイト

https://www.teikyo-u.ac.jp/campus/access/itabashi

https://www.teikyo-u.ac.jp/faculties/medicine_d/policy

https://www.teikyo-u.ac.jp/faculties/medicine_d/environment