立教女学院小学校の特色と内部進学対策
立教女学院小学校では、子供さんがタラントを見い出し、上手に育てていくために、キリスト教の教えに基づいた教育が行われています。
立教女学院小学校の教育目標は、健康で明るく、行動的であり、周囲の人たちを気遣いできる子供たちです。
この記事では、
・立教女学院の概要
・立教女学院小学校の特色
・立教女学院小学校の内部進学
についてご紹介して行きます。
立教女学院小学校の概要
まずは立教女学院小学校の概要からです。
立教女学院のアクセス
https://es.rikkyojogakuin.ac.jp/access/
住所:東京都杉並区久我山4-29-60
立教女学院小学校は、京王井の頭線「三鷹台駅」から徒歩1分、アクセス良好の場所にあります。
新宿や渋谷ともそれ離れている訳ではないのに、武蔵野の緑に包まれた自然環境も魅力です。
また、JR中央線を「西荻窪」駅南口から、関東バス「立教女学院行き」を利用することもできます。こちらは乗車する時間は10分程度です。
立教女学院小学校の歴史
1877年に「立教女学校」が誕生することになります。
そして、1931年に立教高等女学校附属尋常小学校が誕生することになります。
1947年には、立教女学院が設立され、小学校、中学校を併設しました。
立教女学院小学校の基本データ
校長名 | 児玉 純 先生 |
総生徒数 | 434名 |
1クラスの児童数 | 36名 |
教職員数 | 男7・女17/非常勤12 |
宗 教 | キリスト教 (プロテスタント) |
制服 | あり |
昼 食 |
(月)(火)(水)(金)給食 (木)弁当 |
施設・設備 |
教室冷暖房あり 図書館の蔵書 約22,000冊 ICT教育 プールあり 屋外25メートル×6コース |
安全対策 | 防犯カメラ、警備員配置、入校証、メール緊急連絡、登下校通知、 緊急地震速報、災害時用備蓄、災害マニュアル など |
立教女学院小学校の環境設備
のびのびと学ぶためには、環境にも満たされている必要があります。
・教室
・聖マリア礼拝堂
・マキムホール・食堂
・体育館
・児童図書館
・放送室
・Active Learning room(アクティブラーニングルーム)
・音楽室
・English Learning room(イングリッシュラーニングルーム)
・Multi Learning room(マルチラーニングルーム)
・Group Learning room(グループラーニングルーム)
教室
立教女学院小学校の教室は、風通しが良って明るく開放的です。
ヒマラヤ杉であったりケヤキの木を眺めるこ
とができのびのびと自然を感じ、学ぶことができます。
全部の教室にはWi-Fiが置かれ、iPadを使用したICT教育であったり、オンライン授業への対応も意欲的におこなっています。
聖マリア礼拝堂
聖マリア礼拝堂は、天井が高く、近代的な建築様式を取り入れています。子供さんにも美しい建物だと思ってもらうことができるでしょう。
立教女学院小学校では、朝子供さんたちがここで礼拝を行っています。
マキムホール 食堂
立教女学院小学校では、明るくて広々とした食堂において、全員が集って給食を食べています。
体育館
体育館は、天井も高く、明るい建物です。ここにはバスケットボール、バレーボール、バドミントンの設備も完備しています。
児童図書館
児童図書館は学校のほぼ真ん中にあります。
ドアを開ければ、そこには明るくぬくもりのあるスペースが広がっています。
放送室
立教女学院小学校では、毎週金曜日は放送委員によっての校内放送の日となっています。
2台のテレビカメラが設置され、生放送で教室のテレビに送信されます。
Active Learning room(アクティブラーニングルーム)
Active Learning room(アクティブラーニングルーム)には、子供さんが一人一台のiPadと、グループで利用できるiMacが装備されています。
音楽室
音楽室は子供さんたちが心を解放し、のびのびと音を楽しむことができるスペースです。
English Learning room(イングリッシュラーニングルーム)
English Learning room(イングリッシュラーニングルーム)は、英語における少人数制授業で活用します。
Multi Learning room(マルチラーニングルーム)
Multi Learning room(マルチラーニングルーム)は、18名までの少人数授業であったり放課後のフォローアップタイムなどで活用します。
Group Learning room(グループラーニングルーム)
Group Learning room(グループラーニングルーム)では、グループでの話し合いであったりプレゼンテーションのレッスンなどで利用します。
立教女学院小学校の特色
この章では、立教女学院小学校の特色について解説をします。
・キリスト教の教えに基づかれた教育
・図書活動
・動物介在教育
・芸術活動
・全校全員で給食
・ ICT教育
・クラブ活動
キリスト教の教えに基づかれた教育
立教女学院小学校の創立者は、チャニング・ムーア・ウィリアムズ Channing Moore Williamsです。
チャニング・ムーア・ウィリアムズは、ヴァージニア神学校に学び、中国派遣宣教師に任命され中国に渡りました。
日本ではじめてのプロテスタント宣教師です。
彼は、神様の愛を知り、人間はすべて神様の前では等しい意味と価値をもっているという信念のもと、女子教育と真剣に向き合うことになりました。
当時はまだまだ教育は男性が主体で行われていた時代です。
立教女学院小学校で実現していることは、神様の前で主体的に生きること、自由に生きることを教育を通し行うことです。
立教女学院小学校では、本当の意味での自由と豊かなこころを持った子供たちを育てていきます。
図書活動
立教女学院小学校では、子供さんたちがのびのびと成長していくためには、よい本の環境が必要であると考えています。
そこで図書環境の充実に重点を置き、1・2年生の子供さんのためには、いつでも気軽に本を手にすることができるよう教室内であったり廊下には学年文庫を設置しています。
また、3年生以上の子供さんの場合、3階にある児童図書館を自由に使用することができます。蔵書数は約25,000冊あります。
動物介在教育
立教女学院小学校では動物介在教育にも重点を置いています。
教育の場所になぜワンちゃんがいるのか疑問に思われる方々もいらっしゃるのかもしれません。
感情が豊かなワンちゃんが側にいてくれることによって、子供さんたちは共感するこころであったり、思いやる気持ちを学ぶことができます。
芸術活動
立教女学院小学校では、芸術活動を意欲的におこなっています。
秋になれば芸術鑑賞会が開催され、いろいろな芸術に触れる機会を設けています。
また、12月には全校がひとつになり、キリストの誕生をお祝いする聖劇を行っています。
全校全員で給食
立教女学院小学校では、給食は全部の子供さんで一緒に食べるという試みを継続しておこなっています。
全員一緒に給食をいただくということは、キリスト教の教えに基づいた行いです。
ともに食事を囲むことで、それぞれの子供さんが特別な時間だと感じ取ってもらうことができるでしょう。
ICT教育
立教女学院小学校では、ICT教育を重視、それぞれひとりひとりの子供さんが、iPad を使用し、いろいろ調べものであったり、プレゼンテーション、ものづくりなどの課題と向き合っていきます。
未来に向けてもはやICT教育は欠かすことができません。
子供さんたちは、コンピューターを道具として取り入れ、コンピューターを媒介して、自分自身のイメージをもっと豊かに膨らませていってくれることでしょう。
クラブ活動
4年生になればクラブ活動に参加。毎週水曜日の放課後に活動しています。
器楽クラブ
美術クラブ
ミュージカルクラブ
手芸・料理クラブ
劇クラブ
バトンチアクラブ
運動クラブ
サッカークラブ
バドミントンクラブ
サイエンスクラブ
ESS
フライングディスククラブ
コンピュータクラブ
立教女学院小学校の内部進学状況
立教女学院小学校では、小学校を卒業した子供さんは、基本、校長の推薦によって立教女学院中学校に進学をします。
また、高等学校の進学の後には、スクールライフを通し視野を広げ、自分の生き方を模索、適性に基づき具体的な進路を選ぶよう指導しています。
立教大学への推薦入学者は、総数151名(2024年度高校3年生からは195名)で、一定の基準を満たすことが条件です。
おおかた立教女学院小学校ではほとんどの子供さんが内部進学しているようです。ただし、内部進学するためには校長の推薦は必要です。
この推薦をもらうためには普段からの生活態度であったり中学校に進学して勉強についていけるレベルの基礎学力が必要となります。
内部進学対策のさくらOne個別指導塾
小学校の勉強は、学びの内容も基礎となるべきものです。しっかり基盤を作ることは生涯のため大事ですし、基盤作りのためにも子供さんひとりひとりと向き合ってくれる個別指導塾を利用することがおすすめです。
弊社さくらOne個別指導塾は、社会人プロ講師が完全マンツーマンで指導する個別指導塾です。生徒様に合わせたカリキュラムお組みし、目標に向けての学習のサポートを、経験豊富な講師陣が行っています。内部進学に特化した学校別専門コースも複数ありますので専門的な指導を行うことが出来ます。
立教女学院小学校での内部進学が不安という方々は、ぜひ一度ご相談下さい。
【参考サイト】