日本大学豊山高等学校の特色と内部進学対策
日本の高校では、大学進学が目的とされることが非常に多いです。しかし、多くの高校生にとっては、志望大学に受かることが非常に難しい現実が待ち受けています。そのため、内部進学対策が非常に大切となります。
そこで、この記事では日本大学豊山高等学校の特色と内部進学対策について紹介していきます。お子様の進路に関する情報としてお役立てください。
日本大学豊山高等学校の特色
日本大学豊山高等学校は、創立以来、教育の質の向上に力を注ぎ、優れた教育環境が特徴です。多彩な教育プログラムや充実した施設、優れた教員陣などが挙げられます。
生徒一人ひとりが自己実現を目指し、その可能性を最大限に引き出せるよう、様々な支援を行っています。また、豊かな地域性や伝統を大切にし、社会人として必要な知識・技術・心構えを身につけられるよう、総合的な学習の時間や地域行事なども取り入れています。
学校アクセス
〒112-0012 東京都文京区大塚5丁目40番10号
- 東京メトロ有楽町線「護国寺駅1番出口」より徒歩すぐ
教育方針
日本大学豊山高等学校は、「自分で考えて創り出す力」を大切にし、男子校ならではの文武両道を取り入れた学校です。学校生活を通じて知識や品格を養い、自ら進んで挑戦する精神と行動力を持つ人材を育て、今後の日本を支える有為な人材を目指しています。
また、教科指導では基礎基本を重視し、生徒同士が助け合い競い合いながら学力向上を目指しています。
教育理念「自主創造」の構成要素と得られる能力
日本大学豊山高校の教育理念である「自主創造」とは、自分で考えて行動し、自己実現を目指すことです。
この理念は、知識や技術だけでなく、人間性や自立心をも育み、チャレンジ精神や行動力を身につけ、幅広く世界で活躍できる有為な人材を育てることを目指しています。
学習の取り組み
日本大学豊山高等学校では、様々な学習サポートがあります。例えば、卒業生による相談やネイティブ講師との会話など、生徒が自分に合った方法で学習できるよう支援しています。
また、生徒たちが授業や部活動、宿題に忙しくても、無理のない計画を立てて勉強できるように工夫されているそうです。
チューター支援プログラム
日本大学豊山高等学校では、卒業生によるチューターサポートプログラムがあります。大学生や大学院生が学校を訪れ、生徒たちの勉強やクラブ活動のサポートを行うプログラムです。
また、自由に会話ができる「フリートーキングプログラム」もあります。放課後には、チューターサポートによるフォローアップも実施されています。
オリジナルプリント
日本大学豊山高等学校では、英語の基礎的な内容をさらに充実させるために、オリジナルのプリントシステムが導入されています。このシステムでは、PDFファイルで配信されており、教師や生徒が必要な時にダウンロードして、学習を進めることができます。
錬成テスト
日本大学豊山高等学校では、基礎学力到達度テストを使って推薦を行っています。このテストの難しさや出題の傾向を調べて、「錬成テスト」というオリジナルの問題集を作っています。
このテストは、学期の初めに行われて、5つの教科の確認テストです。
スタディサプリ
日本大学豊山高等学校では、スタディサプリというオンライン学習サービスを使っています。生徒たちはスマートフォンやタブレットを使って予習や復習をすることができ、部活動と学業を両立することができるようになっています。
また、英会話や数学の授業では生徒の到達度に合わせた授業を展開しているそうです。
主な教科の特徴
主要教科に対する指導内容や特徴について紹介します。
国語
国語の科目では、読解能力や語彙力を高めるために漢字検定2級の合格を目指します。基礎学力を充実させることで進路目標達成にもつながります。
1年次では現代の国語を、2年次では論理国語や古典の探究を、3年次では文学国語や古典の演習などを通して、実力を伸ばしていきます。
数学
数学は、基礎学力を身につけるための科目です。1年次から3年次まで、数学Ⅰから数学演習まで幅広く学習が行われます。
数学的思考力を養い、自ら考えて学習する力を身につけ、受験に対応する能力だけでなく、日常生活でも物事を数学的に処理する力を高めることが期待されます。3年次には、理系と文系で異なる科目が提供されます。
理系は、数学Ⅲ、数学C、数学総合演習を学習し、文系は、数学演習を学習します。
英語
大学入試問題をたくさん解くことで、文法や読解力が伸び、座学のみならず様々な活動を通じて国際感覚を身につけられます。
1年次には英語コミュニケーションⅠと論理・表現Ⅰ、2年次には英語コミュニケーションⅡと論理・表現Ⅱ、3年次には総合英語と英語演習を履修します。
地歴・公民
地歴・公民は社会科目の一つで、社会人として必要な教養を身につけることを目的にしています。この科目では、地理・歴史・公共について学びます。
1年次では、地理総合、歴史総合、公共の授業があります。地理総合では、世界の地形や気候、自然災害などについて学びます。歴史総合では、日本の歴史や世界史について学びます。公共では、行政や議会、選挙などについて学びます。
2年次では、地理探究、日本史探究、世界史探究、倫政演習の授業があります。3年次では、文系の生徒に対しては、地歴演習、公民演習の授業があります。2年、3年時の授業は文系の生徒のみです。
理科
理科の科目は、1年次に物理基礎・化学基礎・生物基礎の3つを履修し、2年次からはそれぞれの専門分野である物理、化学、生物を選択できます。3年次には、各科目の演習や理科総合演習があります。
卒業後の進路(代表例)
日本大学への進学
1. 理工学部 – 91人
2. 経済学部 – 50人
3. 法学部 – 58人
4. 文理学部 – 30人
5. 生産工学部 – 32人
6. 生物資源科学部 – 41人
7. 商学部 – 17人
8. 危機管理学部 – 8人
9. スポーツ科学部 – 7人
10. 芸術学部 – 11人
国公立・難関私立・有名私立大学合格者数
1. 東京理科大学 – 11人
2. 学習院大学 – 5人
3. 芝浦工業大学 – 5人
4. 上智大学 – 4人
5. 明治大学 – 6人
6. 麻布大学 – 3人
7. 中央大学 – 6人
8. 明治学院大学 – 3人
9. 昭和音楽大学 – 1人
10. 法政大学 – 3人
11. 慶應義塾大学 – 1人
12. 東京薬科大学 – 6人
13. 立教大学 – 6人
14. 名古屋市立大学 – 1人
15. 早稲田大学 – 2人
16. 防衛大学校 – 1人
17. 茨城大学 – 1人
18. 明治薬科大学 – 1人
19. その他多数合格
参考:https://www.buzan.hs.nihon-u.ac.jp/exam/course/
日本大学豊山高等学校の内部進学対策
日本大学豊山高等学校の内部進学対策に対するポイントを紹介していきます。
内部進学の選定基準
日本大学豊山高等学校では、内部進学を希望するためには、在学中3年間の成績と内部進学試験の成績が一定水準以上である必要があります。詳しい基準については明らかにされていません。
指定校推薦一覧
- 明治大学
- 法政大学
- 東京薬科大学
- 麻布大学
- 立教大学
- 学習院大学
- 東京歯科大学
- 芝浦工業大学
- 上智大学
- 東京理科大学
- 日本歯科大学
- 東京電機大学
- 中央大学
- 北里大学
- 明治薬科大学
- 明治学院大学
- ほか多数
対策方法
対策方法としては、以下の3つがあります。
1. 基礎学力をしっかりと身につけること
基礎学力到達度テストは、学力の基礎的な部分を問うテストです。従って、日々の授業や宿題を真剣に取り組み、基礎学力をしっかりと身につけることが大切です。
2. 過去問の解き方をマスターすること
基礎学力到達度テストは、過去問の出題傾向が比較的安定しています。そのため、過去問を解いて出題傾向をつかみ、解答方法をマスターすることが大切です。
3. 中・長期的な計画を立てて勉強すること
基礎学力到達度テストは、内申点に大きく影響するテストです。よって、適切な計画を立て、毎日少しずつ勉強を進めることが重要です。計画には、進級や内部進学までのスケジュールを考慮し、目標点数や勉強時間などを詳細に設定することが望ましいです。
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日本大学豊山高等学校の内部進学についてまとめました。内部進学は様々な面での挑戦がありますが、正しい学習方法や工夫をすれば乗り越えることが可能です。
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参考サイト:
学校の特色
https://www.buzan.hs.nihon-u.ac.jp/about/policy/
https://www.buzan.hs.nihon-u.ac.jp/shs/study/
https://www.buzan.hs.nihon-u.ac.jp/exam/course/
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