長崎日本大学高等学校の特色と内部進学対策の解説(基礎学力到達度テスト対策)
長崎日本大学高等学校は、長崎県諫早市にある日本大学へ内部進学ができる高等学校です。
この記事では、長崎日本大学高等学校がどのような学校なのか、日本大学への内部進学についてを詳しく説明します。
長崎日本大学高等学校への進学、または日本大学への進学を考えている学生・保護者の方はぜひ参考にしてください。
長崎日本大学高等学校の特色
理念・目標
・世界の発展と平和、人類の福祉に貢献できる誠実な人格を形成すること。
・行動力と創造する精神を育む教育によって、未来社会を支えるにふさわしい人物の育成を目指す
【 目指す学校像 】
1.「チーム日大」として「感動」を共有できる学校
2. 校訓を礎とし、「愛情基本の教育」を提供できる学校
3. ICTの効果的活用を図り、新たな教育に挑戦する学校
教育の特徴
長崎日本大学高等学校には、4つのコースがあります。
・普通科アカデミーⅠ類コース
→難関国公立大学・難関私立大学の合格を目指す
・普通科アカデミーⅡ類コース
→国公立大学合格と並行して部活道の全国大会を目指す
・普通科プログレスコース
→日本大学を目指し、部活動も充実させる
・デザイン美術科
→東京藝術大学への進学も多数あり
長崎日本大学高等学校の内部進学対策
進学する方法
進学する方法は、基礎学力選抜・附属特別選抜・国公立併願方式の3つがあります。
基礎学力選抜によって内部進学する生徒が多く、基礎学力到達度テストの総合成績と内申点で進学が決まります。
そのうち基礎学力到達度テストが占める割合がほとんどとなるため、基礎学力到達度テストへの対策が内部進学対策へとつながるのです。
高等学校3年間の内申書の各教科の評定平均は3.5 以上と基準がありますが、学校の授業をしっかりと受け、ある程度定期テストで点数が取れていれば難しくはないでしょう。
11月の時点で日本大学の各学部・学科の募集枠に人数が満たなかった場合は、日本大学附属高校に「追加募集」をすることがあります。
基礎学力選抜
基礎学力選抜は、日本大学への内部進学を基礎学力到達度テストの総合成績と内申点で決める進学方法です。
高2から高3までの3回のテストの総合成績ですが、それぞれ割合が異なり、高3の9月が60%と一番多くなっています。
総合成績が希望する学部の基準点を上回っていることが重要ですので、目指す学部の基準点を確認しておきましょう。
附属特別選抜
附属特別選抜は高等学校内で推薦会議をして決定し、適性検査、筆記試験(小論文・作文)、面接試験などの試験を通して進学する方法です。
学部や学科によっては実技試験もあり、附属特別選抜を実施しない年度もあります。
国公立併願方式
国公立併願方式は、基本的に基礎学力選抜と変わらない進学方法ですが、国公立大学と日本大学を併願することができる点が違います。
国公立大学に合格した場合は日本大学への入学手続きを行いませんので、日本大学が滑り止めとなる進学方式ということです。
国公立大学が不合格だった場合、日本大学へ進学する義務がありますので浪人を防ぐこともできます。
日本大学基礎学力到達度テスト対策
基礎学力到達度テスト概要
札幌日本大学高等学校の基礎学力到達度テストは、高1から高3までの毎年4月と高3の9月の計4回行われるマークシート方式のテストです。
そのうち、高2からの3回が内部進学の選考に関わり、教科は英数国の3教科となります。
内部進学に影響する割合が高2と高3の4月は20%、高3の9月は60%とそれぞれ異なり、理社は高3の9月にどちらかを選択し、100%の割合で換算されます。
基礎学力到達度テスト
英語
毎年の出題傾向はほぼ同じですが、高3の4月は大問7、9月は大問5と形式が変化します。
しかし、形式が変化しただけで問題数が減るわけではないため、注意が必要です。
9月の大問5の長文読解は、時間がかかる上に配点が大きくなっているため、時間配分に気を付けましょう。
4月 | 9月 |
大問1:リスニング 大問2:語彙・文法問題 大問3:空所補充 大問4:整序問題 大問5:会話文 大問6:長文読解(グラフ) 大問7:長文読解(単語穴埋め) | 大問1:リスニング 大問2:文法問題・会話文・整序問題 大問3:長文読解(グラフ) 大問4:長文読解(空所補充) 大問5:長文読解 |
科目2
国語も英語同様、出題傾向がほぼ同じになっており、現代文3題、古文と漢文が1題ずつです。
しかし、高3の4月と9月では配点が変わるため、注意が必要です。
特に、評論と古文の配点が高くなるため、重点的に対策をしましょう。
問題構成 | 4月 | 9月 |
大問1:知識問題 | 20点 | 14点 |
大問2:評論 | 20点 | 26点 |
大問3:小説 | 20点 | 20点 |
大問4:古文 | 20点 | 25点 |
大問5:漢文 | 20点 | 15点 |
数学
数学も英語と国語同様に、出題傾向は毎回ほぼ変わらないため、文系と理系で対策をまとめます。
●文系
数Ⅰ・Ⅱ、数A・Bからまんべんなく出題されます。
教科書付随の問題集や、入試の定番問題が多いため、基礎を固めておくことが大切です。
●理系
数Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数A・Bの範囲で、出題傾向は毎回ほぼ変わりません。
そのため、傾向に合わせた対策をすることが大切です。
苦手な部分を落とさないように、重点的に対策をしましょう。
対策まとめ
・過去問で傾向をつかむことが重要
・時間の割に問題が多いため、時間配分を意識して対策する必要がある
・問題が分からなければ長い時間悩まず、次に進む
・苦手科目または分野をいかに克服できるかが鍵を握る
・英語では形式が変わり、長文読解の配点が大きいため注意が必要
どの科目も、出題傾向がほぼ変わらないため、傾向に合わせた対策が重要になります。
また、問題数が多いため、時間配分も大切です。
加えて苦手な部分を重点的に対策していくことで、大きな力となります。
オンライン個別指導塾のすすめ
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参考サイト
https://www.schoolie-net.jp/sp/lp/online/