森村学園中等部の特色と定期テスト・内部進学対策

森村学園中等部とは、横浜市緑区長津田町にある学校法人森村学園が運営している中学校です。

後者は森に囲まれたかなり広い敷地の中にあり、学習に集中できる環境となっています。

幼稚園から高等学校までの共学一貫校となっており、高校の大学受験実績はかなり高く、難関大学への進学を希望しているお子様や保護者様にも人気がある学校です。

そこで今回の記事では、森村学園中等部の特色と内部進学対策について詳しく解説していきます。

森村学園中等部の概要と特色

内部進学を成功させるためにも、森村学園中等部にどのような特色があり、どのような教育が行われるのか把握しておくことが大切です。どういった学校なのかわかっていれば授業やテストに対応できるようになるため、内部進学ができる成績の維持につながります。

アクセス

神奈川県横浜市緑区長津田町2695

  • 東急田園都市線「つくし野駅」から徒歩5分
  • JR横浜線「長津田駅」から徒歩13分

教育理念

「依頼心を起こさず、胆力至誠の決心にて困難に打ち勝ち、人類社会の幸福を求める為に奮励努力する」という「独立自営」の精神を礎としていた市左衛門は、1910年森村学園を開校しました。

その精神は、森村教育の根幹をなす言葉として、学園の教育理念の中に生きています。

教育理念は、以下の通りです。

人徳を備え、自らの力で人生を切り拓き、世界の力、社会の力となる人材の育成。

引用元 : 建学の精神・校訓 | 森村学園公式ホームページ

 

6年間の教育課程

森村学園では6年間を3つのステージに分け、基礎学カ・応用カ・実践力を身につけられるようになっています。

志望大学に合格できる学力をしっかり育て、さらに、大学進学後に必要なグローバルな知覚力を磨きます。

中等部1年・2年 : 基礎学力の定着に向けた取り組み

教科書に載っていないことを、考える力を育み、自分で調べ、知識として養う学習を、社会科の授業の一環として行なっています。

夏休みの課題には「第一次産業レポート」が出され、農業、漁業、林業などについて調べ、理解を深めていきます。

調査、アポイントメント、取材まで全てを自力で行い、広い視野を育てる森村学園伝統のレポート学習のスタイルです。

中等部3年・高等部1年 : 進路指導から進学指導

この時期から、進路指導から進学指導へと移り変わります。

自由課題研究

将来に向かって大きなビジョンを描けるように、自分でテーマを設定し、興味がある分野について「自由課題研究」を行います。

レポートをまとめる際に自分の興味があるものを認識し、「何になりたいか?」を自分に問いかけながら、希望の進路へつなげていきます。

コース選択(高等部1年)

自分の望む道を確実に歩んでいくには、どういう大学・学部に進むことが必要なのか。

またそのためには、どの科目を履修する必要があるのか。

大学受験に必要な科目を調査して、高等部2年から分かれる文系・理系のコースを選びます。

高等部2年・3年 : 本格的な大学受験指導へ

学校生活も後半になって、進路指導から進学指導へと移り変わります。
2コマ連続授業 

授業は基本的に1コマ50分ですが、上の学年になるにつれ必要に応じて2コマ連続授業を行い、柔軟に対応しています。

たとえば理系コースの生徒が実験を行うときは、110分を有効に使った学習が可能です。

高等部3年には、ほぼ全ての演習が2コマ授業となり、解説に十分な時間を使い、充実した内容で入試に必要な力を蓄えていきます。

補習・補講

一人一人の生徒の進路に応じて、また、それぞれの生徒の習熟度に応じて、不足するところを補い、さらなる学力向上を目指して補習・補講授業が行われます。

森村学園の補習・補講授業の特徴は原則として、シラバスと結びついた「年間計画」に従って進められているところです。

補習・補講授業は授業と手を組み、チームを組んで進んでいくことによって、真の学力を育成していきます。

進路 

中等部と高等部の一貫校となっている森村学園中等部の生徒は、95%以上が内部進学します。

森村学園中等部の内部進学

続いて、森村学園中等部の内部進学情報を紹介します。

内部進学の条件

森村学園中等部から高等部へ内部進学するための条件は、調べたところ明確には定められていませんでした。

高校受験に時間を費やさなくても良い分、中等部の時点で既に大学受験を視野に入れた授業が行われています。

高校の授業内容を先取りして、国語・数学・理科・社会・英語を中心に授業時間を多く配当しています。

内部進学対策は特にないものの、高校の難易度が高い内容を授業で取り扱っているため、ついていけるように日々の自主学習を習慣づけましょう。

森村学園では中等部3年から高等部1年にかけての早い段階で、進路指導から進学指導へ切り替わります。

この時期から各教科である程度の学習量を課されるため、学習面でのんびりすることはできません。

高校卒業後の進路を早めに考えることができるため、その環境を利用して進路希望を叶えられるように尽力しましょう。

内部進学の難易度

内部進学に関する明確な難易度はありませんが、森村学園高等部の偏差値は53程度です。

しかし学力は一人一人異なるため、内部進学を希望する個人によって難易度は異なります。

森村学園中等部の内部進学対策

森村学園中等部から高等部への内部進学条件は明確にされていませんが、対策するに越したことはありません。

対策を早く始めることで安心して内部進学できるため、早め早めの対策を取っていきましょう。

定期テストの点数向上

森村学園中等部の内部進学を成功させるためにも、定期テストの点数向上は不可欠です。

内部進学の条件に定期テストの点数基準は設けられていないものの、点数によって学習の定着度がわかるため、高得点を取れるように学習に力を入れましょう。

定期テストで点数をアップさせるためには、全科目をバランスよく学習する必要があるため、授業で使われる教材に沿った予習・復習が重要です。

授業をしっかりと聞いて内容を理解できるようになれば、定期テストでの点数向上や授業参加の意欲を高めることにつながります。

個別指導塾を活用する

対策を取る以前に森村学中等部の授業についていけるか不安な場合や、結果が出ずに悩んでいる際は個別指導塾の活用がおすすめです。

学校での指導だけでは授業を理解できなかったり、効果的な学習方法がわからないことも少なくありません。

そこで、お子様ごとの状況や理解度に沿った指導を行う個別指導塾を活用すれば、それぞれにあった学習方法で成績アップを目指せるようになります。

個別指導塾を活用する際は、森村学園中等部の授業に合わせた指導に対応しているかどうかにもご留意ください。

森村学園中等部の内部進学には定期テスト対策が必須

森村学園中等部から高等部へ内部進学するためには、定期テストや入試も見据えた日々の対策が必要です。また、内申も含めた内部進学に十分な成績を納めなければなりません。

したがって学校の特色を少しでも早くつかみ、授業に合わせた予習・復習、入試の過去問や問題集を活用した学習で基礎力を高めることが重要です。

弊社、さくらOne個別指導塾では、森村学園中等部の内部進学に向けた対策コースを用意しており、社会人プロ講師が完全マンツーマンで一人一人の実力に合わせた学習指導を行っています。

また、授業についていくための補習サポートにも対応しておりますので、森村学園中等部の学習についてお困りの際は、無料体験授業も行っているさくらOne個別指導塾にお気軽にお問い合わせください。

社会人プロ講師の完全マンツーマンさくらOne個別指導塾

参考サイト 

https://www.morimura.ac.jp/jsh/