慶應義塾横浜初等部の特色と内部進学対策

皇族が通う大学として知られている慶應義塾大学。その付属校でもある「慶應義塾横浜初等部」は、慶應義塾大学へ内部進学できることから人気のある私立小学校です。

 

今回は慶應義塾横浜初等部について、以下の点を中心に解説していきます。

 

  1. 慶應義塾横浜初等部の特色
  2. 慶應義塾横浜初等部の独自の教育
  3. 慶應義塾横浜初等部の内部進学対策

慶應義塾横浜初等部へ入学したからには、慶應義塾大学への進学を考えているお子様や保護者様は多いのではないでしょうか?

 

今回の記事ではどのような対策をすれば内部進学できるのかだけではなく、おすすめの学習塾についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。

慶應義塾横浜初等部の特色 

慶應義塾横浜初等部では「我より古(いにしえ)をなす」を教育理念にしています。

自分達が日本の洋学の伝統を引き継ぎ、更に新しい時代を切り拓いてゆくという考えです。

そして創設者の福沢諭吉が大事にしていた、「独立自由にして而も実際的精神」を重視しています。

 「独立自由にして而も実際的精神」とは、既存の概念、権威や時代の流行等に迎合したり縛られたりすることなく、それらから自由に、自分で徹頭徹尾考え、実践することのできる独立の気力、そしてそれを可能にするあらゆる事物と現象を丁寧に観察し、その背後に潜む真実や真理原則を見抜く科学的な思考力と言えます。慶應義塾は、塾生一人一人にこのような精神の涵養を期待して来ましたし、学校そのものも、その姿勢を大切にして来ました。

 例えば、その時代の情勢からはかけ離れて新たな取り組みを行ったものが、後の世では当たり前になっていることもあります。逆に、その時代には流行した教育法に安易に迎合せず、流行に振り回されないで済んだことも多々あります。また、昭和10年代の軍事色の強い時代やGHQの意向が強かった時代においてさえ、その風潮や行政の意向に対して毅然とした姿勢を保ち続けたエピソードが残っています。

 特に、人間としての普遍的な基礎を作る初等教育段階において、時代の流行や社会の風潮に振り回されることなく、人間としての発達段階に応じて、その段階の子供に真に大切だと考えることを些かも揺るがせにしないという姿勢が重要であると私達は考えています。

引用:学校紹介

 

教育目標 

体験教育

授業時間内と課外の活動、校内と校外の活動のいずれにおいても、具体的な観察・体験を大切にします。

抽象的な概念や理屈も、そのまま受け入れるのではなく、自ら能動的に観察し体験することで初めて実感を以て理解できるようになりますし、その繰り返しの中で、物事の本質を掴む洞察力も培われます。


昨今の子供達は、生活や遊びの体験が乏しくなっています。それだけに、非日常的な体験だけでなく、日常の生活と結びつく体験や創造的な遊びを豊かにすることが益々大切になっています。


自己挑戦教育

自分の得意なことで更に高い目標を定めて達成したり、逆に苦手なことに積極的に取り組み、少しずつでもできるようになる体験を大切にします。

例えば、運動から知的な活動へというように、その子供にとって得意で愉しい活動で得た自信をそれ以外の活動に広げていくことが大切です。

その積み重ねが、どんなに難しいことでも、自分にはやり遂げることができるという自負と強い気力を生み出します。

先導者となるためには、困難に直面しても、くじけることなく粘り強く取り組み解決する力が求められているのです。


言葉の力の教育

良書に親しむことや、自分の考えを他人が理解できるように言葉で表現する訓練等を通じて、あらゆる思考の基盤となる読む力と書く力、更に他者との協働を可能にする聞く力と話す力を養います。

あらゆる教科にわたって確かな学力の基礎、論理的な思考力の基礎として、言葉の力が益々大切になっています。

また、言葉の力を、現象を読み解く力、問題を見出し解決する力につなげるために、文字としての言葉だけでなく、数や量を扱うことにも力を入れ、いわば科学の言葉、科学の文法の基礎も養います。

 

引用:学校紹介

慶應義塾横浜初等部の独自の授業

慶應義塾横浜初等部の独自の授業を紹介します。

言葉

横浜初等部は、言葉の力の教育の実践をしています。生徒たちは「一番言いたい事」を先に述べるよう奨励されています。

そのため、理由付けと例証を結論の後に行う習慣が身についています。

授業では、絵や物語の分析、再話・描写・主張・創作等の作文を通じ、論理的・複眼的思考の経験を積みます。

自分の考えを伝え、他者の考えを解する力を涵養し、中・高等教育、実社会で通用する言葉の力の礎を築きます。

 

引用:教育内容

「福沢先生の時間」 

生徒達には、品格を高め、善悪の判断力を養うと共に、年少の時には自分自身の心の中に「律儀正直親切」な感性を培い、年が長ずるにつれて、それを周囲の人との関わりに留まらず、社会や公のために発揮できるように広げていくことが望まれます。

福澤先生はそのことを期待して、『童蒙教草』(道徳の例話集)をはじめ、子供向けの本も多数遺していますので、先生の著作と生涯からその時々に適した題材を取り上げます。

また、高学年になると慶應義塾の歴史や門下生の生き方を学びます。自らの学校の歴史を軸に学ぶことで、近現代史を身近に感じ興味を膨らませると共に、歴史感覚を持つこともできるようになります。

加えて、義塾の人達の歴史的使命感や社会への責任感を感じ取ることは、自らの将来の役割を考えることにもつながります。なお、身の回りの安全、健康、いのち、情報モラル等、今日的な課題も適宜取り扱い、自ら考えたり、仲間と話し合ったりすることを通じて、生徒の心の成長に働きかけます。

引用:教育内容

生き方科

学習指導要領にある小学校1~2年生の生活科や5~6年生の家庭科で学ぶ内容は、本来、6年間をかけて、連続して学習すべきものと考えます。

横浜初等部は、総合的な教科「生き方科」を設けてこれらを包含し、教科の連携をはかります。低学年は、飼育や栽培などの自然に触れる体験や活動を重視すると共に、学校生活や家庭での暮らしを見つめます。

中学年からは、自分を取り巻く社会の仕組みを学ぶと共に今日の課題を考えることを通じて、一人一人が社会の構成者であること、個々の責任と役割等を自覚し、「公」を意識するようになることを期待しています。

なお、高学年は、家事労働や生活設計などの従来の家庭科の内容に加え、食育や健康教育の視点も加えます。家庭とそれを取り巻く環境という身近な題材を取り上げ続けることで、社会科や理科など様々な教科で得た知識がつながり合いながら活きた知識となり、多面的に考える面白さを知ることもできます。

更に統計的な資料の読み方や取り扱いについても学び、具体的な数値を基に考える力を養います。

引用:教育内容

慶應義塾横浜初等部の内部進学対策 

慶應義塾横浜初等部では推薦で慶應義塾湘南藤沢中等部に内部進学できます。

内部進学対策方法

慶應義塾湘南藤沢高等部から慶應義塾大学へ内部進学するには、学校からの推薦が必要です。

推薦の際は、3年間の全教科の平均評定が考慮されます。

 そして上位の生徒から希望する学部へ進めます。そのため人気な学部を志望する生徒ほど普段から上位の成績が必要です。

優秀な成績を収めるためにも、学習習慣があると有利です。

個別指導塾のすすめ 

慶應義塾横浜初等部から慶應義塾湘南藤沢中等部へ内部進学するためには、学校からの推薦が必要です。

また慶應義塾湘南藤沢中等部には外部からの受験生も入学します。

 

そのため慶應義塾横浜初等部に通われている学生の多くが、

 

「外部生と差が離れないか不安」

「今後の授業について行けるか心配」

といった悩みを抱えています。

 

このような悩みを抱えている方は、個別指導塾にご相談することをおすすめいたします。

 

さくらOne個別指導塾の強み 

さくらOne個別指導塾は、対面授業とオンライン授業を提供している個別指導塾です。

 

強みとしては、以下の2点です。

 

  • 内部進学対策コース
  • プロ社会人マンツーマン指導

 

それぞれ具体的に紹介いたします。

内部進学対策コース

内部進学対策専門のコースがあり、内部進学に関する情報や指導ノウハウを持っています。

そのため日常的な学習指導をしながら、進学に必要な学力を身につけることが可能です。

 

プロ社会人マンツーマン指導

マンツーマンで教えるため、生徒一人一人に合わせた丁寧な授業が可能です。

 

具体的にはどうしたら問題が解けるか一緒に考えて、生徒の理解度に合わせて授業を進めていきます。そして勉強方法だけでなく、勉強習慣を身につける方法もレクチャーします。

 

今後の内部進学を成功させるためにも、成績アップだけでなく勉強習慣をつけさせるサポートをいたします。

 

以上の強みを生かし、内部進学を成功させるサポートをいたします。

 

また慶応義塾大学付属校の内部進学者を多数輩出しております。

 

そのため慶應義塾横浜初等部からの内部進学でお悩みの方は、是非ともご相談ください。

社会人プロ講師の個別指導を無料体験:さくらOneが自信を持ってお勧めする完全マンツーマン個別指導授業をぜひ体験してみてください。無料体験のお申し込みはこちらから。

[参考記事]

学校紹介
教育内容

・内部進学について

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