桐朋中学校に入学することのメリットと受験対策

桐朋中学校は、東京都の国立市にある私立男子中学校です。中高一貫教育を実施しており、有名国公立大学、私立大学、医学部をはじめとして、進学実績を積み重ねています。今回のさくらOneブログでは、以下の内容について解説していきます。

本記事を読んで頂くことで、桐朋中学校に入学するとどのようなメリットが得られるのか、また入学するにはどのような受験対策を行えばよいのか、把握していただければと思います。

桐朋中学の基本情報

まず初めに、桐朋中学校の基本情報を見ていきましょう。
※以下 桐朋中学校・桐朋高等学校 公式ホームページ(https://www.toho.ed.jp/)より参照

  • 学校名: 桐朋中学校・桐朋高等学校
  • 創 立: 1941年(昭和16年)
  • 所在地: 〒186-0004 東京都国立市中3-1-10
  • 生徒数: 787名(桐朋中学校)/ 960名(桐朋高等学校)
  • 教員数: 82名(専任教員)/ 32名(非常勤講師)

桐朋中学校の前身は 1941年に設立された「財団法人第一山水中学校」です。校名の「山」は陸を 「水」は海を示しており、もともと陸海軍の子弟を教育する学校として設立されました。ただ、終戦後にGHQから軍事教育を行っていた学校として、解体されそうになります。その際に、東京文理科大学(今の筑波大学)によって引き取りが行われ、財団法人桐朋学園が設立されます。このような経緯から、現在も筑波大学との交流が続いています。

桐朋学園は自由闊達で自主性を尊重する校風で文武両道を体現している有名難関大学への進学率も高い名門一貫教育校です。
教員のレベルが高く、時折、生徒と議論をしながら勧める授業はライブ感があり、近隣校では見られない光景が広がっています。2016年に校舎が改築され、天文ドームやプラネタリウム、6万5千冊の蔵書を擁する図書館など、設備も充実しています。

桐朋中学・高校はともに中高一貫の男子校であり、人気の中高一貫校として知られています。特に、西東京地区の学校の中では、明治大学系列の明治大学八王子、早稲田大学附属の早稲田実業学校などの人気校と肩を並べています。
生徒数は、中学校のみで787名で、高校も合わせると1600人以上となります。これまでの累計卒業者数は22,516名で、医学や研究開発など様々な分野で活躍しています。

桐朋中学に入学するメリット

次に、桐朋中学校に入学するメリットを見ていきましょう。

レベルの高い授業を受けられる

桐朋中学校では、将来の大学進学に向けて授業カリキュラムが設定されています。中学校では、高校で応用内容の勉強をするための基礎習得が重視されます。大学進学実績の充実度から分かるように、桐朋中学校、高校の授業のレベルは非常に高いです。専任教員が中心となって指導体制が組まれており、教員一人一人の教育に対する意識が高く感じられます。桐朋中学校の教員の間で年に1回、「桐朋学報」と呼ばれる学術雑誌が出されており、教員の研究成果の発表の場として利用されているほどです。このような背景もあり、学校の授業のみでは理解が追い付かない場合もしばしばです。

桐朋中学校の授業についていくために、個別指導塾を利用する生徒も多くいます。実際に、多くの桐朋中学校の生徒が 私たち さくらOneの個別指導塾に通ってくれています。学校の授業でつまずかないためには、マンツーマンの個別指導によって予習・復習を行うことが効果的です。

桐朋高校へ内部進学ができる

中高一貫校である桐朋中学校に入学すれば、付属の桐朋高等学校へ内部進学することが可能です。桐朋高校は、東京都の私立高校の中でも屈指の大学進学実績を誇っています。以下、大学進学実績の一例です。
※ 桐朋中学校・桐朋高等学校 公式ホームページ(https://www.toho.ed.jp/)より抜粋

2018年度、大学合格実績
国公立大学私立大学
東京大学11名早稲田大学115名
東京工業大学11名東京理科大学108名
京都大学10名明治大学104名
一橋大学9名慶應義塾大学89名
北海道大学7名中央大学53名
首都大学東京6名法政大学50名
九州大学5名上智大学35名
筑波大学4名立教大学25名
電気通信大学4名立命館大14名
横浜国立大学4名学習院大学11名
信州大学4名
名古屋大学3名
東京外国語大学2名

上記以外の有名大学にも合格者多数です。また、毎年のように医学部への合格者を輩出しています。

進学実績が充実している学校には、進路指導や学習指導のノウハウが積み上げられています。どのタイミングでどのような学習をすればよいのか、学校側が把握しているのです。ただ、これだけ有名大学への進学者数が多いということは、学校の授業レベルが一般の高校と比べて高いのは明白です。

桐朋中学、高校の進学実績を享受するには、「学校の授業にしっかりついていく」ことが前提となります。学校の授業についていけなくなってしまうと、大学受験が上記の進学実績通りの結果になる可能性が低くなります。学校の授業についていくためには、授業の予習、復習が必須です。

桐朋中学の受験対策

桐朋中学校の受験科目は、国語・算数・理科・社会の計4科目です。配点と試験時間は、以下のようになっています。

2020年度の試験日は、第1回と第2回に分かれています。試験日は以下の通りです。

  • 第 1 回(募集人員:約120名): 2020年 2月 1日(土)
  • 第 2 回(募集人員:約 60名): 2020年 2月 2日(日)

それでは、科目ごとの受験対策を見ていきましょう。

国語(100点:50分)

国語の受験問題は、小説文1題、論説文1題で構成されています。私立中学校の中でも、比較的オーソドックスな問題が多いですが、部分的には難度の高い記述問題が課されるので、十分に対策をしなければなりません。基本は、過去問を使った演習を進めていくことになりますが、読解の基礎が身についていない場合は、過去問演習をしても思ったように解くことができず、かえって逆効果となります。読解方法を身に着けるには、訓練が必須です。独学で読解方法を身に着けるのは時間効率が悪いので、効率的に身に着けるために個別指導塾の利用をおすすめします。個別指導であれば、生徒一人一人に合わせて、読解方法を指導することが可能です。生徒によって、どこで躓いているか、何が理解できていないのかは異なるので、個別指導でピンポイントに指導していくことが効果的です。

算数(100点:50分)

桐朋中学校の算数の問題は、

  • 計算問題
  • 一行問題(特殊算など)
  • 平面図形
  • 割合と比
  • 速さ
  • 数の性質
  • 調べ上げ

に分かれています。幅広い分野から出題されるため、いわゆる「山を張る」ことは意味をなしません。計算問題、一行問題、平面図形、割合と比、調べ上げの問題は標準レベルの問題です。よって、これらの問題で如何に取りこぼしを無くすかが、重要になってきます。計算精度を高めるためにも、まずは問題集を使って解法の定着に励みましょう。すぐに過去問に手を出してしまうのはNGです。解法が定着していない状態で過去問に取り組んでしまうと、解けない問題の方が多くなってしまい、モチベーションが下がってしまいます。テキストの問題を難なく解けるようになってから、過去問に進むようにしましょう。

速さの問題、数の性質の問題については、難度が高いです。過去問の解説のみではすべて理解できない場合もあります。しっかり問題の解法を理解したい場合は、ぜひ さくらOne 個別指導塾の利用をご検討ください。解法を理解できるまで、専任の社会人プロ講師がマンツーマンで指導致します。

社会(60点:30分)

社会の問題は、歴史、地理、政治・経済分野で構成されています。歴史、地理の比重が大きく、政治・経済分野の問題がやや少ない印象です。記号選択、用語記述の問題が大部分を占めており、基礎的な知識が正確に定着しているかが試されます。加えて、字数制限なしの記述問題も例年2題ほど出題されるので、記述対策も進める必要があります。

全体的には、オーソドックスな問題が多いので、問題集、用語集を使った学習で対応可能です。ただ、問題集や用語集を使って、相当に知識を増やしていかないと得点は安定しません。問題が標準レベルだからといって、油断は禁物です。

理科(60点:30分)

理科の問題は、生物・地学・物理・化学分野から満遍なく出題されます。国語、算数と比べると、全体的な問題の難易度は標準レベルなので、テキストの演習で対応できる部分も多いです。ただ、グラフや表を使った考察問題など、思考力を問う問題も出題されます。思考問題の対策は 独学で行うのが難しいので 個別指導塾での対策をおすすめします。

30分という短い時間の中で、多くの問題を解かないといけないので、分かる問題、得意分野の問題から解いていくことが肝要です。まずは、基礎知識をすべて定着させることを目指しましょう。

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桐朋中学受験ならマンツーマン指導

私立中高一貫校である桐朋中学入学の受験対策として学習塾に通う場合、大きく「集団塾」と「個別指導塾」の選択があります。

集団塾と個別指導塾、それぞれにメリットがありますが、桐朋中学の受験では 生徒の状況に合わせて専門性の高い指導が受けられる「個別指導塾」をお勧めします

集団塾の場合、過去問の演習解説などは実施しますが、すべての問題を扱うわけではありません。一般的に、全体の正答率が低い問題や、講師が解説したい問題を中心に授業が進められます。

そのため、生徒自身は正答しているのに解説される場合もあり、時間のロスが生まれます。また、解説を聞いても分からないところが出てきた際、授業終わりに講師に質問をしようとしても他の生徒が質問待ちをしている場合や、補習を希望しても受け付けてくれない塾もあります。そのため、自分の苦手な分野を勉強でき、かつ、いつでも質問ができるマンツーマンの個別指導塾の方が受験まで効率的に勉強ができます

さらに、さくらOne 桐朋学園専門塾は、個別といっても先生一人に生徒二人や三人の授業スタイルをとっている他の個別塾とは違い、社会人プロ講師の完全なマンツーマンの担任指導体制なので、より高い効果が期待できます。

桐朋中学を狙うならさくらOne 桐朋学園専門塾

メリット1:完全マンツーマンの個別指導

他の個別指導塾の場合、「個別」と銘打っていても、先生1人に生徒2人や3人で授業が行われている塾が殆どです。さくらOne 桐朋学園専門塾は先生1人と生徒1人の完全マンツーマンで授業を行うので、一人ひとりが求めている対策にフルコミットした授業が行えます。

メリット2:社会人のプロ講師陣が担当

他の個別指導塾の場合、個別という授業形態ゆえ大学生のアルバイトが講師を務めていることが大半です。さくらOne 桐朋学園専門塾は指導経験豊富な社会人のプロ講師が授業を担当しています。

また 桐朋中学・高校に通う生徒が在籍するさくらOne 桐朋学園専門塾ではプロの講師陣が希望する学校の特徴を踏まえた指導をお子様 一人ひとりの理解度に合わせた指導をいたします。

メリット3:桐朋中学・桐朋高校を知り尽くした専門性

大手の個別指導塾の場合、フランチャイズにより各地に教室を展開している場合があります。もちろん大手個別指導塾ならではの統一的な授業カリキュラムや全国的な補助資料にもメリットはありますが、地元で桐朋中学・高校を知り尽くしているさくらOne 桐朋学園専門塾では入試問題の傾向や授業内容、定期テストなどの専門性が違います。

さくらOne 桐朋学園専門塾は三つの駅前で通学も安心

桐朋中学通学の最寄り駅であるJR国立駅南口にある国立駅前校をはじめとして さくらOne 桐朋学園専門塾の三つの教室はすべて駅から徒歩5分以内の駅前。通学に便利なだけではなくお子さまの通学にも安心です。

国立駅前校

〒186-0002 東京都国立市東1丁目4-28 篠崎ビル301
JR国分寺駅南口から徒歩2分

八王子北口(京王八王子)校

〒192-0046 東京都八王子市明神町4-7-4 須藤ビル2F/3F/4F
JR八王子駅北口から徒歩2分
京王八王子駅から徒歩30秒

日野市豊田駅前校

〒191-0062 東京都日野市多摩平1-4-11 大彌ビル301号室
JR豊田駅北口から徒歩4分

まとめ

いかがでしたでしょうか。桐朋中学は授業のレベルが高く、付属高校の大学進学実績が充実しています。学習環境の充実度合は、他の進学校に引けを取りません。受験対策や入学後の授業対策では、独学では厳しい部分もあります。ぜひ、さくらOneの社会人プロ講師のマンツーマン個別指導を受けてもらい、満足のいく結果を得て頂きたいと思います。

桐朋中学合格に向けた塾選びのご相談やがある方は、是非 お気軽にお問い合わせください。

さくらOne 桐朋学園専門塾:社会人プロ講師の完全マンツーマン指導:自由な校風の桐朋学園で自発的な学習習慣を身につける。

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