学芸大学附属高等学校の特色と内部進学対策

学芸大学附属高等学校は、東京世田谷区にある学芸大学に付属している名門校です。偏差値も高めで、学芸大学附属への進学も出来ることから、毎年倍率も高く人気の学校と言えます。

また学芸大学附への進学を目指すにあたり、付属校に入り内部進学で学芸大学への進学を考えている生徒様や保護者様は多いのではないでしょうか?

今回は学芸大学附属高等学校の特色と、内部進学の概要と対策をご紹介させて頂ければと思います。

学芸大学附属高等学校の特色

学校アクセス

東京都世田谷区下馬4丁目1番地5号

TEL:03-3421-5151

FAX:03-3421-5152

生徒数

各学年8クラス 986名
(男子489名/女子497名)

教職員数

82名
(国語9、地歴7、公民2、数学10、理科13、保健体育6、芸術7、英語12、家庭2、情報1、養護2、事務7、司書1、理科助手1、用務3、警備1、スクールカウンセラー1)

本校の教育方針

民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとするわが国の理想を実現できる健康な身体と、高い知性と、豊かな情操とをもち、清純で気品の高い、大樹のように大きく伸びる、世界性の豊かな、人間を育成する。

1. 清純な気品の高い人間

真実を直視し純粋に考え、こだわらない判断をし、全力を傾倒してその実現に打ち込む純粋な心ばえとひたぶるな態度を養成する。そして性善と正義を愛し、敢然として邪悪を斥け、いちずに真実なものを追求する意欲と勇気とを振作する。

2. 大樹のように大きく伸びる自主的な人間

内には単なる思いつきにこだわったり一時の感情に走ったりすることなく、外には徒らな扇動や宣伝に動かされることなく、常に広い視野に立って冷静に事態の真実を究め、自分で判断して行動する態度を養う。このような自主的な精神は、自由と責任とを背景として育成され、大きく伸びる基礎である。

3. 世界性の豊かな人間

世界的な視野に立ってものごとを考え、自己を確立して世界の誰からも親しまれ尊敬されるような人間になるとともに、他の立場や文化を理解し尊重し、力を合わせて、世界の平和と人類の幸福に貢献する世界性の豊かな人間を育成する。

本校の教育について

本校の学校創設以来の教育目標は、「清純な気品の高い人間を育てる」、「大樹のように大きく伸びる自主的な人間を育てる」、「世界性の豊かな人間を育てる」です。60数年前から世界性に注目していた先達の慧眼に驚きます。

本校もその一つである東京学芸大学附属学校の教育目標は、生徒に普通教育を施すとともに、大学と連携して実証的研究や実践的研究に取り組むことにより、「協働して課題を解決する力」「多様性を尊重する力」「自己を振り返り、自己を表現する力」「新しい社会を創造する力」の四つの力を持った次世代の子どもを育成する教育を推進するとあります。

さらには、文部科学省による附属学校の役割として、「学部・大学院における研究を附属学校で実際の指導に取り入れ、その結果を学部・大学院の教育研究に反映していく実験・実証校としての役割」、「学部・大学院の教育研究に基づいて、教育実習生を指導する教育実習校としての役割」、「一般公立学校と同様に普通教育を行う公教育の役割」、「地域の学校と連携して教育・研究を推し進める役割」が挙げられています。

これらは、いわば本校にとって所与の使命(ミッション)です。これらミッションと、グローバル化、情報化、少子高齢化が進む激変する社会の状況を鑑み、「多様な分野でイノベーションを引き起こし、国際社会に貢献する人間」の育成を長期的ビジョンとしました。また、このビジョンを実現する教育システムのノウハウを積極的に他の公立私立高校に広めることにより、国立大学附属高校としてのミッションにも応えようと考えております。

「多様な分野でイノベーションを引き起こし、国際社会に貢献する人間」とは、生涯学習者としての学習に向かう姿勢、適切な情報収集・分析能力と課題発見能力、柔軟に多様性(ダイバーシティ)を受け入れ活用する力、を持つ人間です。私たちは、本校の、文理分けを急がない広い教養と深い専門性を育てる教育、生徒全員が探究活動を行い課題発見能力を育てる教育、外国の姉妹校との研究交流をはじめ国際的な場でのプレゼンテーションと各種レポートを重視する教育、実験・実習などのフィールドワークを重視した教育などの、本物に接し本物の学力を見につける「本物教育」で、このビジョンを実現します。具体的には学校経営計画をご覧ください。

引用:http://www.gakugei-hs.setagaya.tokyo.jp/info/policy/

クラブ活動

運動部

(全20クラブ) :ホッケー、ソフトテニス、卓球、ダンス、野球、水泳、サッカー、ハンドボール、男子バスケットボール、女子バスケットボール、男子バレーボール、女子バレーボール、陸上、男子硬式テニス、女子硬式テニス、柔道、剣道、弓道、山岳、バトミントン

文化部

(全14クラブ):オーケストラ、美術、軽音楽部、演劇、モダンジャズ、文芸、囲碁、家庭科、書道、カルタ、合唱、天文、ESS、クイズ研究

卒業後の進路

中等部の主な進学先

付属高校への進路の割合など詳しく公開されていませんが、世田谷中、小金井中、竹早中と合わせて500名近い生徒がおり、そのうち各一定の進学基準をもって約40%強の生徒が内部進学をしているようです。

高等部の主な進学先(2020~2022)

引用:http://www.gakugei-hs.setagaya.tokyo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/shinro2022_0809.pdf

学芸大学附属高等学校の内部進学対策

付属高校への進学、および学芸大学への内部進学、他大学への進学、いずれも自分が希望している進路を勝ち取る為にも、早めの対策が必要となってきます。直前に焦らない為にも、個別指導塾などの生徒様のペースに合わせて進めることが出来る学習環境を作っておくといいでしょう。

中学から高校への内部進学状況

付属高校への進路の割合など詳しく公開されていませんが、学芸大附属校である世田谷中、小金井中、竹早中と合わせて500名近い生徒がおり、そのうち各一定の進学基準をもって約40%強の生徒が内部進学をしているようです。

高校から大学への内部進学状況

付属高校から東京学芸大学に内部進学する方は、多くはないので学内での競争はそこまで高くはありません。

ただし、付属校生だから優先して進学出来る、という枠組みが少ないとの情報がある為、だれでも進学出来るとは言えず、学校内にて一定の基準で選ばれていると言えます。

内部進学の仕組み

いずれにしても、内部進学で希望の進路を勝ち取る為には、授業や定期テストにしっかりと取り組むなどの日頃の基礎固めと、内部進学独自の専門性の高い対策をする必要があります。

学芸大学附属高等学校の内部進学ならさくらOne個別指導塾

日頃の基礎固めと言ってもなかなか一人で対策するのは難しい思います。また学習習慣をつけるには学習環境を変える必要も出てきます。

「家庭での学習方法が分からない!」や「基礎学力や授業対策をしっかり行いたい!」という方は一度個別指導塾にご相談することをおすすめいたします。

特に学芸大学附属高等学校の内部進学を専門に扱っている個別指導塾は多くの内部進学情報・指導ノウハウをもっているので、日々の学習指導を通しながら基礎学力定着度試験でしっかり得点できる力を養うことが可能です。

弊社さくらOne個別指導塾では、内部進学コースを用意しており多くの合格者を輩出しております。5科目すべてで指導可能で、生徒様の学習進度に応じて、対策する学校の変更をいつでも行うことが出来ます。オンラインでの指導も行っており、対面授業と変わらないクオリティーの授業をご提供いたします。

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参考サイト

http://www.gakugei-hs.setagaya.tokyo.jp/