早稲田大学高等学院中学部の特色と内部進学対策
早稲田大学高等学院中学部は、早稲田大学建学の精神に基づき、初等教育の基礎の上に高等学院、大学各学部へつながる前期中等教育を施します。
健やかな心身、高い知性、豊かな感性を育み、社会に役立つ人材を育成することを目的としている学校です。
今回は、早稲田大学高等学院中学部の特色と内部進学対策を紹介します。
早稲田大学高等学院中学部の概要と特色
内部進学成功を目指すためには、早稲田大学高等学院中学部の特色と行われている教育を把握することが大切です。
学校の特徴がわかると、内部進学対策がしやすくなります。
学校アクセス
〒177-0044
東京都練馬区上石神井3-31-1
TEL : 03-5991-4156
電車
- 西武新宿線「上石神井駅」（北口下車 徒歩7分）
※JR山手線・東京メトロ東西線「高田馬場駅」で西武新宿線に乗り換え、「上石神井駅」までの所要時間（急行・準急）12分（各駅停車）22分
バス
- 西武池袋線
大泉学園駅南口より
上石神井駅行き 約20分（早稲田高等学院 下車）
西荻窪駅行き 約20分（早稲田高等学院 下車）
石神井公園駅北口より
吉祥寺駅行き 約20分(早稲田高等学院 下車)
-
JR中央線
吉祥寺駅北口より
西荻窪駅北口より
大泉学園駅南口行き 約20分（早稲田高等学院 下車）
上石神井駅行き 約15分（終点下車 徒歩7分）
成増町行き 約25分（早稲田高等学院 下車）
本校の教育
各科教育目標を、以下で紹介します。
国語
言葉による見方や考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力を、次のとおり育成することを目指します。
- 社会生活に必要な国語について，その特質を理解し適切に使うことができるようにする。
- 社会生活における人との関わりの中で伝え合う力を高め，思考力や想像力を養う。
- 言葉がもつ価値を認識するとともに，言語感覚を豊かにし，我が国の言語文化に関わり，国語を尊重してその能力の向上を図る態度を養う。
数学
中学の数学では、単位のない抽象的な数を主に扱います。
また与えられた問題の答えを算出する算数とは異なり、数学では「なぜこうなるんだろう？」という疑問に思う気持ちが大切です。
そこから自ら問題点や課題を発見し、仮定から結論を導く思考力を育てます。
さらに仲間の多様な抽象的思考や発想から、自分の論理を組み立てることにより、数理的に考察する力が身につきます。
社会
現代の社会が抱える諸課題に、主体的に取り組むために批判的思考力の養成が目的です。
さらに高校・大学への足がかりになる、基礎的な学力と教養を身につけることを目指します。
社会の学年別学習分野は、以下の通りです。
- 1・2年 : 地理2時間、歴史2時間
- 3年 : 公民4時間
このように、3年間で社会3分野をバランスよく学びます。
各学年で行われる校外学習や宿泊研修、希望制のフィールドワークもあり、机上の学習だけに留まりません。
社会との接点を作ることで、本物を見て感じることの大切さがわかるので、学ぶことが楽しくなります。
理科
生徒一人ひとりが実験・観察に携わることができる設備と時間数を確保しているため、「生徒が主体的に学ぶ機会」が豊富です。
問題意識を伴った実験・観察を繰り返し体験し、実験・観察に基づいて考え抜く力を基盤とした「深い科学的素養」を育成します。
また、専門性の高い教員がカリキュラムを構築し、中学生が学ぶべき概念を深く掘り下げ、高校・大学進学後の研究活動に役立つ「探究的な学び」を実現します。
英語
中学3年間、ディスカッション・プレゼンテーションなどの様々な学習方法により、自ら積極的に取り組む自律した学習者を育てます。
高等学院・大学で必要な、聞く・話す（やりとり・発表）・読む・書くための基礎力を総合的に培うことが可能です。
様々な情報収集し、自ら考えた上で主体的に発信し、豊かにコミュニケーションをする態度を身に着けることができます。
早稲田大学高等学院への内部進学
早稲田大学高等学院中学部から高等学院への内部進学を目指すための対策方法を紹介します。
早稲田大学高等学院中学部から高等学院へは、既定の基準を満たせば、全員が高等学院に進学できます。
内部進学は成績基準があるので、定期テストで結果を出せるように尽力しましょう。
定期テストの点数を上げる
早稲田大学の附属中学校なため受験はありませんが、学習を怠らないようにしましょう。
授業はとても高いレベルで、授業態度や提出物などで評価される平常点がありません。
学期末に行われる「校内統一テスト」の結果のみで、成績が決まります。
この「校内統一テスト」は範囲が広いため、テスト直前の勉強だけでは対応できるものではありません。
テスト直前の付け焼き刀で学習を行うのではなく、日頃からしっかり予習・復習を行いましょう。
個別指導塾を活用する
前述の通り、早稲田大学高等学院中学部から高等学院への内部進学は、「校内統一テスト」の結果のみで基準を満たせるか否かが決まります。
「内部進学の成績基準を満たせるか不安」という悩みを抱えている方は、個別指導塾への相談がおすすめです。
個別指導塾であれば一人一人に合わせた対策ができるので、成績面の悩みも解決しやすいです。
早稲田大学高等学院・中学部の使用教材について
成績を決めるうえで重要となる定期テストは、基本的に以下の教材の内容から出題されます。
教材を使って学習し、理解することが重要です。
国語
早稲田大学高等学院・中学部の定期テスト対策
早稲田大学高等学院中学部の、定期テスト対策を紹介します。
英語
早稲田大学中学部の英語の定期テストは、 教科書(ニュートレジャー)から約7割、問題集(ニュートレジャー文法問題集)から約2割、プリントから約1割の比率で出題です。
英語の定期テストで高得点を取るためには、教科書の対策を最優先にしましょう。
テスト問題のレベルは標準的ですので、 教科書の内容をきちんと理解していれば、7割近く得点が取れます。
また、英語の定期テストでは、単語問題も出題されます。
単語を覚えていないとテスト対策ができませんので、新しく習った単語は、習った日のうちに復習をして覚えましょう。
単語を日頃から覚えておけば、テスト期間は教科書の対策に集中できるので、英語の定期テストでより高得点を取ることができます。
数学
数学A
早稲田大学中学部の数学Aの定期テストは、 約8割が教科書(体系数学)とプリントから出題です。
ですので、教科書とプリントを徹底的に対策しておけば8割近く得点が取れます。
見たことがないような難しい問題は出題されないので、テストのレベルは標準的です。
そのため、曖昧なところがなくなるまで繰り返し復習しておけば、心配することはありません。
しかし、テスト直前になって対策しても間に合わない可能性が高いので、日頃から計画的に学習を進めていきましょう。
そして数学Aの定期テストでは、 問題集からも2割程度出ます。
定期テスト前に問題集もきちんと対策しておけば、満点を狙うことも十分可能です。
数学B
早稲田大学中学部の数学Bの定期テストは、 体系問題集と板書のノートから約5割ずつ出題です。
また数学Bのテストはレベルが少し高く、 解き方をしっかり理解できていないと点数が取れません。
そのため、どれくらい基礎が身についているかによって点数が左右されます。
板書のノートを使って、授業で分からなかった問題を中心にしっかり復習するようにしてください。
そして日ごろからきちんと基礎を固めておけば、テスト前は問題集の対策に集中できるので、より高い点数を取ることができます。
数学Bの定期テストで高い点数を狙うには、前述した通り計画的な学習が必要です。
早稲田大学高等学院中学部の特色と内部進学対策
早稲田大学高等学院中学部から高等学院へ内部進学するためには、日頃から定期テストの対策が必要です。
早稲田大学高等学院に通われている学生とご家庭の多くが、「本当に内部進学が出来るか？」「日頃の授業についていけるのか心配」「特殊なテキストの対策が出来ないか？」と不安を抱えていることが多くなっております。
弊社さくらOne個別指導塾では、早稲田大学高等学院内部進学対策コースを設置し、長年にわたり内部進学を成功させてきた社会人プロ講師が、完全マンツーマンで内部進学成功をサポートしています。
また定期テスト対策やニュートレジャー専門コースも設置する等、専門性の高い対策コースも開講しておりますので、安心して早稲田大学高等学院での内部進学対策が可能です。
無料体験授業も行っている、さくらOne個別指導塾をぜひ一度ご検討ください。
