多摩大学目黒中学校の特色と定期テスト・内部進学対策

多摩大学目黒中学校は、東京都目黒区の中高一貫の私立中学校です。多摩大学目黒といえば、サッカー部やダンス部、放送部など全国大会で活躍するクラブ活動と国公立をはじめとする難関大学への現役合格者数の伸びが継続的に続いており高レベルの文武両道校として知られています。6年間にわたる中高一貫校で基本的には中学校に入学し6年間通います。

内部進学をするためにも、多摩大学目黒中学校の特色や校風などを理解したうえで計画的な計画を立てるのが大切です。今回は多摩大学目黒中学校の概要や特色、内部進学情報やその対策について解説します。

多摩大学目黒中学校の概要と特色

内部進学を目指すにあたり、多摩大学目黒中学校の特色や教育方針の把握が大切です。学校の特徴がわかっていれば、定期テストや授業への対応が可能です。

アクセス

  • JR・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線「目黒駅」より徒歩12分
  • 東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」よりスクールバス運行

教育理念

多摩大学目黒中学校は「常に進化し続ける学校」を掲げ、生徒一人ひとりが自分らしく夢に向かって邁進できる人材を目指した教育を理想としています。
また、現代の国際社会において世界のエリートと対等に渡り合える人材の育成の大きな目標としています。

クラブ活動や学校行事も大切な教育の一環とし、このような活動を通し目標の達成および大切な仲間づくりを目指すとともに、あらゆる経験を通じて将来の夢や目標を達成できる環境づくりを目指しています。

施設

目黒キャンパスには充実した施設が用意されています。実験を行うための理科室が2つ、各生徒がパソコンを使って授業を行えるパソコン室もあります。また、自習室、ICT機器が充実している教室、カフェテリア、図書館など全生徒が自由に使える設備も備えているのです。

さらに目黒キャンパスのすぐ近くに第二体育館もあります。

学習支援

多摩大学目黒中学校では、次のような学習支援が提供されています。

  • 学習指導:中学3年間は、すべての科目で基礎と基本を徹底的に学び、確固とした学力を築きます。また、生徒のレベルに合わせて学力を最大限に伸ばすために、「特進クラス」と「進学クラス」の2つのクラス制度を導入しています。
  • SSL(Super Students Learning Center):朝テストと放課後の自習を通じて、毎日の勉強を校内ですべて完結させる画期的な学習支援システムです。学習シラバスや授業進度に連動し、朝テストや週ごとの到達度確認テストを通じて、生徒の理解度を完全に把握した上で、常駐の指導員が個々に最適な学習計画を立てます。
  • 自習室:生徒向けの自習室があり、専門のチューターによる授業を受けられるラーニングセンターも設置されています。自習室は全員利用可能で、料金を支払わなくても利用できます。
  • 国際教育も同校の大きな特徴です。ネイティブ教師による英語授業はもちろん。国際交流や語学研修、海外留学も積極的に行っています。
    修学旅行など、海外へ直接訪問して生活する機会も複数設けています。

3年間+3年間の総合学習

多摩大学目黒中学校では、内部進学を含め6年間の長期的展望に立って、中1の時点から国公立などをはじめとする難関校と呼ばれる大学の合格を目指して中学と高校の6年間を通じて、以下のような総合的な学習支援が提供されています。

既述のように、中学の3年間では、基礎・基本を徹底的に学習し、堅固な学力を築きます。これを基盤に、高校では大学入試に即した授業が展開され、理解すれば十分な力を身につくのです。

中1の段階から特進クラスと進学クラスの2クラス制を導入し、生徒の習熟度に応じて学力を最大限に伸ばします。特進クラスでは、英語と数学の先取り授業が提供されます。

SSL(Super Students Learning Center)では、毎朝行われるテストと放課後の自学自習を通して、毎日の勉強を学校内で完結させる画期的なシステムが用意されており便利です。学習シラバスや授業進度に連動し、常駐の指導員が生徒一人ひとりの理解状況を把握し、最適な学習計画を提供します。

進路

多摩大学目黒中学校は、中高一貫校のためほとんどの生徒が内部進学し、多摩大学目黒高等学校に進学します。ただし、2023年度には、希望する進路を目指す生徒の中に外部の高校を受験する生徒が数人いました。さらに、1名の生徒が海外留学を選択しました。

学校は生徒の目標達成をサポートするため、進路指導に力を入れています。そのため、生徒は安心して学習に取り組めます。

多摩大学目黒中学校の内部進学

多摩大学目黒中学校は中高一貫校であり、ほぼ全生徒が多摩大学目黒高等学校に進学します。ただし、進学コースの成績優秀者は特進クラスに進み、特進コースの生徒も年度末に成績下位の生徒は進学コースへ移行しますので、日頃の学習が重要です。

進学コースは大学進学を目指す生徒向けであり、国公立大学や難関私立大学への進学を目指します。独自のカリキュラムで大学入試に必要な学力を養い、少人数制できめ細やかな指導の受講が可能です。

一方、特進コースは難関大学進学を目指す生徒向けであり、東大・京大などの難関大学を目指します。高度な学習内容を提供し、難関大学入試に対応した演習を行います。

  • 多摩大学目黒中学校の内部進学対策多摩大学目黒中学校では、内部進学制度を採用しており、高校進学時には選抜試験がありません。ただし、内部進学に備えて以下の点に留意する必要があります。
  • 中学での学習内容の習得が肝要です。高校の授業は中学の内容を基盤に進められますので、中学での学習内容をしっかり理解することが重要です。定期テストの対策はもちろん、日々の授業にも積極的に取り組むことが必要といえます。
  • 高校ではより自発的な学習が求められます。自ら学ぶ姿勢を身につけるために、授業外の活動や自主学習を通じて学習意欲を高めることが重要です。
  • 多様な活動への積極的な参加が推奨されます。部活動や委員会活動、行事などに参加することで、協調性やリーダーシップなどの能力を培い、人間性を高められます。
  • 進路希望を明確にし、それに基づいた学習計画を立てることが重要です。高校では文系・理系に分かれ、さらに大学受験に向けて様々な科目を選択することになりますので、進路希望を明確化して計画を立てる必要があります。

内部進学生向けの学校説明会が開催されますので、積極的に参加しましょう。ここでは高校生活や進路指導に関する詳細な説明が行われます。

また、内部進学を支援するために、個別相談や進路指導、そして自習室などが設けられています。これらの制度を活用することで、より効果的な内部進学対策を行えます。

多摩大学目黒中学校の内部進学には定期テスト対策が必要

多摩大学目黒中学校の内部進学には選抜試験はありませんが、定期テスト対策は必要です。定期テストの成績がよければ特進コースへ進めるケースもあります。

また、定期テストの成績は、生徒の学力や理解度を把握する上で重要です。しっかりとした学力を身につけるためにも、定期テスト対策は必要です。


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参考サイト

https://www.tmh.ac.jp/index.html