専修大学附属高等学校の特色と定期テスト・内部進学対策

専修大学附属高等学校は、東京都杉並区にある男女共学の私立高校で、充実した学習環境や、専修大学との高大連携プログラムなどの特色ある教育活動で人気があります。

この記事では、専修大学附属高等学校の特色や、専修大学への内部進学に関する情報、内部進学に向けた対策についてお伝えします。

専修大学附属高等学校の概要と特色

専修大学附属高等学校は、2024年に創立95年を迎える、歴史ある学校です。2004年に完成した校舎は、学習だけに限らず、充実した学校生活を送るための工夫が凝らされおり、その中で様々な特色ある教育活動が行われています。また2016年には、「新泉校舎」を新設し、専修大学以外の大学へ進学を希望する生徒もバックアップする体制をさらに強化しました。

ここでは、そんな専修大学附属高等学校の基本情報特色についてお伝えします。

所在地・アクセス

〒168-0063

東京都杉並区和泉4-4-1

最寄駅からのアクセス

●電車

京王線:代田橋駅から徒歩10分

丸ノ内線:方南町駅(3a出口)から徒歩10分

井の頭線:永福町駅から徒歩15分

●バス

【渋66:阿佐ヶ谷駅前-渋谷駅前】または

【宿91:新宿駅西口-新代田駅前】乗車

「釜寺」バス停から徒歩5分

教育目標

校訓として、専修大学の校訓である「誠実・努力」に加え、「報恩・奉仕」を定めています。

また教育方針として、

  1. 創立者小池茂実先生の定められた「誠実・努力」の校訓を教育の基本理念とし、専修大学の「報恩奉仕」の精神を受け継ぎながら、進学指導を主体とする教育活動を展開する。
  2. 特に、変化する時代の下でたくましく行動することが出来、将来、様々な分野でリーダーとなることが出来る幅の広い人材の育成を目指す。
  3. すべての生徒が学校生活の中で学習の喜びを享受し、学園内のみならず地域さらには海外を舞台とした体験活動を通して、専修大学附属高校生としての誇りと使命を自覚し、何事にも恐れずチャレンジ出来る精神を培う。
引用元:校訓・教育方針

の3つを挙げています。

高校と大学の一貫教育の中で、社会の発展と人類の福祉に貢献できる人材の育成を目標にしています。

専修大学附属高等学校の特色

専修大学附属高等学校では、様々な教育活動を通じて、一人ひとりが自分の好きなことや夢を見つけられる環境があります。

ここでは、専修大学附属高等学校の特色をお伝えします。

1 土曜講座

専修大学附属高等学校の土曜講座は、自分の興味関心のある講座を選択し、受講することができます。

各教科の学習の理解を深めることができる「教科コース」、英検や簿記、世界遺産検定などの資格の対策ができる「資格コース」、第二外国語やスポーツ、デザイン、食品加工学などの幅広い内容を学ぶことができる「教養コース」、自分や地域の身近な課題について考える「課題解決コース」の4つのコースが用意されており、保護者の方が受講できる講座もあります。

2 ICT教育

生徒には一人一台、学習用のipadを貸与しています。学習アプリケーションを活用することで、授業内でも生徒の意見を共有しやすく、より質の高い生徒が主体の授業を行っているほか、ポートフォリオの作成や家庭との連携にも活用することで、一人ひとりにあった学習や進路サポートが実現できています。

3 グローバル教育

国際理解を深めるため、専修大学とも連携しながら、各自のレベルや目的に応じた多様な国際交流プログラムを用意しています。

5日~2週間程度の短期語学研修から約4か月間の中期留学研修など期間も様々あり、韓国などの非英語圏への留学も可能です。

4 高大連携

専修大学との高大連携により、7年間の連続した学びが可能になります。また、高校時代は受験勉強に縛られない自由な学びを通じて学問への興味や関心を養います。

進路選択に向けてオープンキャンパスへの参加や学部授業の聴講、シンポジウムへの参加などができるほか、専修大学に留学している学生との交流会なども行われます。

学校行事や部活動の合宿などで専修大学の施設を利用できるため、よりのびのびとした活動が可能になります。大学図書館も利用できるので、落ち着いた環境で自習したいというときには最適です。

専修大学附属高等学校から専修大学への内部進学

専修大学附属高等学校の生徒は卒業後、専修大学へと推薦により進学する権利を有します。

学校ホームページでは、進路選択について、下記のように書かれています。

大学等への進学については、生徒ひとり一人の多様な進学志望と意欲を尊重しつつ、「大学の付属高校」であることの特色を最大限に生かした学習指導と進路指導が行われます。今まで本校からは、毎年8割以上の生徒が専修大学への道を歩んでいます。専修大学の充実した8学部20学科のほかに、理工学部を持つ石巻専修大学があり、各キャンパスのなかで多彩な高等教育が展開されています。親大学以外の大学等の進学についても積極的な進路指導を行います。

引用元:専修大学への進学

ここでは、専修大学への内部進学の状況と、内部進学に向けた対策についてお伝えします。

内部進学の状況

学校ホームページによると、令和4年度の卒業生464名のうち、85.8%にあたる398名が専修大学に、0.2%にあたる1名が、石巻専修大学に進学しています。

令和4年度の内部進学生の、学部学科別の進学状況をまとめたのが下の表です。

学部名

学科名

人数

経済学部

現代経済学科

8

生活環境経済学科

6

国際経済学科

10

法学部

法律学科

86

政治学科

6

経営学部

経営学科

34

ビジネスデザイン学科

30

商学部

マーケティング学科

73

会計学科

15

文学部

日本文学文化学科

13

英語英米文学科

18

哲学科

3

歴史学科

5

環境地理学科

6

ジャーナリズム学科

8

ネットワーク情報学部

ネットワーク情報学科

24

人間科学部

心理学科

10

社会学科

7

国際コミュニケーション学部

日本語学科

13

異文化コミュニケーション学科

23

内部進学の条件

内部進学のためには、評定平均3.5以上であることが条件になります。加えて、授業・生活態度も加味されるということです。成績基準を満たし、校則をしっかり守ることができている生徒であれば、ほぼ間違いなく推薦されると言えるでしょう。

また、例年1月の中旬から下旬に行われる推薦入試を受験する必要があります。

 

気になる「希望する学部へ進学できるのか」ということに関しては、専修大学附属高等学校のホームページに

3年間の学業成績の上位者から第1志望の学部を決めていきますので1年生からしっかり勉強することが大事です。

引用元:Q&A

という記載があります。そのため、第一希望の学部・学科に入学するためには、日頃から学習を積み重ねていくことが重要だと言えるでしょう。

専修大学への内部進学対策は、定期テストから!

専修大学へ内部進学するためには、評定平均3.5以上が一つの条件であることがわかりました。また、進学する学部・学科は1年生の時からの3年間の成績上位者から決定していくことから、授業態度や定期テストの成績が重要であることがわかりました。

したがって、第一志望の学部・学科に進学するためには、日頃から学習にしっかりと取り組み、苦手な科目を作らないようにすることが重要です。

希望の学部への進学をより確実なものとするためには、個別指導塾がおすすめです。

内部進学対策に個別指導塾がおすすめな理由

内部進学に向けた対策で個別指導塾をおすすめするのには、理由があります。

大学附属の高校では、大学への内部進学を前提に、学校独自のカリキュラムを設定したり、教科書内容を超えたより学びの本質に迫るような内容を学習している場合が多くあります。そのため、他の学校とは学習内容や進度が異なっています。すると自然に、一斉授業を行う塾とも進度が異なってきます。せっかく通塾していても、塾での学びが学校の成績と結びつきづらく、

「頑張っているのに成績が伸びない……」

「学校と塾の両方の宿題が負担……」

など、お子様が焦りや戸惑いを感じてしまうことも多くあります。だからこそ、お子様に合わせて個別に進度や内容を決めることができる個別指導塾がおすすめなのです。

さらに、専修大学への推薦試験は小論文で行われます。小論文の上達のためには、「他者に添削してもらう」という方法が最も近道だと言えるでしょう。個別指導なら、出題の傾向を掴みつつ、書いたらすぐ添削してもらえるため、効率よく対策を進められます。

内部進学対策はさくらOne個別指導塾へ!

専修大学附属高等学校から専修大学への内部進学を目指す皆さんには、弊社さくらOne個別指導塾がおすすめです。

内部進学対策専門コースを開講し、プロ社会人講師が完全マンツーマンで内部進学対策をサポートしています。

また専修大学付属高等学校から自転車でも通える中野校や吉祥寺校、三鷹校のほか、京王線沿線の調布校・府中校、丸ノ内線沿線の荻窪校など、学校からのアクセスも良好で、通いやすい校舎が多くあります。

専修大学への内部進学対策をお考えの方は、無料体験授業も行っているさくらOne個別指導塾をご検討ください。

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参考サイト

専修大学附属高等学校ホームページ

専修大学附属高等学校-wikipedia

国際交流プログラム一覧

専修大学ホームページ