サレジオ学院中学校受験対策専門コースのご紹介

サレジオ学院中学校の受験対策

一般入試の傾向とポイント

神奈川県の難関男子校と言われるサレジオ学院中学校の一般入試問題の出題傾向と対策ポイントについて、以下にまとめました。

算数	【大問数】5題 【内容】 ・四則計算、場合の数、平面図形など 【解答形式】 ・単位は印刷されている。求め方や理由の記述が必要な応用問題もある 【ポイント】 ・高度な問題が出題される傾向が近年ありますが、新傾向の問題も出題されています。単純な求め方ではなく、展開図から求めるものや比や図形の回転・移動などを絡ませた出題がされます。
国語	【大問数】4題 【内容】 ・漢字読み書き、説明文、小説など 【解答形式】 ・記号選択と記述。記述問題は50字前後で書かせるものが数問見られる。 【ポイント】 ・知識問題2題に長文読解2題という構成です。取り扱われる文章は論説・説明文と小説・物語文が１題ずつあり、解答形式は、選択と抜き出し形式が中心ですが、60字程度の記述も出題されます。受験生の年代よりも年上の世代を対象とした、難解な文章が扱われることが多いのが特徴。高度な読解力が要求されます。
理科	【大問数】4題 【内容】 ・電気回路、動物、光合成、季節の星座など 【解答形式】 ・記号選択や記述問、数値記入など 【ポイント】 ・各分野からまんべんなく出題されます。解答形式は、記号選択や適語の記入などバラエティーに富んでいます。 実験・観察をもとにしたよく練られた問題が多く、単純暗記では通用しない試験内容です。また例年、かなり煩雑な計算問題が出題されるのも特徴。理科的な思考力・高い計算力が要求されます。
社会	【大問数】1題 【内容】 ・現代の産業、歴史、気候など 【解答形式】 ・記号選択、用語記入、短文記述など 【ポイント】 ・一つのテーマから地理・歴史・政治すべての分野にわたる総合問題が1題の出題されます。近年は時事問題を絡めた問題も見られます。解答形式は記号選択と並びかえ、適語の記入が大半です。1～2行程度の短文記述も出題されています。問題量が非常に多いのでスピーディな問題処理が必要になります。

帰国生入試の傾向とポイント

サレジオ学院中学校は2023年度入試から帰国生入試を実施しています。一般入試とは異なり、作文作成があるのできちんと対策しておきたいところですね。

以下に国語・算数と作文の出題傾向と対策ポイントについてまとめています。

＜国語＞

一般入試に準ずる出題形式

・大問１　漢字の読み書きの問題：　書き７問、読み３問

・大問２　知識系問題：　慣用句・ことわざ

・大問３　説明文の読解問題：　最後の問題は、自分の考えを記述する問題

・大問４　物語文の読解問題：　最後の問題は、自分の考えを記述する問題

漢字の読み書きは帰国生入試では10問となっています。また、説明文と物語文は一般入試よりも文字数が少なくなっています。

＜算数＞

客観問題（途中式を書いたり、何かを説明したりする必要がない解答だけを書く問題）

・大問１　一般入試の大問１の計算問題、大問２の小問集合の形式（２０問×５点）

難易度は中学受験算数の標準レベル程度となっています。大問1と大問2のような問題となりますが、一般入試過去問題の大問3〜5も解いておいた方がいいでしょう。

帰国生入試の合否判断は国語・算数の結果で決まるので一般入試過去問題を解き、しっかりと対策しておきましょう。

次に、作文の出題傾向です。

2023年度の帰国生入試の作文のテーマは「海外経験を踏まえたもの」でした。また、文字数は４００字程度（２００字以上は書く）でした。

学習院中等科や逗子開成中学、攻玉社中学の帰国生入試の作文テーマと似ているので、こちらを使って対策するといいでしょう。

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