宮崎日本大学高等学校の特色と内部進学対策の解説(基礎学力到達度テスト対策)
宮崎日本大学高等学校は、宮崎県宮崎市にある日本大学へ内部進学ができる高等学校です。
この記事では、宮崎日本大学高等学校がどのような学校なのか、日本大学への内部進学についてを詳しく説明します。
宮崎日本大学高等学校への進学、または日本大学への進学を考えている学生・保護者の方はぜひ参考にしてください。
宮崎日本大学高等学校の特色
理念・目標
日本大学学祖・山田顕義先生に与えられた吉田松陰先生の教えが教育指針となっています。
志を高く、一日の完全燃焼を求めるもので、生徒は毎日朗唱しています。
教育の特徴
宮崎日本大学高等学校には5つの学科があります。
そこからさらにコースが分かれており、よりきめ細やかな学習・進路指導を実現しています。
また、芸術分野や英語、ICTに特化した学科があるため、高等学校から専門的な知識を学ぶことが可能です。
- 特別進学科
特進コース:国公立大学・難関私立大学への進学を目指します。
SSCコース:国公立大学・難関私立大学への進学を目指しながら、部活に励むことができます。
- 総合進学科
基礎学力から受験対策まで、学力別にクラスを設定して進学を目指します。
- 英語進学科
英語力を伸ばし、国際性豊かな人材育成を行っています。
- 芸術学科
デザイナーや絵画作家を目指すために必要な基礎能力や知識を身につけるための指導を行います。
- ICTソリューション学科
商業コース:「育てて送り出す」を教育理念に、ビジネスの知識と技術を指導しています。
ICTコース:コンピュータの基礎から高度情報通信会社にも対応することができる力を育成します。
宮崎日本大学高等学校の内部進学対策
進学する方法
進学する方法としては、基礎学力選抜・附属特別選抜・国公立併願方式の3種類があります。
主に、基礎学力選抜が内部進学への進学方法となり、基礎学力到達度テストの総合成績から進学が決まります。
つまり、基礎学力到達度テストへの対策が、内部進学対策となるのです。
宮崎日本大学高等学校では、総合進学科が基礎学力到達度テストへの対策に力を入れています。
高1から日本大学を目指すNクラスが設置され、高2からは文系・理系に分かれ、苦手を克服することができます。
実際に、日本大学の進学者は令和3年度で428人と、とても多い人数が進学しています。
ここからは、3種類の進学方法について詳しく説明していきます。
基礎学力選抜
基礎学力選抜は、日本大学への内部進学を基礎学力到達度テストの総合成績で決める進学方法です。
高2から高3までの3回のテストの総合成績ですが、それぞれ割合が異なり、高3の9月が一番多い割合となります。
総合成績が希望する学部の基準点を上回っていること、高校3年間の評定平均が3.5以上であることが合格条件です。
時期 |
2年生 |
3年生 |
|||
4月 |
4月 |
9月 |
11月 |
||
英数国 |
20% |
20% |
60% |
出願 (計3回の総合成績) |
|
理社(選択) |
ー |
ー |
100% |
附属特別選抜
附属特別選抜は、高等学校側が募集要項などに基づいて推薦者を決定し、試験を通して進学する方法です。
試験内容としては、適性検査、筆記試験(小論文・作文)、面接試験となっています。
国公立併願方式
国公立併願方式は、国公立大学に合格した場合のみ日本大学への入学手続きを行わない進学方式です。
基礎学力選抜の内容と同じものを受け、同時に国公立大学の試験も受けることになります。
国公立大学が不合格だった場合は、日本大学へ進学する義務があります。
日本大学基礎学力到達度テスト対策
基礎学力到達度テスト概要
宮崎日本大学高等学校の基礎学力到達度テストは、高1から高3までの毎年4月と高3の9月の計4回行われます。
そのうち、内部進学の選考に関わるのは高2からの3回で、内部進学に影響する割合がそれぞれ異なります。
高2と高3の4月はどちらも20%、高3の9月は60%と高くなり、理社は高3の9月にどちらかを選択し、100%の割合で換算されます。
基礎学力到達度テスト
英語
毎年の出題傾向はほぼ同じですが、高3の4月は大問7、9月は大問5と形式が変化します。
しかし、形式が変化しただけで問題数が減るわけではないため、注意が必要です。
9月の大問5の長文読解は、時間がかかる上に配点が大きくなっているため、時間配分に気を付けましょう。
4月 |
9月 |
大問1:リスニング 大問2:語彙・文法問題 大問3:空所補充 大問4:整序問題 大問5:会話文 大問6:長文読解(グラフ) 大問7:長文読解(単語穴埋め) |
大問1:リスニング 大問2:文法問題・会話文・整序問題 大問3:長文読解(グラフ) 大問4:長文読解(空所補充) 大問5:長文読解 |
国語
国語も英語同様、出題傾向がほぼ同じになっており、現代文3題、古文と漢文が1題ずつです。
しかし、高3の4月と9月では配点が変わるため、注意が必要です。
特に、評論と古文の配点が高くなるため、重点的に対策をしましょう。
問題構成 |
4月 |
9月 |
大問1:知識問題 |
20点 |
14点 |
大問2:評論 |
20点 |
26点 |
大問3:小説 |
20点 |
20点 |
大問4:古文 |
20点 |
25点 |
大問5:漢文 |
20点 |
15点 |
数学
数学も英語と国語同様に、出題傾向は毎回ほぼ変わらないため、文系と理系で対策をまとめます。
- 文系
数Ⅰ・Ⅱ、数A・Bからまんべんなく出題されます。
教科書付随の問題集や、入試の定番問題が多いため、基礎を固めておくことが大切です。
- 理系
数Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数A・Bの範囲で、出題傾向は毎回ほぼ変わりません。
そのため、傾向に合わせた対策をすることが大切です。
苦手な部分を落とさないように、重点的に対策をしましょう。
対策まとめ
どの科目も、出題傾向がほぼ変わらないため、傾向に合わせた対策が重要になります。
また、問題数が多いため、時間配分も大切です。
加えて苦手な部分を重点的に対策していくことで、大きな力となります。
オンライン個別指導塾のすすめ
毎年の傾向がほぼ変わらないと言っても、対策を一人ですることはかなり難しいでしょう。
そこで、オンライン個別指導塾をおすすめします。
普通の塾との違いやオンライン個別指導塾のメリットは以下の通りです。
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・リアルタイムで質問することができる
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