三輪田学園中学校の入試問題傾向と受験対策

三輪田学園中学校を受験する際は、入試に関する様々な情報を集めた方が効率的に受験勉強ができます。

入試問題は基礎的な問題が出題傾向ですが、近年難易度が上がってきている教科もあるので、しっかりと受験対策を行った方がいいでしょう。

この記事では三輪田中学校の概要・特色と受験対策に関する情報をまとめています。

三輪田学園中学校の概要と特色

アクセス

JR中央線・総武線

市ヶ谷駅(徒歩約7分)
飯田橋駅(徒歩約8分)

地下鉄

有楽町線・新宿線市ヶ谷駅 A4出口(徒歩約6分)
有楽町線・南北線市ヶ谷駅 5出口(徒歩約7分)
有楽町線・南北線飯田橋駅 B2a出口(徒歩約8分)
大江戸線・東西線飯田橋駅 A3出口(徒歩約9分)
半蔵門線・東西線九段下駅 1番・2番出口(徒歩約15分)

〒102-0073
東京都千代田区九段北3-3-15

TEL:03-3263-7801

教育の特徴

三輪田学園中学校では『つながり』『つなぐ』5つの力を育てる教育を行っています。

1.世界的な視点を身につけ学ぶ力

価値観が激しく変わる世界のなかで、将来活躍していくためには、世界に興味と関心をもち、視野を拡げていく事が重要です。

現在加速中のグローバル社会では多様な言語、文化、価値観が求められるため実践的に活用できるスキルが必用になります。

具体的には、授業で知識を身につけ、実際に学校内・外の行事体験で実践活用していく事が大事です。

2.問題解決していくための論理的思考

世界的なつながりが必然になってきているグローバル社会。

さまざまな問題を解決するには論理的思考が必須になります。

国連にて人間と地球の存続と繫栄のための『持続可能な開発のためのアジェンダ2030』が採択されたことで、主体性や思考を高めていく必要があります。

アジェンダを達成するには、1人ひとりが問題を積極的に考え、論理的に話あい、共通した理解のもとに行動することが大事です。

3.リーダーシップとフォロワーシップ

よきフォロワーの中でリーダーの力が活かされ、またその逆も。

そしてフォロワーの中から次世代のリーダーが誕生します。

集団で何かをするときにはリーダーシップをとる人は必用ですが、それを支持するフォロワーがいなければ成果をだせません。

リーダーシップとフォロワーシップは別々に成長はせずに互いに影響しながら一緒に育っていきます。

4.コミュニケーション力と共感力

どんな集団でも共通認識をもって、ひとつの事を成し遂げるには、コミュニケーションが重要です。

特にこれからの多様化するグローバル社会で他者と共感、対話する力は必ず求められます。

リーダーとフォロワーが一緒に何かを行う際にも基本的には対話と共感が必須です。

お互いを知る事で、相手を受け入れ、理解し信頼に繋がっていきます。

5.新しい世界に柔軟に対応する力

上記の4つの力を元に、価値観が激変する世界に対応し、自ら考え未来を切り開いていく力を学園生活の中で培かっていきます。

多様な価値観の中で生きていくには、自分自身がどのように生きたいのか、真剣に考え高校卒業までに準備しておくことが大事です。

学費・諸費用

中1

入学金300,000
授業料444,000
実験実習費90,000
施設設備費150,000
父母の会会費2,160
学年積立金130,000
合計1,116,160

その他 

制服1式約55,000~
鞄・体操服など約50,000
iPad購入・保険約100,000
自習室・スタディサプリ利用料35,000
合計240,000

 三輪田学園中学校の入試情報

三輪田学園中学校の入試は、一般入試と帰国生入試があり試験内容が違っているので募集要項をしっかりと確認しておく必要があります。

一般入試

2科国語・算数
4科 国語・算数・理科・社会

帰国生入試

A方式国語(作文)・算数 保護者同伴面接(日本語)
B方式算数 保護者同伴面接(日本語・英語)

英検取得級によりみなし点との合計で合否判定を行う。

英検 

3級 80点
準2級90点
2級100点

生徒募集要項

2023年度入試結果

入試種類教科定員受験合格倍率
一般・第1回
午前
2科
4科

70
43
188
13
80
3.3
2.4
英検利用+2科1031271.1
一般・第1回午後2科253891952.0
一般・第2回
午前
2科
4科
3553
222
13
70
4.1
3.2
英検利用+2科10 31 231.3
一般・第1回午後2科
4科
2050
243
9
52
5.6 
4.7

三輪田学園中学校の入試問題の傾向と対策

三輪田学園中学校の入試問題は、基礎的な問題から応用問題まで幅広い範囲でバランスよく出題される傾向です。

6年間で学んだ事を復習し基礎的な内容をおさえましょう。

また、問題集や過去問を解いて実践的な力を身につけることが大切です。

算数

試験時間 45分

配点100点

【入試問題傾向】

基本的な問題多く標準レベル

グラフ・表を使用した応用問題  平面・立体図形の問題頻出

大問1 小問総合 特珠算中心

大問2 計算

大問3・4 応用問題

【対策】

得点源になる計算問題では、特珠算の公式をしっかり覚えておくことでスムーズに問題を進める事ができます。

問題をたくさん解いてケアレスミスをなくし確実に点数をとれるようにしましょう。

式や考え方を記述する問題も出題されるので、できるようにしておいて下さい。

国語

試験時間 45分

配点100点

【入試問題傾向】

漢字の書き取り

読解文中に含まれています。

長文読解は、説明文、物語文、随筆のうちいずれかから出題。

難解な文章ではないが長文なので確かな読解力が必要です。

副詞、接続詞などの補充問題が多く出ています。

【対策】

長文読解では、指示語がどこを指しているか、筆者の主張、心情の変化などを読み取る力が必用です。

記述問題では自分の言葉で文章をまとめる力が必要になります。

漢字の読み書き、文法、読解力、記述力が必要となるので、問題集や過去問に取り組んでおきましょう。

理科

試験時間 45分

配点100点

【入試問題傾向】

標準的なレベルです。

生物・地学・化学・物理の4分野からまんべんなく出題されます。

基礎的な問題を中心に実験や観察の問題が多く出ている傾向です。

植物、物質の性質、浮力、天体やグラフ、図を読みとる問題

他にも化学に関する時事ニュースや自然現象からも出題されています。

【対策】

「物質」「エネルギー」の問題は計算問題が多いため計算ミスには要注意です。

時間のわりに問題数が多いため、時間配分を意識して問題に取り組みましょう。

過去問や問題集を行う事で実践力がつきます。繰り返し行いましょう。

社会

試験時間 45分

配点100点

【入試問題傾向】

基本的な内容からやや応用的な問題まで、地理・歴史・公民の3分野からバランスよく出題され、歴史の割合が少し多いです。

地理、歴史はテーマに沿って総合的な知識を問う問題が多く出題されています。

時事問題、都道府県名、位置を問う問題、グラフや資料を使った問題も多い傾向です。

【対策】

時間のわりに問題数が多いため、時間配分を意識して問題に取り組みましょう。

出題範囲が広いので苦手分野があると大きな減点になります。苦手分野をなくし基礎知識をしっかり身につけましょう。

地理 地図、グラフ、資料を使用した問題に慣れましょう。

歴史 自分なりに年表を書いてみると覚えやすく効果的です。

時事問題 普段から新聞、ニュースに関心をもち実際に感想を文章にするなどすると効果的に学習できます。

三輪田学園中学校合格のために試験対策をとろう

 三輪田学園中学校の入試問題は基礎的な問題が中心で難易度はそこまで高くはないですが、ここ数年、問題のレベルが上がっている教科もあります。合格するためにも情報を集めて受験対策する必要があります。

学校での受験対策は時間が限られている中、先生も何人かの生徒を指導しているので1人ひとりに特化した指導は難しいかと思います。学校の受験対策だけじゃ不安だと思われている方もたくさんいるでしょう。

受験対策の専門的な知識をもって三輪田学園中学校に特化した指導があれば効率的に学習がすすめられメンタルの安定にもつながります。

弊社、さくらOne個別指導塾は、社会人プロ講師が完全マンツーマンで三輪田学園中学校への受験対策を行っております。また進学後の大学受験に向けて総合型選抜などの推薦対策や資格取得対策も行うことが出来ます。

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参考サイト

三輪学園中学校・高等学校 (miwada.ac.jp)