光塩女子学院中等科の特色と定期テスト・内部進学対策

光塩女子学院中等科は、東京都杉並区にある私立中高一貫の女子校として知られています。カトリック系の学校としても有名で、私立・国公立大学の合格率の高さにも注目を集めている学校です。

しかし、中等科から高等化へ必ず内部進学できるとは限りません。本記事では、光塩女子学院中等科の特色と合わせて、定期テスト・内部進学対策の方法を紹介しています。必ず内部進学を成功させるためにも、早めに対策を行って準備しておきましょう。

光塩女子学院中等科の概要と特色

はじめに、光塩女子学院中等科の概要と特色を紹介します。学校生活を充実させることはもちろん、安定した成績を収めるためにも、学校の特色を理解して規則正しく学校に通い続けることが重要です。

アクセス

住所:東京都杉並区高円寺南2-533-28

TEL:03-3315-1911(代表)

光塩女子学院中等科は、東京都杉並区高円寺南に位置しており、周辺には駅だけでなく、バス停も多く通学にも便利な立地をしています。通学に便利な駅は以下の2つです。

  • JR中央線(快速)またはJR総武線(各駅停車)を利用する場合

高円寺駅(南口)から徒歩で約12分。ただし、土日祝祭日は休日ダイヤのため、JR中央線は高円寺駅に停車しない。その場合はJR総武線または東西線の利用が必要。

  • 東京メトロ丸の内線を利用する場合

東高円寺駅から徒歩で約7分。

新高円寺駅から徒歩で約10分。

教育理念

光塩女子学院中等科は、カトリックの価値観を基盤にしたミッション系の女子校です。教育理念では、聖書の言葉から引用された「世の光、地の塩」を基礎に以下のような思いが込められています。

  • 「ありのままのあなたがすばらしい」

人は誰でもそのままでかけがえのない存在であるということ。

  • 「他者のために」

自分の個性を輝かせ、他者のために活かし、互いに支え合うこと。

  • 「WomenforOthers」

中高6年間を通して、一人ひとりが「他者のために生きることを喜びとする女性」として成長することを目指す。

  • 学校ルーブリック

具体的な目標を設定し、思いやり、表現力、協働力などの観点で生徒の成長を支援している。

  • お祈りとミサ

日々に感謝するミサに参加することで精神的な成長を促す。

以上のように、それぞれの個性を大切に、他者のために輝ける女性を目指した教育が行われています。

キャリア教育

光塩女子学院中等科では、キャリア教育を重視しています。中高6年間を通じて、多くのワークショップや講演会を実施し、卒業後の進学先だけでなく、その先に続く人生をどう生きるかを考えます。探究活動を通じて知的好奇心を刺激し、幅広い視点で生き方を考える場を提供してもらえるため、将来についてじっくりと考える機会になるでしょう。

さらに、特別講座やキャリアノート、海外研修などを通じて、生徒の成長をサポートしてくれます。

光塩女子学院中等科・高等科の入学金・学費

光塩女子学院中等科・高等科の入学費は約300,000円(※2023年)が必要です。学費については、授業料年額が420,000円、施設費が50,000円、その他年額が134,000円となっています。年度によって金額が変わる可能性もあるため、どれだけの入学費や学費がかかるのか確認しておくようにしましょう。

光塩女子学院中等科の内部進学

続いて、光塩女子学院中等科の内部進学の条件や学習・進路指導について解説します。中高一貫校だからと安心しきっていると、内部進学ができなくなってしまうかもしれません。

内部進学の条件

光塩女子学院中等科の生徒は優先的に高等科へ進学ができるようになっています。しかし、高等科に進んだ際に、単位取得が困難と思われる科目がないことが条件となっているため、一定の成績を保たなければなりません。

具体的な成績の基準についてはサイト内にも書かれていないため、学校に確認を取っておくことをおすすめします。特に苦手科目がある場合は条件を満たせない場合があるため、しっかりと対策をとって授業に遅れが出ないようにすることが大切です。

内部進学も含めた学習面・進路指導が受けられる

光塩女子学院中等科では、中1から高1までの全教科の基礎を身につけるための学習面の指導があります。生徒の実情や必要性に合わせたカリキュラムでサポートしてくれるため、うまく活用すれば安定した点数が取れるようになるでしょう。

また、内部進学も含めた進路指導が受けられるため、進学後の大学受験に向けた準備ができるのも強みです。したがって、どのような進路に進みたいのか学校に遠慮せずに相談して、適切なサポートが受けられるようにしていきましょう。

光塩女子学院中等科の定期テスト対策

光塩女子学院中等科から高等科へ内部進学するためには、高等科に進んでも授業についていけるだけの成績を納めなければなりません。したがって、学校の授業に積極的に参加することはもちろん、授業の理解度と、定期テストでの結果が重要となるポイントです。

定期テストに向けた学習を行っていけば、授業の理解度も深められるため、定期テストで安定した点数が取れる対策方法を紹介します。

国語の定期テスト対策

光塩女子学院中等科では、定期テストの対策として、学校から配布されている教材を使用します。教材の内容は定期テストの問題と密接に関連しているため、教材に沿った学習を行うことがおすすめです。

定期テスト前だけでなく、国語の教材である「中学校 国語」に合わせて予習・復習を重ねていけば、余裕を持ってテストに臨めるようになるでしょう。

結果が出なかった場合は、前の単元から抜けを解消していく指導が行われるため、焦らずにわからない部分をなくす学習を繰り返し行うことが大切です。

英語の定期テスト対策

英語では、エリック社の「プログレス21」 が教材として使われています。基礎的な文法や語彙に限らず、実用的な英会話やリスニングにも力を入れている教材です。したがって、実用英会話にも対応できるように教材の内容に合わせた学習と、ワークブックを活用した学習を続けていきましょう。

教科書以外にも、英語の映画やドラマ、ニュース記事などを鑑賞したり、読んだりして英語に慣れておくことも大切です。単語の意味や文法を覚えることはもちろん、英語に慣れ親しむのも理解力を高める効果があります。

数学の定期テスト対策

数学では、中学生が学習する内容全てを2年間で学べる「新しい数学」が採用されています。数学においても、「わからない」を解消することが重要視されているため、教材の内容に合わせて、苦手をなくしていく繰り返し学習が効果的です。

学校の学習面の指導を活用し、自分がどこにつまずいているのか把握した上で、確実に点数を取れる範囲を広げていきましょう。

理科の定期テスト対策

理科では、生物、物理、化学の分野で「新しい化学」(教材)を使用した学習が行われます。したがって、教材の内容に合わせて用語や実験、仕組みや原理などの基礎をしっかりと押さえ、応用問題にも答えられる知識を身につけておくことが重要です。

定期テスト前には授業で習ったことや学習した内容をおさらいし、理解できていないところや間違った問題を重点的に復習しておきましょう。

社会の定期テスト対策

社会では、「新しい社会 歴史」、「新しい社会 公民」、「中学生の地理」などの教材が使用されます。したがって、それぞれの教材に合わせた用語や事実関係、仕組みなどを理解することが求められます。

また、定期テストでは選択式だけでなく、用語や出来事の説明が求められる記述式の問題もあるため、自分の言葉でまとめる練習をしておくのが効果的です。日々の学習では習った場所を徹底的に復習し、テスト前には範囲内で理解しきれていない部分を中心に学習しておくと良いでしょう。

光塩女子学院中等科の内部進学対策では教材に沿った学習が重要

光塩女子学院中等科の内部進学について、学校の特徴や進学の条件、定期テスト新対策の方法などについて解説しました。内部進学を成功させるためには、高等科での授業についていけるだけの成績が求められます。したがって、日々の授業の理解度を高めながら定期テストに向けた対策を続けていかなければなりません。

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参考サイト

https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/

https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/access/

https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/education/philosophy/

https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/education/career/

https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/admission/qa/

https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/course/instruction/