法政大学第二中学校の特色と定期テスト・内部進学対策
法政大学第二中学校は、法政大学附属の中高一貫制の共学校です。「法二(ほうに)」の愛称で知られていますよね。大学附属の学校であることはもちろん、強豪ひしめく神奈川県で屈指のスポーツ強豪校でもあり、大変人気のある学校です。
この記事では、法政大学第二中学校の特色や、法政大学第二高校への内部進学対策についてご紹介していきます。
法政大学第二中学校の概要と特色
法政第二中学校・高等学校は、つい最近まで男子校でしたが、2016年に男女共学になり、ますます注目度が上がっている学校の一つです。
ここでは、法政大学第二高等学校の概要と特色をお伝えします。
所在地・アクセス
〒211-0031
神奈川県川崎市中原区木月大町6-1
最寄駅からのアクセス
〇JR南武線
「武蔵小杉駅 西口」下車、徒歩12分
〇JR横須賀線(総武快速線・湘南新宿ライン・相鉄線直通)
「武蔵小杉駅 横須賀線口」下車、徒歩15分
〇東急東横線(みなとみらい線・東京メトロ副都心線・東武東上線・西武池袋線直通)・東急目黒線(東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道および都営三田線直通)
「武蔵小杉駅 南口」下車、徒歩10分
教育理念
法政大学は、「自由と進歩」を建学の理念としています。法政大学第二中学校・高等学校では法政大学の付属校として、「自由を生き抜く 実践知」の育成を目指し、教育理念として、
本校における教育は、人格の完成をめざして国民的共通教養の基礎を築き、平和的で民主的な国家および社会の形成者を育成することを目的とする。
とされています。特に中学校段階では、
確かな学力を身につけることはもちろん、体験学習や調査研究活動など豊かな体験により、幅広い教養と既成概念にとらわれない自由な発想を育成
することを掲げています。
生徒数
2021年度の募集定員は男子140名、女子70名で、一学年210名でした。
したがって、単純計算で、3学年で630名程度の生徒がいることになります。
法政大学第二中学校の特色
法政大学第二中学校では、高校・大学への進学を見据えが学力の習得を意識した授業に加え、大学の付属学校としての強みを活かし、受験勉強に囚われない、付属校ならではの様々な教育活動を行っています。
学習を定着させるための取り組み
中学1・2年生は、学びの土台作りとなる時期と捉え、1クラス30名以下の少人数編成です。
特に「積み重ね」の科目と言われる数学と英語では、週に2~3時間、分割授業を実施し、一人ひとりに目を配った授業が行われるほか、それまでの学習を確実に定着させるべく、週に1時間、一週間の学習内容を確認する時間を設けています。
体験重視の学習
理科の授業では3年間を通して、週2時間、1クラスに教員2名で授業を行うチームティーチング体制で実験を伴う授業を行っています。
また、多くの学校行事に事前準備から取り組むことで、学習の理解を深めながら、生涯にわたる交友関係を築くきっかけ作りをしています。
3年間の学びの集大成、3年生の「総合」
法政大学第二中学校では、3年生の「総合」を中学での学びの集大成として位置付けています。具体的には、
クラスごとに学習班の単位でテーマを設定し、年間を通して、調べ学習を行います。研修旅行での現地の体験をはじめ、図書館を利用した調査・探究を横断的に行い、中間発表を経て、年度末には学習の成果をプレゼン形式で発表します。
引用元:総合学習
広島への研修旅行や探究学習、プレゼンテーション大会という流れを経て、教科の枠を超えた学びを協同的に行います。
法政大学第二中学校の内部進学状況と対策
ここでは、法政大学第二中学校から高等学校への内部進学の状況と、内部進学に向けた定期テスト・補習などの対策方法をご紹介します。
法政大学第二高等学校への内部進学の状況
法政大学第二中学校のホームページでは高等学校への内部進学について、
学校が定める成績水準に達したものは、生活上などの問題がない限り、全員が進学できます。毎年、ほぼ全員の生徒が必要な成績水準に達しています。
とあり、実際に多くの生徒が法政大学第二高等学校へ内部進学しています。
実際にお子さんを法政第二中学校に通わせていた保護者の方の口コミでも、
絶対評価だからちゃんと最低限の成績を取っていれば、法政二高には進学できる。
引用元:みんなの中学校情報
という声がありました。
付属の中高一貫校であるため、他の私立高校の受験を希望する場合には、内部進学の権利は失うことになります。ですが、国公立高校受験を希望する場合は、審議のうえ第二高等学校への進学の権利を維持したまま、受験することも可能です。
法政大学第二高等学校への内部進学のための条件
中学校から高等学校への内部進学をするための成績基準は、
・3年生の1・2学期の評定平均が10段階中の6.0以上であること
・評定5以下の科目が4つ未満であること
・評定4以下の科目が1つ未満であること
の3つの基準があります。
加えて「生活上などの問題点がない」とあるので、出席状況や素行といった条件があることも十分に考えられるでしょう。
法政大学第二高等学校への内部進学に向けた対策
成績による基準をクリアするためには、日頃の学習にしっかりと取り組み、評定平均を維持していくことが大切だとわかります。定期テストはもちろん、日々の小テストや授業態度なども大切にしていく必要があります。
法政大学第二中学校では数学と英語の2科目を中心に、定期的に小テストが行われています。小テストや定期テストで一定の基準に達しなかった場合、補習に呼ばれることもあるそうです。しっかり面倒をみてくれるのはありがたいですが、できれば補習には呼ばれたくない、というのが生徒のみなさんの本音でしょう。そのためには、習ったことはひとつひとつ確実に身につけていくことが大切ですね。
また、法政大学第二高等学校から法政大学に進学する際の学部の選択には、成績が重要な鍵を握っていることは言うまでもありません。ですので、中学生の段階から日頃の学習にしっかりと取り組み、学習内容を理解していくことが重要です。
そこで、内部進学をより確実なものにしていくためには、個別指導塾がおすすめです。
内部進学対策に個別指導塾がおすすめな理由
法政大学第二中学校から高等学校への内部進学対策として個別指導塾をおすすめしているのには理由があります。
大学附属の中高一貫校では、内部進学を前提に学校独自のカリキュラムを組んでいる場合が多く、他の学校とは異なる教材や進度が異なっています。
そうなると自然と、一斉授業を行う塾とは進度や学習内容が異なり、せっかく通塾していても
「塾でも頑張っているのに、学校の成績に結びつかない……」
「学校と塾の両方の課題があり負担が大きい……」
など、お子様が焦りや悩みを抱えてしまうことも多くあります。だからこそ、一人ひとりに合わせて個別に進度や内容を決めることができる、個別指導塾がおすすめなのです。
法政大学第二の内部進学対策はさくらOneへ!
内部進学を目指す皆さんには、内部進学専門コースとプロ社会人講師による完全マンツーマン指導が強みの、弊社さくらOne個別指導塾がおすすめです。
法政大学第二中・高のある武蔵小杉にも校舎があるほか、「法二」を目指す受験生や生徒が多いエリアに青葉台校、たまプラーザ校、二子玉川校、立川校など多くの校舎があります。
内部進学専門コース
内部進学に向けては、評定を確実にとっていくために、日頃の学習の積み重ねが重要です。さくらOne個別指導塾では、これまでの経験から蓄積された内部進学者専用の指導ノウハウを活かし、普段の学習をサポートしながら、内部進学をより確実なものにするための学力を身に着けることができます。
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さくらOne個別指導塾は完全マンツーマンなので、集中して自分の学習に取り組むことができます。
プロ講師が指導を行うので、中・長期的に生徒に寄り添い、法政大学第二中学校から高等学校への内部進学だけでなく、高等学校から法政大学への内部進学に向けても、丁寧で充実した指導でしっかりサポートします。
法政大学第二中学校から高等学校への内部進学をお考えの方は、無料体験も行っておりますので、お気軽にお問合せください。