東京学芸大附属竹早小学校の特色と内部進学対策
東京学芸大附属竹早小学校は、幼稚園〜中学校まで一貫した教育をしている小学校です。内部進学率の高さから人気を集めている学校でもありますが、どのような学校なのか、どういった教育が行われるのか知っておかなければ適切な対策がとれません。
そこで、東京学芸大附属竹早小学校の内部進学に役立つ情報を、以下の項目に分けて詳しく解説していきます。
- 東京学芸大附属竹早小学校の特色
- 東京学芸大附属竹早小学校のカリキュラム
- 東京学芸大附属竹早小学校の内部進学対策
学習塾の利用も含めた、内部進学を成功させるために必要なポイントもまとめているため、竹早小学校の内部進学を目指している方必見の内容です。学習時間を設けることはもちろん、学校の特色を知るのも内部進学に役立ちます。
東京学芸大附属竹早小学校の特色
東京学芸大附属竹早小学校は、隣接する。附属幼稚園と幼小一貫の教育を行い、附属竹早中学校との連携が行われている小学校です。
一般校と同様の義務教育機関として初等普通教育を施しますが、教育学部の学生による教育実地研究や、学部における初等教育に関する諸研究の実験と実証が行われます。
また、学生には教育実習の場を提供し、実施に必要な教育計画を立てて指導にあたり、初等教育では研究をしながら独自のテーマを作り出し改善を続けています。
校訓と教育目標
竹早小学校では、学校の目標として校訓と教育目標が設定されています。どのような小学校なのかの根底部分に当たるため、学校生活を送る上でも重要なポイントです。
校訓
『誠』の1字を掲げる校訓では、思想の変転や時世の推移に惑わされることなく、誠の精神を貫き続けることが学校全体の目的です。教員も常に誠意をもって子どもや保護者に接するよう努めることが校訓で約束されています。
また、職員同士の間においても、常に誠を具現し尊重し合えるよう意識しているとのこと。
教育目標
教育目標においても、子ども達に誠の精神を知ってもらおうと「自ら学び、ともに手をとり合い、生活を切り拓く子」の育成が目指されています。
加えて、以下の項目も竹早小学校の児童像としてあげられています。
- 明るく元気に取り組む子
- よく考え工夫して学ぶ子
- いつくしみ合い仲よく助け合う子
- よい生き方を求め続ける子
引用:学校の紹介 2.教育目標 東京学芸大学附属竹早小学校
個性を尊重しつつ、元気に課題に取り組み、人との関わりを大切にするそのような子どもを育成することが竹早小学校の目標であり特色です。
林間学園
竹早小学校では、春・夏・秋・冬にわけて宿泊学習をしています。春は4年生だけの2泊3日、夏は3年生以上が縦割り班で生活する3泊4日、秋は5年生だけの2泊3日、冬は6年生だけの2泊3日で行われる宿泊学習です。
冬の宿泊学習はスキー体験もできるので、小学校最後の宿泊学習として良い思い出作りになるでしょう。
キッズフェスティバルとタケノコ祭
1、2年生の身体表現の場として、劇場仕立てのキッズフェスティバルが行われます。また、3年生以上になると競技や演技ありの手作り行事「タケノコ祭」が開かれるため、子供の成長を楽しみながら見守れます。
東京学芸大附属竹早小学校のカリキュラム
東京学芸大附属竹早小学校では、幼小連携・一貫教育で行う研究を元にした、学校教育制度にとらわれないカリキュラムを実施しています。
中でも、文部科学省へ平成を申請し認可を受(教育課程特例校制度)けて実施している「自己実現活動」という独自の教科が特徴的です。
自己実現活動
自己実現活動は、教科横断的でありながら総合的かつ探究的な学習活動を行い、課題や問題を解決していく教科です。子どもたちが自ら課題や問題を解決していくために必要な、主体的で協同的な姿勢や態度の育成を目的にしています。
各学年では、以下の教科を横断する総合的な学習活動が行われます。
- 1年・2年:国語、算数、生活、音楽、図工工作、体育、道徳、特別活動
- 3年・4年:1年生と2年生の教科に社会、理科、総合的な学習の時間、
外国語活動を加えた教科(生活除く)
- 5年・6年:3年生と4年生が教わる全教科に家庭を加えた教科
その他の取り組み
竹早小学校では、自己実現活動の他に「たけのこタイム」や「代表委員会」などの取り組みも行っています。
たけのこタイムとは、隔週で行われる自分のしたいことに打ち込める100分の時間です。子ども自身でしたいことを考えて、アイディアを出す練習になるでしょう。代表委員会では、学校行事や問題点を持ち寄るなど責任感ある活動をします。
子どもの主体性を重んじ、協力し合える取り組みは竹早小学校らしいカリキュラムのひとつといえるでしょう。
東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎から内部進学できる
竹早小学校へは定員35名の竹早園舎から、ほぼ全てが内部進学します。小学校と隣接していることから、進学路にも変化がないため通いやすさもそのままです。
もちろん内部進学しない選択肢もあるので、進学を強制されることもありません。定員はありますが、東京学芸大附属竹早小学校を目指すのであれば、竹早園舎への入園を検討してみてはいかがでしょうか。
東京学芸大附属竹早小学校卒業後の進路
竹早小学校卒業後の進路は、東京学芸大学附属中学校へ進学するのがほとんどです。また竹早中学校は、幼小中の一貫した連携が大切にされているため、進学希望者はほぼ入学が許可されるようになっています。
内部進学を希望するご家族ももちろんいるため、卒業後の進路に制限はありません。
東京学芸大附属竹早小学校の内部進学対策
東京学芸大附属竹早小学校の内部進学は許可されやすい傾向にありますが、学習に力を入れなくてもいいというわけではありません。幼小中と一貫した教育が行われるため、学校の授業に対応できる実力を持っていることが求められるでしょう。
そのため、日々の学習もしっかりと行って学校の授業で遅れをとらないようにするのが重要です。授業に遅れないような学習をするには、子ども自ら勉強する必要があります。
しかし、小学生にとって時間を管理して自分で勉強するのは簡単ではありません。大人が勉強を強制してしまうと、ますます嫌になってしまいます。そこで、子どもがなかなか勉強してくれないときは個別指導塾で子供に合った指導をしてもらうと良いでしょう。
しっかりと自己学習ができる能力が身につけば、予習や復習も習慣化されるようになります。内部進学者が多いからといって、何も対策を取らずにいると学校が求めている実力に届かなくなってしまうかもしれません。
勉強や学校生活に不安要素がある場合は、早めの対処が必要です。
個別指導塾のさくらOne
子どもは自分にとって楽しいことが優先されるので、勉強が嫌いになってしまうと手をつけなくなってしまいます。そのため、勉強はやりがいがあって、正解すると楽しいという気持ちを体験させてあげるのが大切です。
しかし、小学校ではクラスの平均に合わせて授業が進められるので、子供一人ひとりに寄り添った学習指導がなかなか行えません。そのような状態になってしまうと、勉強が得意な子と苦手な子の差が大きくなり、やる気をなくす原因になってしまいがちです。
竹早小学校の内部進学においても、学力的に進学が難しいと判断されてしまえば他の中学校へ進学を勧められるでしょう。
そこで、子どもの年齢やレベルに合わせた指導をしてくれる個別指導塾であれば、楽しさややりがいも教えてもらえます。小学校や中学校の受験に向けた対策を行っている塾もあるので、目的にあった塾を探してみてはいかがでしょうか。
東京学芸大附属竹早小学校の内部進学に関してお困りのかたは、竹早小学校のカリキュラムに対応した指導をしている「さくらOne個別指導塾」にご相談ください。日々の学習についてのお悩みはもちろん、内部進学に向けた対策にも対応いたします。
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