青山学院初等部の特色と内部進学対策
青山学院初等部は青山学院大学へ内部進学できることから、人気のある私立小学校です。
今回は青山学院初等部について、以下の点を中心に解説していきます。
- 青山学院初等部の特色
- 青山学院初等部の独自の取り組み
- 青山学院初等部の内部進学状況と対策方法
青山学院初等部へ入学したからには、青山学院大学への進学を考えているお子様や保護者様は多いのではないでしょうか？
今回の記事では青山学院初等部の内部進学状況だけでなく、どのような対策をすれば内部進学できるのか紹介していきます。
おすすめの学習塾についても紹介しているので参考にしてください。
青山学院初等部の特色
青山学院初等部の教育理念と、独自の教育方法を紹介いたします。
教育理念
青山学院教育方針にもとづいて、神さまから与えられた賜物を活かし、感謝の心をもって祈り、神と人に仕える人間を育てることを理念としています。
そのために初等部の入学式では「5つのおやくそく」をして、生活の中で活かせるようにしています。
しんせつにします
しょうじきにします
れいぎただしくします
よくかんがえてします
じぶんのことはじぶんでします
毎朝の礼拝や宗教の授業、イースター礼拝、クリスマス讃美礼拝、おかあさんへの感謝の礼拝、子どもの日花の日礼拝、感謝祭礼拝などを通じて神さまからの恵みを感謝します。
また、子どもたちの誕生日には部長からひとりひとりに誕生日カードが渡されます。
このように自分が大切にされることから他人を思いやる気持ちが芽生えます。
そこから、すべての学習活動が有効に機能する土台となるものができるのです。
引用：教育理念・目標
キリスト教教育
以上の教育理念を体現するために、青山学院初等部ではキリスト教信仰にもとづいた教育を実施しています。
青山学院の教育はキリスト教信仰にもとづく教育をめざし、
神の前に真実に生き心理を謙虚に追求し愛と奉仕の精神をもって
全ての人と社会とに対する責任を進んで果たす人間の形成を目的とする。
引用：キリスト教教育
青山学院初等部の独自の取り組み
青山学院初等部で独自に取り組んでいる内容を紹介します。
青山学院初等部は、2017年に創立80周年を迎えました。
歴史と伝統のある青山学院初等部は、日本の初等教育の中にあって、ランドセルや通信簿の廃止、週5日制の導入、6年間で50日間の宿泊行事など、常に新しい試みにチャレンジしています。
そして、創立以来、建学の精神であるキリスト教信仰にもとづく教育を守り、「真の人になる」人格の育成を目指し続けます。
引用：独自の取り組み
上記のように「ランドセル廃止」「学校5日制」「通知表廃止」「宿泊行事の充実」を行っています。
具体的には以下のとおりです。
ランドセル廃止
ランドセルの代わりに学習用具はすべて教室のロッカーに置きます。
通知表廃止
生徒の成長過程を細やかに伝えるために「三者面談」および「成長の記録」を通して評価を保護者に伝えます。
三者面談と成長の記録
三者面談は学期末に行います。
「生徒」「保護者」「担任」の三者で、生徒の学習や生活の現状（できるようになったこと、できていないこと）を整理。
今後の取り組むべき課題を確認していきます。
この時に確認されたものを『成長の記録』と称する資料に残し、次の課題につなげていきます。
週5日制
「子どもたちに時間を返そう、家庭に時間を返そう」と考えたきっかけで、40年前から実施。
週休2日制とは違い、土曜日に行事やクラブ活動等の課外活動を行います。
クラブ活動
12のクラブがあり、放課後や土曜日に行います。
2年生から入れて、聖歌隊として礼拝で奉仕をするクラブもあります。
宿泊行事の充実
宿泊行事は各学年で設定されています。
1年生の「なかよしキャンプ」は、キリスト教オリエンテーションキャンプ。
2年生の「農漁村の生活」は、生活科のプログラム。
3、4年生の「山の生活」は、登山に親しむ生活キャンプ。
5年生の「平戸、海の生活」は2kmの遠泳に挑戦。
6年生の「洋上小学校」は小さな乗組員として航海体験。
3～6年の「雪の学校」は雪を素材として縦割りの生活キャンプ。
上記の宿泊行事で感動を覚え、生徒たちの成長を支えます。
総合活動
5、6年生が対象の特別活動です。
「働くことを学ぶ時間」として週に1時間、16のプロジェクトに分かれて活動しています。
自分たちの問題を自分たちで解決することを目標にして、生徒たちの主体性を育てます。
以上のように青山学院初等部は伝統校ならではの独自の取り組みを行っています。
青山学院初等部の内部進学状況と対策方法
青山学院中学校へ内部進学するには、考査が必要です。
内部進学状況
青山学院初等部の入学生は、98%ほどが青山学院中等部へ内部進学。
青山学院中等部からも、毎年95％以上の生徒が青山学院高等部に内部進学しています。
青山学院高等部においては、青山学院大学にない他大学の学部などに進学する生徒を除いて、約87％（2021年度実績）が青山学院大学に内部進学しています。
内部進学対策
青山学院中等部へ内部進学するには、青山学院初等部からの推薦が必要です。
推薦では勉強の成績や生活態度が考慮されます。
また青山学院中等部では独自の英語テキストを使い1、2年生はリーディングとライティング、3年生はコミュニコミュニケーションを重点的に学びます。
そのため青山学院中等部へ内部進学するには、授業対策や英語の対策が必須です。
個別指導塾のすすめ
青山学院初等部から青山学院中等部へ内部進学するためには、学校からの推薦が必要です。
そして進学後は英語教育に力を入れている特徴があります。
そのため青山学院初等部に通われている学生の多くが、
「今の学習方法を続けていいのか心配」
「今後の授業についていけるか不安」
といった悩みを抱えています。
このような悩みを抱えている方は、弊社のさくらOne個別指導塾にご相談することをおすすめいたします。
さくらOne個別指導塾の強み
さくらOne個別指導塾は、対面授業とオンライン授業を提供している個別指導塾です。
強みとしては、以下の3点です。
- 内部進学コース
- プロ社会人の完全マンツーマン教育
- 英会話教室を行える講師が在籍
それぞれ具体的に紹介いたします。
内部進学コース
内部進学対策専門のコースがあり、内部進学に関する情報や指導ノウハウを持っています。
そのため内部進学に必要な学力を身につけることが可能です。
プロ社会人の完全マンツーマン教育
マンツーマンで教えるため、生徒一人一人に合わせた丁寧な授業が可能です。
具体的にはどうしたら問題が解けるか一緒に考えて、生徒の理解度に合わせて授業を進めていきます。そして勉強方法だけでなく、勉強習慣を身につける方法もレクチャー。
今後の内部進学を成功させるためにも、成績アップだけでなく勉強習慣をつけさせるサポートをいたします。
英会話教室を行える講師が在籍
都内9校舎で英会話教室も行っています。
八王子さくら英語教育研究センターの研究成果を取り入れた授業内容です。英語での自己紹介からプレゼンテーションまで、語彙力や表現力が習得できます。スピーキング対策や進学に関わる英語資格なども取得できます。
以上の強みを生かし、内部進学を成功させるサポートをいたします。
またさくらOne専門コースから青山学院大学附属校の内部進学者を多数輩出している実績があります。
そのため青山学院初等部からの内部進学でお悩みの方は、是非ともご相談ください。
・青山学院初等部公式サイト
「教育理念・目標」
https://www.age.aoyama.ed.jp/introduction/mission.html
「キリスト教教育」
https://www.age.aoyama.ed.jp/education/religion/index.html
「学校紹介」
