白百合学園中学校の特色と内部進学対策

白百合学園中学校は、1881(明治14)年創立のカトリックの女子校です。偏差値も高く都内屈指の名門女子校です。教育熱心で、慶應早稲田などの難関大学に多くの合格者を毎年輩出しています。

将来の大学進学を見据え、教育熱心な白百合学園中学校への進学を検討している生徒様や保護者様が多いのではないでしょうか?

今回は白百合学園中学校の特色と、内部進学の概要と対策をご紹介します。

白百合学園中学校の概要と特色

内部進学成功を目指すためには、白百合学園中学校の特色と行われている教育を把握することが大切です。学校の特徴がわかると、内部進学対策がしやすくなります。

学校アクセス

〒102-0073   東京都千代田区九段北2-4-1

TEL : 03-3234-6661

FAX : 03-3234-6970

  • JR総武線「飯田橋駅」西口より徒歩10分
  • 地下鉄「飯田橋駅」B2a出口より徒歩10分 東西線・有楽町線・南北線・都営大江戸線
  • 地下鉄「九段下駅」出口1より徒歩10分 東西線・半蔵門線・都営新宿線

本校の教育

カトリックのミッション校である白百合学園中学校は、「一人ひとりをかけがえのない存在として大切にする」というイエス様の教えを、教育活動全般の土台に据えて、生徒たちを育み伝えている学校です。

日々の生活や学校行事・委員会活動・部活動を通して、自分で考え判断する力を身につけられるように力を入れています。

また白百合学園中学校の教育は、以下3点のポイントに基づいています。

Point1 キリスト教に基づいた豊かな人格の育成

Point2 国際社会で活躍できる英語とフランス語の習得

Point3 一人ひとりが希望する進路に応じた能力の育成

学習支援

授業では各教科でさまざまな工夫をし、丁寧な指導が受けられます。各教室には電子黒板が設置され、ICT機器も取り入れられています。2つの方向から授業を行うことにより、ディスカッション力やプレゼンテーション力を養うことができます。

6年間の流れ

高校1年までの4年間は基礎学力の育成を重視し、生徒が持つ豊かな才能が磨かれ、個性の発揮を目指します。高校2年からは希望の進路に対応できる能力の育成に力を入れます。

中学1年〜中学2年 : 基礎的な学力・体力を養成。豊かな感性と物事への意欲を身につける。

中学3年〜高校1年 : 基礎・基本の定着。自己確立していき、個性を見つける。

高校2年〜高校3年 : 基礎を応用できる力を身につける。進路への高い意識を持ち、目的を達成する。

習熟度別授業

習熟度別授業は国語、英語、数学で行い、以下のように習熟度が分かれます。

国語 : 科目によって高校2年から2〜3のレベル

英語 : 中学3年から2〜3のレベル

数学 : 高校1年から2つのレベル

充実の補習体制

必要に応じて補習を行い、理解が追いついていないまま次の単元に進むことがないよう、サポートが受けられます。また、大学進学に向けての補講も教科別で行われています。

正副担任制

各クラスを担任と副担任の2名で見守ります。朝礼・終礼に加えて清掃も生徒と一緒に行い、1学年4クラスの正副担任の学年団が歩み寄り、相談しながら学年の運営を進めます。

多彩な選択科目

才能を磨きながら、個性を発揮できるよう多彩な選択科目があります。

高校1年:芸術(音楽・美術・書道)または外国語(英語・フランス語)を、週に2時間選択。

高校2年 : 文系・理系・芸術系と幅広い進路に対応した科目を選択し、学力と能力を伸ばす。

進路

白百合学園中学校からの進学先は、以下のような学校があげられます。

・早稲田大学

・慶應義塾大学

・上智大学

・明治大学

白百合学園中学校は中高一貫校なので、高校受験はありません。そのため、公式サイトでわかるのは大学の進学実績のみになります。

上記の通り、毎年有名な難関大学に多数の生徒を送り出しています。

白百合学園中学校の内部進学

最後に、白百合学園中学校から高等学校への内部進学を目指すための対策方法を紹介します。対策を早く始めることにより、内部進学するための力を余裕を持って身につけられます。

定期テストの点数や内申点を上げる

白百合学園中学校から高等学校への内部進学の際には、中学3年間の学習面・生活面・出席面を総合的に判断して高校進学を推薦する制度をとり入れています。学力試験はありません。そのため、進級、内部進学をするなら定期テストで確実に点数を取る必要があります。

白百合学園中学校の定期テストのレベルは標準的です。出題内容のほとんどが授業内で扱われた内容から出題されるため、授業の内容をしっかり聞くことが重要です。

また、テストの問題は学校で配布されている教材から出題されるため、どこから出題されているかを明確に把握した上で勉強することが大事です。さらに、お子様自身で毎日復習をしながら内部進学までのスケジュール立てをして、勉強する必要があります。

また内申点を上げるために授業態度を良くして、課外活動や行事も真剣に行うことも大切です。

個別指導塾を活用する

集団塾だと一人ひとりに合わせた授業ではないため、進度が合わず勉強が負担になってしまう恐れがあります。

そのため、個別指導塾を活用するのがおすすめです。個別指導塾だと学習の進度と本人の学力に合わせて指導を受けられます。弱点を補うための対策がピンポイントでできるので、効率が良いです。

時間の使い方、勉強のやり方も根本から教えてもらえるのも個別指導塾の魅力です。

白百合学園中学校の定期テストの科目別対策

白百合学園中学校の定期テスト科目、国語・数学・英語・理科・社会の科目別対策を紹介します。

国語

白百合の国語の定期テストは、 教科書8割、初見の問題2割です

教科書からは、古文読解・古典知識・読解などが出ます。教科書と別に、50点満点の国文法の問題が出題されます。

つまり教科書の内容をしっかりと対策すれば8割は取れるテスト内容になっています。

まずは教科書を徹底対策し、点数アップを目指しましょう。

定期テストの他に、国語は週に1回漢字テストがあります。対策をすれば点がとれるテストなので、漢字練習も欠かさず行いましょう。

数学

中学1年

数学(代数、幾何)の定期テストは、 教科書(体系数学)約4割、と問題集(体系問題集)約6割の配分で出題されます。教科書と問題集をきちんと対策すれば、高得点が取れます。

また、出題されている問題の難度も標準的な問題が多く出題されます。

体系数学は難度が高い教材ではありますが、応用問題からの出題はかなり少ないため、 基礎問題と標準問題の対策を優先しましょう。

数学の定期テストは、教科書・問題集をきちんと対策すれば、高得点が取れます。テスト前の対策だけでは不十分な場合があるので、日々の学習が大切です。

中学3年

代数の定期テストは、ほぼ全て問題集(ステージ数学)から出題されます。

ステージ数学に関連した教材からの出題もほんの少しありますが、まずはこの教材の対策が重要です。

定期テストのレベルはやや高く、テスト対策は早めに行わないと高得点は難しいです。分からない問題は放置せず、早めに解決して何度も復習しましょう。日頃の学習により、数学のテストで高得点が狙えます。

幾何の定期テストは、教科書(体系数学)から約3割、問題集(体系問題集)から約7割出題されます。

教科書と問題集を復習することが、テスト対策では大切です。幾何のテストでは、少しレベルが高い問題が出題されます。

また、この体系数学という教材が難しいので、日ごろから授業や教材の内容の理解に努めましょう。

教材外から出題されることはほぼないため、幾何のテスト対策では体系数学以外の教材を使う必要はありません。教科書と問題集の復習を繰り返し、幾何を定着させましょう。

英語

中学1年 

日本人の先生が授業を担当する英語の定期テストは、 教科書(ニュークラウン)、問題集(トリプルクラウン、NHK基礎英語)、プリントから半分出題されます。残りの半分は、教材以外からの出題です。

各教材からの配点割合は毎回異なるため、定期テストで高得点を取るためには、これらの教材をくまなく対策する必要があります。

定期テストのレベルはやや高いです。学校の授業をきちんと復習して、分からないところが出てきたら先生に質問するなどの対策をしましょう。

また筆記問題に加えてスピーキングのテストもあります。普段から正しい英語の発音ができるよう練習が必要です。

その上で、授業進度に合わせて上記教材の対策を行えば、定期テストで十分高得点を目指せます。

 

中学3年

日本人の先生が授業を担当する英語の定期テストは、教科書(ニュークラウン)から約3割、問題集(シリウス)と副教材(NHK基礎英語)から約7割が出題されます。そのため、これら3つの教材を使ってしっかり対策しておくことが重要です。

定期テストの問題のレベルはやや高く、テスト直前だけの対策では良い点数を取るのは難しいです。日々の学習を欠かさず行い、分からないところは早めに解決しましょう。

テスト前には問題集の対策することで、英語のテストで高得点を目指せます。

理科

理科の定期テストは、教科書(未来へひろがるサイエンス)から約4割、問題集(中学の化学、中学の生物、中学の物理)から約5割、プリントから約1割出題されます。

出題されている問題は、上記の教材の内容と同じ問題など、レベルとしては標準的と言えます。

以上のことから理科の定期テストは、 教科書、問題集、プリントの内容をきちんと対策すれば点数が取れます。

特に出題比率の高い、問題集と教科書を中心に対策を進めましょう。対策すべき教材が多いため、テスト直前だけ勉強をしても対策が追いつきません。

日頃の学習の積み重ねで、高得点を目指せます。

社会

社会の定期テストは、 プリント中心に出題されます。問題は、文章の穴埋め・一問一答形式の用語記述問題がよく出ます。

用語記述問題では、加盟国を全部答えさせる問題があったり、略称・正式名称の指定があったりと深い知識が問われます。

授業で扱った主要な用語は、意味の把握だけでなく、背景知識も頭に入れましょう。

時折記述問題も出題されますが、難易度は高くありません。 授業のノート・資料集・教科書をしっかり確認してください

社会は問題数が多いので、素早く回答できるよう、教科書・資料集を繰り返し復習しましょう。

白百合学園中学校の内部進学対策ならさくらOne個別指導塾

白百合学園中学校から高等学校へ内部進学するためには、定期テストや入試も見据えた日々の対策が必要です。

また、内申も含めた内部進学に十分な成績を納めなければなりません。 したがって、学校の特色をいち早くつかみ授業に合わせた予習・復習、入試の過去問や問題集を活用した学習で基礎力を高めることが重要です。

弊社、さくらOne個別指導塾では、白百合学園中学校の内部進学に向けた対策コースを用意しており、社会人プロ講師が完全マンツーマンで個々の実力に合わせた学習指導を行っています。

また、授業についていくためのサポートにも対応しておりますので、白百合学園中学校の学習についてお困りの際は、無料体験授業も行っているさくらOne個別指導塾にお気軽にお問い合わせください。

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