社会人になって役に立つ2つの数学教育
社会人になって役に立つ2つの教育
-
問題提起能力
-
統計学
これからデータサイエンスの重要性が増していくのは間違いない。したがって、仕事にもコンピューター・プログラムの知識が重要になる。しかし、本当に重要なのは、プログラムを書けることではなく、プログラムによって「何を分析し」、「何をマーケティングしていくか」を考え抜くことだと思う。大学で教えていて、問題を解くことができる生徒は多くいるのだが、問題を提起できる人は少ないと感じた。医学部生なので、東大生より偏差値が高い人がいるはずなのに。では、どのようにしたら、魅力のある仮説が立てられるのか。これが仕事のポイント。
-
問題提起能力
今月から、マッキンゼー出身の優秀なコンサルタントの方にどのようにしたら八王子さくらアカデミーを八王子NO.1の塾及び英会話教室にできるか教えを請うてる。キーワードは「気づき」だという。なぜ、「気づき」なのか?そんなのあたりまえだと思う人と、思わない人がいると思うが、私は「なるほど」と思った。というのも、『気づく』ことに努力を払っている人があまりいないから。外に出てささいな情報をキャッチし、それを分析し、それをYes or Noで答えることのできる仮説に落とし込む。「気づいて」それを仕事に変換できる能力。それが、今の学生に求められることだと思います。とはいっても、「気づく」能力は、中学生や高校生の方が上かも^^大人になると感受性が劣ってしまうのは、悲しいかな事実ですね。
また、仮説検証の方法を体系化したもの。それは、何か。方程式でも、微分積分でもない。統計学。したがって、これから必要な役に立つ数学は、統計学。医学でもマーケティングでも統計学が重要。
2. 問題解決(統計学)
これは、奥が深いので、次回書きます。
いいアイディア(問題提起)は遊びから生まれるし、良い統計は厳密なロジックから生まれる。その双方をバランス良く教育できる新しいスクールができればと思います。