東京農業大学稲花小学校の入試問題傾向と対策

お子様の中学受験を検討する保護者の皆様へ、中でも東京にお住まいであれば、東京農業大学稲花小学校を選択肢に入れている方も多いでしょう。東京農業大学稲花小学校に入学するには、高い受験倍率と試験難易度に対応するため、しっかりと受験対策を行う必要があります。

今回は、東京農業大学稲花小学校の特徴、入試問題傾向および受験対策について詳しく紹介します。ぜひ今後の受験対策や塾選びにお役立てください。

東京農業大学稲花小学校の特色

2019年4月に開校する東京農業大学稲花小学校は、東京都にある新しい私立小学校です。場所は小田急電鉄小田原線「経堂駅」から徒歩15分。通学しやすい場所にあります。

東京農業大学世田谷キャンパスの隣にあります。周りには有名な学校もたくさんある環境です。以下に詳しい特徴を紹介していきます。

教育理念「冒険心の育成」

東京農業大学稲花小学校の理念は、「冒険心の育成」です。

創設者の榎本武揚公が言った「冒険は最良の師である」という言葉をもとに、未知なる新しい世界に挑む気骨と主体性をもち、本気になって取り組み、科学的・実践的に学ぶ人間を育てることが目的とされています。

授業科目の特徴と目的

普段の授業での特徴や、子どもへの取り組みとして意識されていることを紹介します。

国語科

東京農業大学稲花小学校の国語では、次のようなことを大切にしています。

  • 日常で使う日本語の特徴を理解し、上手に使えるように学びます。思考力、創造力、表現力も伸ばします。
  • 「国語」「書写」「図書」の授業に加え、「国語応用」を学び、論理的な思考力を育てます。
  • 辞書を身近に置いて、日常的に使う習慣を身に付けます。

英語科

東京農業大学稲花小学校では、「冒険心の育成」という理念をもとに、英語に力を入れています。

具体的には、英語で感じ、考え、表現する力を育成し、自分の思考を英語で伝える能力を身につけるため、毎日1時間のネイティブスピーカーによる授業を行っています。また、家庭学習の充実を図り、長期休業期間にも英語に取り組むことができるようにしています。

算数科

  • 量や形などの基礎的な概念と性質を理解する。
  • 日常のことを数学的に考える力を育てる。
  • さまざまな問題に触れ、応用力を育てる。

理科

東京農業大学稲花小学校では、自然や科学技術に興味を持ち、理科の基礎的な知識や技能を身につけることで、科学的な思考力を養います。

稲花タイム「科学技術の学習」と連携し、観察、実験、調査などの体験を重視した学びを取り入れ、1年生から理科の授業を実施します。また、専門の教員が授業を行います。

社会科

  • 日本の地理や歴史、現代社会の仕組みや働きを学び、多面的な分析力や課題解決力を身につける
  • 「食」や「農業」の課題に向き合い、主体的に考える態度を養う

体育科

東京農業大学稲花小学校では、スポーツを通じて楽しく運動することを大切にしています。運動の基礎的な動きや基本的な技術を身につけ、健康的な生活を送ることを目指しています。また、専門の教員が授業を行っています。

道徳科

東京農業大学稲花小学校では、道徳的なことを学びます。自分自身を見つめ、物事を多角的に考え、自分の生き方について考えます。また、他者と協力しながら、自分と異なる考え方を理解し、自分の道徳的な理解を深めたり、広げたりすることを大切にしています。

家庭科

東京農業大学稲花小学校では、家庭生活に必要な基礎的な知識や技能を、実践的な活動を通して学びます。また、東京農業大学の教育資源を活用して、食に関する学びを通じて日常生活に興味を持ち、関心を高めます。

1年生から家庭科の授業を実施し、専門の教員による授業も行われます。

音楽科

東京農業大学稲花小学校では、音楽科で音楽や音楽文化に触れ、音楽の基礎的な知識や技能を身につけ、音楽を愛する感性を養います。英語科と連携し、英語での合唱なども行います。また、専門の教員が授業を行います。

図画工作科

  • 美しいものを見て感動する心を育てるとともに、多様な美しいものを作ることができるようになる。
  • 和雑貨や木材加工などのもの作りにも積極的に取り組む。
  • 専門の先生による授業を行います。

卒業後の進路

東京農業大学稲花小学校を卒業する生徒は、大きく分けて2つの進路があります。

東京農業大学第一高等学校中等部への内部進学

稲花小学校を卒業した児童は、隣接する東京農業大学第一高等学校中等部(農大一中)に進学することが想定されていますが、内部進学には一定の学力基準が設けられている可能性が高いです。

外部の中学校受験

東京農業大学稲花小学校では、中学校に進学する場合、併設中学校以外の中学校に進学することもできます。ただし、中学校受験に関するサポート体制はありません。

中学受験に関する相談は、各家庭で受験塾などを利用する必要があります。また、高学年次の行事や課題については、外部の中学校を受験する子どもたちが一定数いることを前提として、検討されます。

学校アクセス

  • 小田急線「経堂駅」または東急世田谷線「上町駅」徒歩約15分
  • 小田急バス・東急バス「農大前」徒歩約5分
  • 小田急線「千歳船橋」「祖師ヶ谷大蔵」「成城学園前」、東急田園都市線「用賀」「三軒茶屋」「渋谷」等からの路線バス利用「農大前」下車徒歩5分

東京農業大学稲花小学校の入試情報(2023年度)

2023年度の情報をもとに、今年度の目安をつけることをおすすめします。

  • 入試年度: 2023年度
  • 募集人数: 第1学年 72名(男子36人・女子36人)
  • 応募資格: 2016年4月2日~2017年4月1日に出生した子ども
  • 考査料: 25,000円
  • 願書配布: HPにてPDFデータにて公開(概要版:4月/詳細版:9月上旬)
  • 願書受付: インターネット出願:2022/10/3(月)~2022/10/4(火)※10/3(月)10:00~10/4(火)13:00
  • 考査: 2022/11/1(火)~2022/11/4(金) から「第1希望日」「第2希望日」を選択希望日の志願者数が多数の場合は11/5(土)の受験となる場合あり
  • 面接: 考査前:2022/10/11(火)~2022/10/30(日) (志願者本人及び保護者(1名または2名))オンラインにて実施
  • 合格発表: Webシステムにて発表:2022/11/7(月)

東京農業大学稲花小学校の入試問題傾向と対策

入試問題傾向

東京農大稲花小学校の入試は、事前面接、ペーパーテスト、行動観察の3分野から出題されます。

事前面接

東京農業大学稲花小学校に入るためには、事前面接に参加し、保護者と一緒に教育理念や教育方針を理解し、日常生活で学びの機会を与えて実践できることが求められます。

ペーパーテスト

東京農業大学稲花小学校のペーパーテストは、問題の難易度が高く、出題範囲が広いです。問題の題材には「お話・絵・順序・言語・道徳・動植物・季節感・生活用品」などがあります。網羅的に学習しておくことが大切です。

行動観察

行動観察を通じて、子どもたちが入学後にどのように成長していくかを想定し、総合的な判断を下します。

行動観察においては、子ども同士のコミュニケーションの様子を観察し、逸脱した行動がないか、教師の話をしっかりと聞き・考え・行動する力があるかを確認します。

入試問題対策

東京農業大学稲花小学校は、受験倍率が高く、試験難易度も高いため、受験対策が大切です。基礎となる問題を何度も繰り返してトレーニングし、集中力を養いましょう。

面接対策としては、「敬語での受け答え」や「聞き方・話し方の態度」をトレーニングすることが重要です。また、日常生活上の悪いクセを治すことも大切です。悪いクセは試験中にもあらわれるため、できる限り治しておくとよいでしょう。

受験勉強のモチベーションが保ちにくい場合は、受験対策に精通している塾や家庭教師を活用することで、ご家庭の負担が軽減されるのでおすすめです。

東京農業大学稲花小学校の入試問題傾向と対策

東京農業大学稲花小学校に入学するには、高い受験倍率と試験難易度に対応するため、しっかりと受験対策を行う必要があります。基礎となる問題を繰り返しトレーニングすることで、知識を身につけ、応用力を高めることが大切です。

弊社さくらOneでは、東京農業大学稲花小学校の受験対策に必要な学習支援をいたします。実績のあるベテランのプロ講師が、お子様一人一人にあったカリキュラムを組み、学習のサポートを行います。

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参考サイト:

https://www.nodaitoka.ed.jp/admission/guide/

https://www.nodaitoka.ed.jp/admission/guide/#:~:text=2023%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%85%A5%E5%AD%A6%E8%A9%A6%E9%A8%93%20(2022%E5%B9%B4%E7%A7%8B%E5%AE%9F%E6%96%BD)