東海大学付属高輪台高等学校の内部進学の概要と対策(基礎学力定着度試験対策)

東海大学付属高輪台高等学校は、名門東海大学に内部進学できる人気の付属高校です。

もっとも自動的に内部進学できるというわけではなく、東海大学への進学を希望している人には「基礎学力定着度試験」という独自の試験が行われています。

東海大学へ進学できるかどうかはこの試験によって決まるため、付属校の学生にとっては大学入試よりも重要な試験かもしれません。

そこで今回の記事では、東海大学付属高輪台高等学校の内部進学に関して、以下の点を中心に解説していきます。

  • 内部進学の概要
  • 基礎学力定着度試験の概要
  • どのように対策をすれば良いのか
  • 基礎学力定着度試験対策におすすめの個別学習塾「さくらOne」の魅力

記事の最後では、内部進学実績が豊富でおすすめの個別学習塾についても紹介しています。

東海大学付属高輪台高等学校で内部進学を考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね!

東海大学付属高輪台高等学校の内部進学概要

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内部進学について

東海大学付属高輪台高等学校に通っている学生の約80~90%は、基礎学力定着度試験を経て東海大学へと進学しています。

【東海大学付属浦安高等学校の2021年3月卒業生進路状況】

 

東海大学

学部

文化社会

政治経済

法律

教養

体育

健康

情報理工

観光

情報通信

人数

10

45

44

12

40

14

14

4

9

74

0

27

 

 

東海大学

学部

海洋

経営

基礎工学

国際文化

生物

小計

HTIC

合計

人数

17

10

3

1

0

2

0

398

11

409

 

東海大学以外への進学者も

東海大学の付属校ではありますが、進路先が東海大学に限定されているというわけではありません。

卒業生の中には、明治大学や法政大学など他の学校に進学した人も数多く存在します。

東海大学付属高輪台高等学校の基礎学力定着度試験概要

ここでは東海大学付属高輪台高等学校の基礎学力定着度試験について、基本的な概要を解説していきます。

基礎学力定着度試験の試験日程

基礎学力定着度試験最大の特徴は、試験日程が毎年4月に行われることです。

新型コロナウイルス感染拡大の際には、大幅に試験日程がずれたこともありましたが、基本的に年度の初めである4月にあると考えておいた方が良いです。

また3年生だけではなく、1年生2年生ともに試験は行われ、3年間通じての試験結果というのが重要視されます。

そのため各学年の早い段階で、ある程度受験対策を済ましておかなければならない必要があるのも難しいポイントです。 

基礎学力定着度試験の試験科目

基礎学力定着度試験では、 主要5科目である「国語・数学・英語・理科・地歴・公民」が試験科目となっています。

試験時間は50分、各100点のマークシート方式です。

基礎学力定着度試験の難易度

基礎学力定着度試験に関しては、外部に対して試験内容や出題の意図などを公開していません。

ただしこれまでの卒業生や学習塾を利用した人から集めた情報によると、高卒認定よりは難しく共通学力テストよりは簡単な出題難易度であることがわかりました。

また参考までに、共通学力テストにおいて東海大学に進学するためには、どれくらいの得点を取らなければならないのかボーダーラインを見てみましょう。

【共通学力テスト利用における東海大学各学部のボーダーライン】

共通学力テスト利用で東海大学を出願する場合のボーダーライン

学部

体育

海洋

人文

国際文化

観光

ボーダーライン

約70%

50~70%

47~58%

40~63%

70%

41~54%

58~71%

61~77%

70%

共通学力テストにおいては法学部や医学部、人文など人気の学部では約70%の得点率が必要とされます。

共通学力テストよりは簡単な出題難易度のため、基礎学力定着度試験においては難関学部を狙うのであればこれ以上の得点率が必要といえるでしょう。

どのような試験においても70%以上の得点率を取るためには、幅広く対策をして基礎学力を身につける必要があります。

そのため簡単には内部進学できないことから、前もってしっかり対策をすることが必要です。

東海大学付属高輪台高等学校の基礎学力定着度試験の対策

学部によっては70%以上の得点率が必要とされる基礎学力定着度試験は、どのように対策すれば良いのでしょうか。

それぞれの科目の対策ポイントについて解説していきます。

国語

国語では、共通学力テストや多くの大学の2次試験で出題されているように、以下の4つの大問が中心となっています。

  • 現代文
  • 小説
  • 古文
  • 漢文

ただ50分という短い時間で問題を解かなければならないため、スピーディーに解答できる基礎的な学力を身につけることが最低条件です。

特に古文や漢文は、暗記すればある程度対応できる分野であるため、事前にしっかりと勉強しておきましょう。

古文や漢文をスムーズに解くことができれば、現代文や小説に時間をかけることができるため得点も安定します。

数学

これまでの基礎学力定着度試験の傾向を調べると、数学では以下の分野が集中的に出題されていることがわかりました。 

  • 対称式
  • 判別式・2次不等式
  • 解と係数の関係
  • 2次関数の頂点
  • 3次関数の極値
  • 不定積分・定積分

毎年同じ問題が出題されるというわけではないですが、ある程度分野は限られています。

そのため事前に勉強する際にも、過去問を解いた後にどの分野が苦手か明確にして対策を始めると良いでしょう。

英語

基礎学力定着度試験の中でも、英語は総合的な実力が試される科目です。

出題される問題も、

  • 発音問題
  • 文法問題
  • 語彙問題
  • 会話形式問題
  • 長文読解問題
  • リスニング

このように総合的な実力が無ければ解くことのできない問題ばかりです。

そのため日頃からコツコツと単語を覚えて、文法問題を解ける実力をつけなければ、長文読解にも太刀打ちすることができません。

かなり対策に時間がとられる科目であるため、早い段階から勉強を始める必要があります。

地歴公民(選択式)

基礎学力定着の試験では、地歴公民は選択式となっています。

一般的な大学入試と同じように、日本史と世界史は出題範囲も広く対策に時間がかかることが予想されます。

また公民も出題範囲は上記科目と比較すると狭いですが、そのぶん正確な知識が必要とされるのが特徴です。

またカリキュラム上直前に範囲が終わることもあり、対策をしているかどうかで得点の差がついてしまう科目でもあります。

普段からある程度先取り学習をして、基礎学力定着度試験直前に慌てて対策をするといったことはないようにしてください。

理科(選択式)

基礎学力定着の試験では、理科は「生物・化学・物理」から選択する方式となっています。

科目ごとに平均得点は異なるため、受験戦略上得点率の高い生物を選択するというのもありです。

ただ難易度的には大きく差があるというわけではないため、どの科目も日頃の対策をしっかりしているかというのが問われることになります。

東海大学付属高輪台高等学校の内部進学対策なら個別学習塾「さくらOne個別指導塾」が最適

東海大学付属高輪台高等学校で内部進学を考えているのであれば、個別学習塾「さくらOne個別指導塾」がおすすめです。

さくらOneでは、これまで東海大学の付属校だけではなくさまざまな付属校の内部進学サポートを行ってきました。

なぜ内部進学の合格実績が豊富なのか、さくらOneの魅力と特徴について紹介していきます。

内部進学対策は個別指導塾が良い理由

内部進学というのは、一般的な大学受験と比較しても独特な対策が求められるのが特徴です。

しかし普遍的学習塾では、内部進学に向けた柔軟な対策というのができません。

個別指導塾では、東海大学のような基礎学力定着度試験のように独特な内部進学試験を課していても柔軟な対策をすることが可能です。

また日頃の定期テストの対策もばっちり行うことができるため、内部進学には欠かすことのできないポイントを全て押さえているのが個別指導塾になります。

オーダーメイドカリキュラムで万全な対策ができる

基礎学力定着度試験では、カリキュラム上対策が追い付かない科目というのもあります。

さくらOneでは、学校の指導に合わせるだけではなく生徒の学力に合わせてオーダーメイドカリキュラムを作成するため、基礎学力定着度試験に合わせて効率的な対策ができます。

苦手科目がある場合は、集中的に対策することもできるため、試験本番で特定の科目の点数が著しく落ちてしまうという心配もありません。

基礎学力定着度試験に向けた適切な対策

毎年4月という早い段階で行われる基礎学力定着度試験では、どれだけ対策していたかによって得点率というのも変わってきます。

特に難関学部への進学を考えている内部生の場合、9割近い得点率を求められるため、どれだけ効率的に対策をして基礎学力を身につけることができるかというのが重要です。

さくらOneでは、毎年4月の基礎学力定着度試験から逆算してカリキュラムを組むため、試験直前には万全な対策を終えて本番に臨むことができます。

内部進学合格実績が豊富な指導陣

さくらOneに在籍している指導人は、全員社会人のプロ講師です。

  • 理数系科目は元大学教員が担当
  • 英語の話すことのできる講師によるネイティブ並みの英語力の養成
  • これまでの内部進学実績で培われた効率的な指導
  • 先取り学習で地歴公民・理科科目の対策も万全

特に内部進学は特殊な試験方式となっているため、対応できる学習塾というのもほとんどありません。

さくらOneは、東海大学付属校を中心に様々な学校の内部進学をサポートしてきた経験があります。

内部進学を考えている人にとってはまさにぴったりの学習塾と言えるでしょう。

まとめ

今回は東海大学付属高輪台高等学校の内部進学に関しての概要と、基礎学力定着の試験について解説してきました。

基礎学力定着の試験では独特な対策が求められます。さくらOneはこれまで様々な学校の内部進学をサポートしており合格実績も豊富です。

東海大学付属高輪台高等学校で内部進学を考えている方、基礎学力定着度試験で高得点を取り難関学部に進学したいと考えている方は、ぜひ1度さくらOneへご相談ください。

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