青山学院高等部の内部進学に関する対策とポイント

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青山学院高等部から青山学院大学に進学したいけれど進学できるかどうか、希望の学部に行けるかどうか不安…

進路を考える時期になりこのような不安を抱える人も多いと思います。

そこで今回は青山学院高等部の内部進学対策について徹底解説していきます。

内部進学の基準

内部推薦は高等部の3年間の成績と、3年次に行われる2回の学力テストを総合的に判断して行われます。

学力テストだけがよくても、定期テストの成績が足りていないと希望の学部には進学できませんから、日頃からの定期テスト勉強も非常に重要です。

使用教科書

英語

・エレメント
・グラマー

・フォレスト
・シード(青学オリジナル)

英語はコミュニケーション英語とネイティブによる会話の授業に分かれています。毎年ある英語の独自の試験によってクラス替えが行われ、J1.J2.J3に分かれます。

授業では教科書の読解、文法、そして副読書でのリーディング練習が行われます。

数学

・数研出版
・授業内演習プリント


必修なのは数学IA・IIになります。数学Bに関しては選択科目になります。
2年次には週一回習熟度別の演習クラスがあります。

理科

理科は1年次の生物基礎、2年次の物理基礎が必修となり、2年次に化学基礎、生物基礎、地学基礎から2科目を選択します。

・数研出版

社会

社会は1年次に世界史A、2年次に現代史と現代社会、3年次に政治経済が必修となります。文系を選択した場合は、世界史B、日本史B、地理Bの中から1〜2科目が選択必修です。


・世界史A(実教出版)
・日本史A
・タペストリー
・オリジナルプリント

文理の別れ方について

青山学院高等部では、一年次の冬に文理の選択があり、二年次からは文系と理系に少しずつ授業が分かれていきます。基本的には文系に進学する生徒が8割です。

定期テスト対策

次に各科目の定期テスト対策について紹介していきます。青山学院高等部では相対評価で10段階評価が行われますので、周りよりも勉強していい点を取るという意識が非常に重要になります。

国語の対策

国語は現代文の授業と古典の授業に別れます。現代文は必修ですが、2年次以降は古典は文系の選択必修となります。

現代文

現代文の試験は教科書から丸々文章が出題されます。授業中にノートにまとめた文の解釈を理解することが重要です。また漢字や作者に関しての周辺知識が必ず出されますので、この部分をしっかり得点したいところです。

古典


古典は教科書の本文の、現代語訳、解釈、助動詞の活用が主に問われます。授業中に扱った範囲からしか出題されませんので、暗記を徹底しましょう。

英語

英語の試験はクラスごとに問題が変わります。ただどのクラスでも試験の構成はほとんど同じです。

授業内に扱った教科書の長文の読解問題、文法書からの文法問題、単語問題、副読書の内容確認問題です。

またクラスによっては一部初見の長文問題が出されることもあります。

いずれにしてもまずは教科書に出てくる単語と文法事項を抑え、読解問題をできるようにすることが最重要です。


数学

数学は基本的には教科書レベルの問題が出題されます。教科書の問題を復習すること、適宜授業内で配布されるプリントの演習問題を復習しましょう。

社会

必修科目に関しては、教科書よりノートの内容をメインに出題されます。担当の教師ごとに出題傾向は変わりますが、おおよそノートの必要事項の暗記、授業内に見た資料の確認をしていれば平均点以上を取ることができます。

理科

必修の生物基礎、物理基礎どちらとも授業で扱うプリントの復習を徹底しましょう。問題集からの出題もありますが、どちらかと言うとプリントの問題がメインです。

学力テスト対策


学力テストは、3年の2学期に2回行われ、範囲は3年間に習った事項全てとなります。

ただし、試験前にはおおよそ復習するべき問題集や教科書の範囲についてプリントで配られますから、それを参考に勉強を進めましょう。

日頃の定期テスト勉強をしているのであれば、3年生の夏休みに集中して勉強するだけで十分です。

夏休み前には部活も引退していますから、勉強時間も取りやすいと思います。

復習のためにも、1.2年生の授業で使用した教科書、ノート、プリント、定期テストは捨てずに取っておくようにしてください。

受験科目

受験科目は文系を選択する場合国語、数学、英語、社会の4科目です。理系受験も可能ですが、ほぼ9割型の生徒が文系受験をしています。

文系受験の場合は、相模原キャンパスにある理工学部を除いて全ての学部に進路希望を出すことができます。

理系受験でも文系学部に希望を出すことができますが、数学III、理科科目が加わり難易度が上がるため、文系学部を希望すると決まっている場合は文系受験がいいでしょう。

国語の対策方法


現代文と古典・漢文が出題範囲です。現代文は初見の問題となります。現代文は対策が難しいため、古典や漢文の暗記をしっかりすることによって点数を稼ぎましょう。

数学の対策方法

数学IA•IIが範囲となります。まずは教科書の例題に戻り基礎を徹底しましょう。問題集を闇雲に解くよりも、過去の定期テストの問題を復習したり苦手な範囲を潰して広く浅く満遍なく全範囲を網羅してください。

英語の対策方法

英語も全て実力問題のため長文読解やリスニング問題が初見問題となります。対策は難しいですが、強いて言うなら単語力の強化、文法の復習が点数に直結する部分です。

社会の対策方法

世界史B、日本史B、地理B、からの選択科目と、必修の政治経済、現代社会からそれぞれ出題があります。

まずは教科書の範囲を一通り読んで大枠を掴んだら、ノートやプリントで細かい事項を暗記しましょう。


文系で受ける場合は以上の4科目となります。印象としては、文系では数学を苦手とする人が多いため、数学で点数差がつきやすいです。もちろんどの科目も満遍なく撮れることが理想ですが、社会で細かい暗記をして10点積み重ねるよりかは、数学で苦手分野を一つ克服した方が点数アップが望めます。

進学について


学力テストは3年生の9月と11月に行われ、100点満点で30点を下回る科目が2科目以上ないこと、2回の得点の合計が基準点を超えると合格となります。基準はおよそ50%です。

学力テストと普段の成績はどちらが重要か?

毎年内部進学にあたって、学力テストの点数と内申点のどちらが重要なのかという議論が起こります。

筆者の感覚としては、どちらかと言えば内申点の方が重要であると考えています。


学力テストでほぼ同じ点数の場合は内申点の高い人が優先して希望の学部に行けていましたし、学力テストは全員が必死で勉強してきますからそこで大きく挽回するのは難しいです。


やはり普段から定期テストをこつこつ頑張ることが大切です。

また3年生になるとテストの難易度が少し上がりますし、周りも勉強し出すので良い成績を取るのが難しくなります。なので1.2年生でまだ周りが本腰を入れる前から定期テストの対策をしましょう。

学部希望について

学部の希望については、3年生の1学期に学部の説明会が行われ、その説明会後にまず1回目の希望を出します。

これはあくまでその時点での希望を出すため、それ以降に変更しても問題ありません。

そして2学期の学力テスト終了後に再度学部の希望を出します。こちらが確定版となり、これ以降の変更は認められていません。

そして内申点、学力テストの結果を総合的に考慮して12月末に、最終的な学部決定が行われます。

学部希望について、内部生で例年人気が高いのは、国際政治学部、次いで総合文化政策学部、その後は英米文学部や経営学部などが続きます。

国際政治学部が一番人気となりますが、こちらの学部に行くためにはやはり学力テストだけ頑張るのではなく、一年生から10段階評価で8以上をキープしておきたいところです。

最後に

これまで青山学院高等部の内部進学について解説をしてきました。

やはり大事なのは1年生の時から授業をしっかりと聞き、定期テスト勉強をしっかりと行い、勉強習慣を身に着けることです。

内部進学ではコツコツと努力することができる人から希望する学部に行けますからぜひ頑張ってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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