湘南白百合学園小学校の特色と内部進学対策

湘南白百合学園小学校は、1937年設立の神奈川県藤沢市にあるカトリックの小中高一貫女子校です。

小中高一貫校のため、ほとんどの生徒がエスカレーターで中学・高校へと進学していきます。そのため小中高の連携が盛んです。

高校からは毎年多くの生徒がを難関大学へ送り出しています。また学校は駅から徒歩10分以内なので、アクセスも良いです。

今回は、湘南白百合学園小学校の特色と内部進学対策を紹介します。

湘南白百合学園小学校の概要と特色

湘南白百合学園小学校の概要と特色を、以下で紹介します。

学校アクセス

〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-2-30
TEL : 0466-22-0200

JR東海道線「藤沢」駅より小田急線乗り換え、「片瀬江ノ島」駅下車徒歩5分
JR横須賀線「鎌倉」駅より江ノ電乗り換え、「江ノ島」駅下車徒歩10分
湘南モノレール「湘南江の島」駅下車徒歩10分

本校の教育

湘南白百合学園小学校では、女性の特性を生かした教育を行っています。

一人一人の能力を十分に引き出し、自立を促すのにふさわしい環境にあります。

女の子が主役

男の子への「依頼心」「遠慮」が、女子校にはありません。異性の目を気にして、やりたいことをやりたいと言えなかったり、人任せにしたりすることがなく、自分がしたいことにチャレンジできます。このような環境の中で、自信やリーダーシップ、リーダーを支えるフォロワーシップが育ちます。

グループ学習が得意

女の子は相手の気持ちを考えて教えることができるので、グループ学習が得意です。それぞれの特性を生かして、上手く役割分担していきます。グループ学習は、一人一人の特性を生かした学習方法です。

日本の伝統文化とおもてなしの心

2・3年生で茶道を体験します。日本の伝統文化を通して教養を高め、人をもてなすという「おもてなしの心」、おもてなしを受ける側の「感謝の心」を学びます。6年生になったら、和菓子職人の指導のもと和菓子作りに挑戦します。和菓子ひとつの中にも、職人のもてなしの心が詰まっていることを学びます。

丁寧に地道に努力できる

学習では「最後まで丁寧にやり抜くこと」がとても大切です。女の子は集中力があり、このような努力ができるので、着実に力をつけていきます。書くことへの抵抗感も少ないので、書くことで考える力をつけます。教師は、ノートやワークシートなどを一人一人丁寧に見ていきます。

よりよい礼儀作法を身につける

きちんとした礼儀作法は一生のものです。女の子は、ルールを守りながら「自律」を身につけていきます。素直に実行しようとするので、女子校では、よりよい礼儀作法が身につきます。

当たり前のことが当たり前にできる教育

子供は可能性の塊です。どこに才能があるかわかりません。だからこそ「当たり前のことを当たり前にすること。」が大切です。
明るくあいさつをする、人の話に耳をかたむける、整理整頓を心掛ける、一生懸命掃除をするなど、当たり前のことが当たり前にできるよう、日々の教育に努めています。

湘南白百合学園中学校への内部進学

白百合学園小学校から中学校への内部進学を目指すための対策方法を紹介します。

湘南白百合学園小学校から中学校へは、ほとんどの生徒が内部進学します。そのためには内部進学試験に合格する必要があります。

内部試験では授業で習ったことが主題されるので、学習習慣があると有利です。

内部進学試験の対策をする

内部進学試験の科目は、国語・算数・社会・理科の4科目です。

5科目の対策は決して簡単ではありません。

小学校低学年から授業の予習復習をするなど、日々の学習習慣を身につけ、試験直前に詰め込むことのないようにしましょう。

個別指導塾を活用する

前述の通り、湘南白百合学園小学校から中学校へ内部進学するためには、内部進学試験に合格しないといけません。

そのため湘南白百合学園小学校の生徒さんの多くが、「試験に合格できるか不安」といった悩みを抱えています。

このような悩みを抱えている方は、個別指導塾への相談がおすすめです。

湘南白百合学園中学校への内部進学試験の科目別対策
内部進学試験の科目別対策を、以下で紹介します。

国語

漢字や言葉に関する問題や、物語（小説）、説明文の各分野から出題されます。基本的な知識を身につけているか、豊かな想像力や、順序立てて物事をとらえることのできる思考力を持っているのかを問うのが狙いとなっています。

漢字や言葉に関しては、ただ暗記するのではなく、どんな意味があるのか、どんな使い方をするのかなど、日頃から言葉に興味関心を持っているかどうかで語彙力は決まります。物語（小説）は、登場人物の気持ちや情景を中心になぜこの場面のこの時にこのような事を言ったり、動作したりしたのか「想像力」をふくらませなければなりません。説明文は、文章をていねいに読み、筆者が何を言おうとしているのか要旨を考えることです。

算数

計算、比、割合など基礎力をつけ、確実な計算力を身につけ、グラフや文章題、図形問題で応用力、思考力を養い、自分で考える力と問題文を読み取る力をつけましょう。

小問題が設定され、最初の設問で計算を間違うとその後の全ての問題が間違うことになり、設問が進むにつれて難度は上昇し、最後の問題はかなり難しくなっています。また一般入試でも出題されるように、グラフを完成させる問題もあります。学校のテキストやプリントでの学習だけでは内部進学テストの問題対策としては不十分なところも多々あるので、そこを塾で徹底指導してもらえます。