桜美林中学校 受験対策専門コースのご紹介

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桜美林中学校の入試に向けた傾向と対策

2024年度入試では、2科/4科型入試で最も倍率が高かったのが3日が3.6倍と最も倍率が高く、最も倍率が低かったのが1日の午後で1.6倍でした。総合学力評価方式は、2回とも倍率は1.5倍でした。

ここでは、桜美林中学校の入試を突破するために、各教科の出題の傾向と対策をお伝えしていきます。

桜美林中学校のホームページでは、過去2年分の入試問題を公開しているので、必ずチャレンジしてみましょう。

国語の出題傾向と対策

大問は3題で、大問1は漢字の読み書きや慣用句、対義語などの知識を問う問題、大問2は物語文、大問3は説明文といった構成で出題されることが多いです。

大問1については、一般的な中学受験用の参考書で十分に対応できる難易度です。2023年は四字熟語の誤字訂正が出題されているので、漢字検定5級~4級を取得しておくことも、対策につながるでしょう。

大問2・3は選択肢や抜き出しの問題がほとんどですが、記述も全く出題されていないというわけではないので、練習はしておいたほうがよいでしょう。

また、読解の問題の中で語句の意味を聞いたり、文法についての問題も出題しています。文法問題を出題している学校はあまり多くないので初見だと驚くかもしれませんが、普段から活字に触れることができている受験生なら、感覚で解くこともできるはずです。

算数の出題傾向と対策

大問は6題で、四則計算と応用的な小問集合問題で構成されています。

場合の数や割合、比、面積・体積、グラフの問題など、幅広い分野から出題される点が特徴です。特定の分野に弱点を作らないようにし、すべての分野の力をしっかり身に着けておきましょう。

問題の難易度は基本から標準レベルなので、一問のミスが合否を左右すると言っても過言ではないでしょう。

試験時間に対して問題数はやや多いので、典型的な問題にある程度スピード感を持って取り組めるようにしておきましょう。

また、解けない問題に時間をかけてしまい、本来解けるはずだった問題に手を付けられなかった…ということを避けるため、どの問題から解いていくのか、目星をつけてから解き始めることを勧めます。

理科の出題傾向と対策

大問は5つで、物理・化学・生物・地学からバランスよく出題されます。

各分野で、図やグラフ、地図や天気図などを用いた問題や、自分でグラフを書く問題が出題されている点が特徴的です。こういった問題でしっかり得点できるかどうかが合格への鍵を握るでしょう。

したがって、ただ基本的な知識を身につけるだけではなく、提示された条件にあてはめ、柔軟に考えることができるかが試されていると言えます。

教科書やワークで基本をおさえたら、図やグラフなどを用いた問題を意識的に練習するようにしましょう。初めて見るような問題が出題されても驚かないよう、さまざまなタイプの問題に触れておきたいですね。

社会の出題傾向と対策

大問数は3つで、地理、歴史、公民のそれぞれの分野から出題されます。加えて、時事問題が出題されることもあるので、日頃から世の中の動きに目を向けるようにしましょう。

地理では地域の特色に関する問題が、歴史ではあるテーマに沿って各時代の出来事や特徴を尋ねるような問題、公民では、国際社会について問う問題が頻出されています。国際教育に力を入れている桜美林中学校らしい出題と言えますね。

言葉を答える問題も、記述問題も、誤字脱字をせず、しっかり漢字で答えを書けるように、日頃から練習しておきましょう。

総合学力評価テストの出題傾向と対策

そもそも総合学力評価テストとは、

教科横断のいわゆる適性検査型入学試験です。本校では「文系総合」(国語・社会を中心とした総合学力を測るテスト)、「理系総合」(算数・理科を中心とした総合学力を測るテスト)という名称で試験を実施しています。

引用元:よくあるご質問

と説明されています。

過去問を見てみると、文系総合・理系総合ともに、複数の会話文や資料などを用いた問題が出題されており、問題から出題の意図を読み取り、自分なりに考えたことを表現する力が求められていると言えます。

対策としては、身の回りの出来事に広く興味を持ち、それに対して自分の意見を述べる練習をすることが有効でしょう。また、公立の中高一貫校や私立学校で同様の思考力入試を行っている学校の過去問を解いてみることもおすすめです。

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