三輪田学園高等学校の特色と定期テスト・内部進学対策
三輪田学園高等学校は三輪田眞佐子が1887年に開校した歴史ある女子高校です。高等学校へ入るには中学受験をして三輪田中学に合格する必要があります。
三輪田学園は2015年より法政大学と連携協定を結び、さまざまな活動を行ってきました。2024年度より協定校推薦制度が導入され実質的には法政大学への内部進学が可能になります。
この記事では、三輪田高等学校の特色と定期テスト・法政大学への内部進学について解説していきます。
三輪田学園高等学校の概要と特色
所在地とアクセス
JR中央線・総武線
市ヶ谷駅(徒歩約7分)
飯田橋駅(徒歩約8分)
地下鉄
有楽町線・新宿線市ヶ谷駅 A4出口(徒歩約6分)
有楽町線・南北線市ヶ谷駅 5出口(徒歩約7分)
有楽町線・南北線飯田橋駅 B2a出口(徒歩約8分)
大江戸線・東西線飯田橋駅 A3出口(徒歩約9分)
半蔵門線・東西線九段下駅 1番・2番出口(徒歩約15分)
〒102-0073
東京都千代田区九段北3-3-15
TEL:03-3263-7801
教育理念
三輪田学園高等学校の理念は「徳才兼備の女性」の育成を掲げています。
現代風に言い換えると「豊かな人間性と高い学力を併せ持った女性」のことです。
今世界は大きく価値観が変わる激動の時代。 そんな世界を舞台に活躍して生きていくには、三輪田学園で過ごす6年間で、揺るぎない価値観、道徳心、他者と共存できるコミュニケーション力を培っていくことが必用です。
三輪田学園高等学校の教育プログラムは全て、豊かな人間性と高い学力を併せ持った女性を育てる教育につながっています。
生徒数
高1 | 162 |
高2 | 191 |
高3 | 179 |
合計 | 532 |
(※2022年度)
ICT教育
三輪田学園高等学校ではデジタル技術を使った授業を導入。
ICT教育を行うことで5つのメリットがあります。
- 教科書や授業だけでは学びきれない情報を手に入れ、より深く学べる
- 音や映像などを使うことでわかりやすい授業が可能
- 黒板の書き取りは転送すればそのまま保存できるので板書を一生懸命写さなくてもよくなり、その分集中して授業を傾聴できる。
- AI技術で生徒がどの問題でわからなくなっているかなど分析することができ、復習項目を教えてくれます。
- デバイスの使い方や正しい情報の選択方法を学べ、ICTリテラシーを身につけることができる
三輪田学園高等学校のデジタルツール
- 生徒1人ひとりにMacBook AirとiPad
- 学内どこでもWi-Fiが使用可能
- 学びを補助するツールロイロノート・スクールやスタディサプリの導入
進路指導
進路指導では一般選抜だけでなく、学校推薦型選抜・総合型選抜も視野に入れ、ひろい視野をもって自分自身で進路を決めていけるようにサポート。
激変していく世界の中で確固たる価値観を持ち自分自身で未来を選択できる力を、進路を模索する中で培います。
学内外で行われるイベントなどで進路について意識してもらい、高2の最後では志望理由書の作成。
また、これからの自分の人生について考えてもらい、長いスパンでライフプランを作り進学を考えていく。
三輪田学園高等学校の内部進学状況
内部進学状況
三輪田学園高等学校は、2015年より法政大学と連携協定を結び、法政大学教員と三輪田学園教員のコラボ進路指導講座など、さまざまな活動をしてきました。
そして2023年より連携をさらに拡充し連携講座や協定校推薦制度を導入。
これにより三輪田学園高等学校は推薦入試で法政大学へ内部進学することができます。
法政大学との新たな連携 協定校推薦制度
法政大学との新たな連携プログラムとして、今まであった指定校推薦制度に変わる協定校推薦制度が2024年度より導入されます。
具体的には以下の3つの内容です。
- 学部、学科の指定なしの最大30名の指定枠
- 全額部共通の評定平均+各学部の推薦基準に沿った推薦者の選出
- 学期に実施される法政大学との連携講座に受講する
協定校推薦は指定校推薦制度などの基準よりはハードルがやや低めです。
従来の試験で力を発揮できる生徒もいれば、試験のプレッシャーなどで力を発揮できない生徒もいます。
今までの成績と連携講座参加などの条件で協定校推薦制度が使えるのは、試験で本領を発揮できない生徒にとって大きなメリットです。
従来からある指定校推薦制度と、今回新たに導入された協定校推薦制度で、大きく異なる点は以下の通りです。
- 指定校推薦制度 大学から学科や人数を指定されている
- 協定校推薦制度 学部・学科の指定がないので自分で自由に選択できます。
そして推薦枠は最大30名と大きな窓口があります。
協定校推薦制度を利用する条件
各学部には、協定校推薦の基準があります。希望する学部に関わる教科の成績が重要です。
さまざまな事に対して興味と関心をもって、積極的に参加することが協定校推薦につながります。
三輪田学園高等学校のイベントは、全員参加以外にも、希望者のみ参加するイベントも多くあるので主体性をもって自ら進んで参加していきましょう。
協定校推薦制度の注意点
三輪田学園高校は法政大学の付属校ではないので、基本的には従来通りの大学受験がベース。
その上で、2024年度より付属校の内部進学に似た方法として協定校推薦という選択肢が導入されます。
協定校推薦は1学期の時点では、まだ選抜者が決定されません。
希望が通らない時もあるので、一般選抜、総合型選抜など他の入試法も考えておく必要があります。
協定校推薦はあくまでもプラスアルファの選択として考えて欲しいと進路指導部長 藤田純平先生は言っています。
三輪田学園高等学校から法政大学への内部進学に向けた対策
定期テスト対策
協定校指定入試の選抜者が決まるのは高3の7月頃なので、それまでの成績に基づいて選抜するので定期テストの成績は非常に重要です。
出題傾向と対策
三輪田学園高等学校の定期定期テストの問題は、基礎的な内容の問題が多く、教科者や問題集から出題されます。
教科書や問題集以外から大きく逸れた問題が出題される可能性が低いので、教科書の内容の理解や問題集を繰り返して行う事で高得点がとれます。
理解できていないところは復習や理解できなければ先生に聴くなどする必要があるでしょう。
また、テスト対策も大事ですが普段からの授業をしっかり理解して進めていくことも、とても重要です。
テスト期間に入る前には、解き方が分からない問題がないか、必ず見直しを行いましょう。
小テストへの取組み
どの教科でも普段の授業で頻繁に小テストを実施。
小テストを行う事で、授業でわからなかったところや、理解が不十分だったところを知る事が可能になり、授業の理解度を深める事ができます。
定期テストは教科書や問題集から出題されるので小テストを行う事は十分なテスト対策と言えます。
三輪田学園高等学校の内部進学には定期テスト対策
三輪田学園高等学校から法政大学へ内部進学するためには、2024年度から導入される協定校推薦を使います。
協定校推薦に選抜されるには、学校の成績と法政大学との連携講座を受けることが必須です。
募集枠は最大30名と大きな枠なので大きな魅力ですが、はじめから協定校推薦1本の考えはリスクがあるので、一般選抜、総合型選抜など他の受験方法も考えながら進めていきましょう。
法政大学への内部進学するには、学校の成績が重要になるので、定期テスト対策をして受けるのがベストです。学校や家庭での学習だけじゃ不十分と考えている方は、受験・テスト対策の専門家の指導を受けることが最も効率よく学習できます。
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