桐朋学園小学校・桐朋小学校の内部進学情報と内部進学対策について

この記事では桐朋学園小学校と桐朋小学校の内部進学情報と内部進学対策について述べていきます。

これを読めば、これらの学校に在学中のお子さんを持つご家庭での内部進学への不安や内部進学対策について解決することができるようになります。

この2つの学校は、共に学校法人桐朋学園が運営しています。

桐朋学園小学校の特色、進学先

江戸村のとくぞう – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=67708052による

児童数

248(2021年4月)

教員数

32(非常勤講師を含む)

校長

原口 大助

所在地

〒186-0004 東京都国立市中3-1-10

交通

JR中央線国立駅南口下車 徒歩15分

JR南武線谷保駅下車 徒歩15分

電話

042-575-2231(代表)

FAX

042-577-9805

桐朋学園小学校の特色

桐朋学園小学校は「本物と出会い、自ら感じたことを学ぶ教育」を大切にしています。

児童たちは生活科で染物や土器の野焼きを、野外活動で天狗岳登山や南房総岩井の遠泳などを体験します。

そうした体験を日記などで伝えることで豊かな知を生み、成長の礎としていきます。

基礎学力の充実

国語・算数・理科・社会などの基礎科目をおろそかにせず重点を置いて学習することで児童の考える力・問題解決する力を身につけていきます。

また、日記を書く指導を行っており表現力、観察眼、構成力を養っていきます。

心身を鍛える

桐朋学園小学校は、最寄り駅から徒歩15分の場所にあります。児童たちは毎日駅から通学することで基礎体力をつけています。

授業においても、体操やランニング、課外授業での遠泳や登山を通じて心身を鍛えていきます。

情操を培う

桐朋学園小学校は、緑が豊富な敷地内に設置されています。そのため、児童たちは日常を通じて自然と触れ合っていきます。

また、野菜などの植物やうさぎ、にわとりといった動物と接することで自然に対する理解と優しい心を育てていきます。

そして、上級生と下級生が交流を盛んに行うことで世代を超えた友情と思いやりの心をもつことができます。

桐朋学園小学校の進路先

桐朋学園小学校は、児童一人一人をゆとりある教育で個性が伸びるよう一貫教育を行っています。

男子は同じ敷地内にある桐朋中学校に、女子は千川にある桐朋女子中学校に内部進学をすることが可能です。

その際、系列校である桐朋小学校の卒業生や外部受験生と合流して学ぶことになります。

桐朋小学校の特色、進学先

児童数

432(2021年4月)

教員数

46(非常勤講師を含む)

校長

中村 博

所在地

〒182-8510 東京都調布市若葉町1-41-1

交通

京王線仙川駅徒歩(商店街を抜けてすぐ)

電話

03-3300-2111(代表)

FAX

03-3300-4377

桐朋小学校の特色

桐朋小学校の教育は「教科」「総合」「自治」の3領域からなり以下の4つを日常の教育で大切にしています。

1. 子どもの発達に合わせた教育

なるべく手作りの教材を用いて実感をともなった理解ができるよう工夫します。

2. 本物に触れ、学習

理科は実験や観察、社会は見学、体育の民舞は現地の方を招くなどできる限り実体験をさせることで本物の知性と感性を養います。

3. 系統的な学習を大切に

算数や理科などは系統的に、体育は段階的に学習することでしっかりとした学力習得、技術習得を目指します。

4. 子どもの主体性を育てる

クラスや学校生活を作り上げていく自治活動のほか、教育活動においても児童の主体性を生かしていきます。これにより、児童は物事の本質を捉え目的意識を持って行動する力が付きます。

桐朋小学校の進学先

桐朋小学校は受験教育の体制に巻き込まれることなく、長い時間をかけて自分づくりや他社との関わり方を学んでほしいという願いから推薦制度による内部進学を勧めています。

桐朋学園小学校と同様、男子は国立にある桐朋中学校に、女子は千川にある桐朋女子中学校に進学することができます。

桐朋小学校ホームページより

内部進学率は?

先述の通り、桐朋学園小学校・桐朋小学校ともに小中高と一貫教育を通じて人間性を育てることを目標としており、希望者はほぼ全員内部進学することが可能です。

ただし、学校長による推薦が必要となり、6年間の生活態度と中学校に上がってもついていけるだけの基礎学力があるかどうかを見られます。

内部進学対策は?

桐朋学園小学校・桐朋小学校では内部進学のためになにか特別なテスト対策をする必要はないと言えるでしょう。

ただし、中学校に進学した際についていけるだけの最低限の学力は必要です。

また、厳しい中学受験を勝ち抜いてきた外部受験生と同じ教室で学ぶことになりますので必然的に授業のレベルも上がっていきます。

そのため、希望すれば内部進学できるからと油断していると中学になってから苦労することになりますので受験対策としてではなく自分自身の基礎学力向上のために何かしらの対策をするべきです。

そこで内部進学対策としてマンツーマンの個別指導塾をおすすめいたします。

集団塾では、決められた時間に決められたカリキュラムで授業が進行していくため、疑問点が出てきてもなかなか授業中に手を上げて質問することができません。

授業の前や終わった後に個別に聞けばいいと思っていても、それができるお子さんばかりではないでしょう。

しかし、マンツーマンの個別指導塾であれば先生がお子さんをよく見て、学力や理解度に合わせたペースで指導してもらえるので効率的に学力が身につきます。

ただし、個別指導塾では先生とマンツーマンであることから先生との相性や指導力が集団塾以上に重要となります。

また、一貫教育を行っている桐朋学園小学校・桐朋小学校は独自のペース、カリキュラムで授業が進んでいくため、その学校の内部事情について塾側が十分に把握していることが重要です。

そのため、学生アルバイトよりも教える専門であるプロ講師が在籍している個別指導塾がいいでしょう。

これらの2点をよく確認して条件を満たした個別指導塾を選ぶようにすれば、お子さんにとって最も効率よく楽しく学力を向上させることができるでしょう。

まとめ

これまでのことをまとめると以下のようになります。

・桐朋学園小学校・桐朋小学校では一貫連携教育を大切にしているため原則として全員が内部進学できる。

・ただし内部進学に特別な学力試験はないが、校長の推薦が必要。

・中学校では厳しい受験戦争を勝ち抜いてきた外部受験組と同じ教室で学ぶことになるのでしっかりと学力をつけておかないと授業についていけなくなる可能性がある。

・マンツーマンの個別指導塾なら、小学校から進学先の中学校までのカリキュラムに沿った内容をお子さんの学力に合わせて丁寧に指導することができるのでおすすめ。

外部受験と比べると中学、高校と比較的楽に進学できるからと油断していると普段の勉強についていけなくなりかえってお子さんを苦しめることになりかねません。

受験戦争に向けた対策ではなく普段からの学力向上という意識で勉強を続けていくことが大切になりますので、その対策として個別指導塾を選んでみてはいかがでしょうか。

参考リンク

桐朋学園小学校 (tohogakuen-e.ed.jp)

桐朋小学校 (toho.ac.jp)

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