東京医療学院大学看護学科に関する受験情報

東京医療学院大学看護学科の概要

東京医療学院大学は新しい私立大学で、2012年に開校したばかりの大学です。当初は保健医療学部リハビリテーション学科のみでしたが、 2016年になって保健医療学部に看護学科が設置されました。建学の精神は「人に優しく、社会に貢献できる人材の育成」です。

大学の母体となる常陽学園は、60年以上人材育成に努めています。平成9年に設置された理学療法学科と作業療法学科は現存する都内の専門学校では4番目に古い歴史をもっています。東京医療学院大学はこの伝統と実績にのっとり、「仁愛・知識・技術」を持った保健医療の専門家を目指しています。教育目標としては「保健医療の専門職として求められる専門の知識と確かな技術を有し、かつ、コミュニケー ション能力に優れた豊かな教養と高い倫理性を備え、人に優しく、保健医療を通して社会に 貢献できる人材の育成」を定めています。

保健医療学部看護学科では、看護学の専門科目は基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、地域看護学、精神看護学、看護管理学、看護職生涯発達学となっています。『教養分野』『専門基礎分野』『専門分野』を段階的に学びます。専門分野では「看護の専門職性の発展の基盤」を置き、各年次で<専門職の世界>、<セルフディブロップメント>、<キャリアディブロップメント>、<キャリアマネジメント>などを学べるよう科目が構成されています。

入学後すぐの1年次5~6月の早期から実習があるのが特徴で、病院環境と看護師の役割について知り、患者さんとのコミュニケーションを通じて関わりの重要性を学修します。早期から看護師としての将来像を持つことで、その後の学修意欲を高めます。また、卒後も継続的に自己の成長発展をしていける基盤を育成します。「看護の専門職性の発展の基盤」の科目群は看護学科の全教員が関わっています。したがって、1年次の入学当初から、看護学科の教員がゼミ形式で学習指導にあたります。このように、学生と教員との距離が近い環境で学びを支援しています。カリキュラムには「看護専門職性の発展の基盤科目」を14年次まで段階的に取り入れ、教育とキャリア支援両面から将来についてサポートしています。

キャリアセンターでは、ふさわしい就職が円滑に進むように支援を行っています。3年次よりキャリアガイダンスを実施し、職業人になる意味を深めながら、エントリーシートや履歴書の書き方、模擬面接など、実践的な経験ができる機会を設けています。恵まれた就職状況の中で医療従事者として活躍できる第一歩を手助けしています。

東京医療学院大学保健医療学部では、学生サポートアドバイザー制度が導入されています。少人数の学生を教員が担当することで、高校から大学での学習に戸惑うことなく大学生活を送れるように個々に合わせた助言や支援を行います。また、オフィス・アワーを設定し、教員が研究室で待機しています。自分の力だけでは解決できない問題が起こった際には、教員に気軽に相談することができます。

東京医療学院大学看護学科の所在地

東京医療学院大学保健医療学部看護学科のキャンパスは、東京都多摩市落合4-11に所在します。キャンパスは、京王相模原線の京王多摩センター駅、小田急多摩線の小田急多摩センター駅、多摩都市モノレールの多摩センター駅のバス停「豊ヶ丘五丁目」「東京医療学院大学前」から徒歩5分でアクセスが大変良く、便利な環境にあります。

保健医療学部看護学科では、最新の設備と実践力を高めるプログラムで学ぶことができます。新しい棟が増築され、超音波診断装置や呼吸音や心音の聴取、患者シナリオトレーニングができるシミュレータなど最新の設備や物品が充実しており、実践に即した看護技術を学ぶことができます。また、スタディルームやゼミ室など自己学習しやすい環境を整えています。

東京医療学院大学看護学科の提携病院

東京医療学院大学保健医療学部看護学科の臨地実習先となる提携病院は公表されていないようです。

東京医療学院大学看護学科の入試種類ごとの受験情報

東京医療学院大学保健医療学部看護学科の入試選抜の種類は一般選抜と学校推薦型一般があります。保健医療学部看護学科の定員は一般選抜が30名、推薦型(総合)が20名、学校推薦型一般が40名です。一般選抜はさらに1期と2期に分かれています。

一般選抜(1期)

3科目300点満点です。

必修科目
英語
コミュ英I/コミュ英II(各100点)

選択科目
国語
国語総合・現代文(各100点)
数学
数学I・数学A(各100点)
理科
化学基礎・化学・生物基礎・生物(各100点)

選択科目のなかから、2科目を選択します。

一般選抜(2期)

2科目200点満点です。必修科目と面接(各100点)です。

必修科目

英語
コミュ英I/コミュ英II

推薦型(総合)

試験の内容は面接とプレゼンテーションになります。

学校推薦型一般

出願資格は全体の学習成績の状況が3.5です。試験の内容は面接と小論文になります。

河合塾が提供する入試難易度データを基にした学部別偏差値一覧によると、保健医療学部看護学科の偏差値は45です。また、保健医療学部看護学科の共通テスト得点率は53%です。

東京医療学院大学看護学科で取れる資格と合格率

東京医療学院大学保健医療学部看護学科を卒業した者には学士(看護学)の学位が授与されるほか、看護師国家試験受験資格と助産師国家試験受験資格(学内選抜10名以内)が与えられます。1年次から国家試験に向けた対策を丁寧に指導していき、看護師国家試験・助産師国家試験の合格を目指します。

保健医療学部看護学科の初年度(2019年度)の看護師国家試験合格率は82.1%と比較的低い数字でしたが、2020年度は 90.1%と向上しています。

助産師選択に関しては、入学後からガイダンスや科目の説明など、様々な情報提供が行われます。学内選抜(10名以内)を行い、3年次4月から講義が開始されます。

東京医療学院大学保健医療学部の就職先としては、日本大学病院、三井記念病院、国立研究開発法人国立がん研究センター、東京慈恵会医科大学附属病院、日本医科大学付属病院、明理会中央総合病院、東京都保健医療公社東部地域病院、NTT東日本関東病院、東急病院、原宿リハビリテーション病院、国立研究開発法人国立成育医療研究センター、地域医療機能推進機構東京新宿メディカルセンター、あきる台病院、天本病院、永生病院、大久野病院、玉川病院、河北総合病院、北原国際病院、吉祥寺南病院、小平中央リハビリテーション病院、多摩丘陵病院、多摩川病院、鶴川サナトリウム病院、野村病院、初台リハビリテーション病院、苑田第一病院、羽村三慶病院、ふれあい相互病院、浴風会病院、南多摩病院などとなっています。

東京医療学院大学看護学科の留年率

東京医療学院大学保健医療学部看護学科の留年率は公表されていないようです。

東京医療学院大学看護学科の在学生の声

東京医療学院大学保健医療学部看護学科の在学生からは「人の身体の仕組みや医療の基礎、看護の知識と技術などを幅広く学べる。2年次には病院で1週間の実習を体験した。指導いただく看護師の方と一緒に1人の患者さんを受け持ち、検診や看護の実務に携わることができた」「看護師国家試験受験資格を取得できるほか、助産師国家試験受験資格の取得課程がある点が魅力」という声が聞かれています。

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参考文献

東京医療学院大学保健医療学部看護学科の公式サイト

https://www.u-ths.ac.jp/course/nursing/index.html

スタディサプリ進路のサイト

https://shingakunet.com/gakko/SC005520/nanido/

ベネッセ マナビジョンのサイト

https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/school/3342/nyushi/hoshiki/ippan/index.html

看護師国家試験大学別合格状況

http://kangogaku.net/gokaku/index.html

Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%AD%A6%E9%99%A2%E5%A4%A7%E5%AD%A6