田園調布学園中等部の特色と定期テスト・内部進学対策

田園調布学園中等部は中高一貫校のため、入学すれば将来は高等部へ内部進学する生徒が多いです。ただし、無条件で内部進学できるわけではなく、一定の基準をクリアしなければいけません。そのため、お子様が入学した後は高等部へ内部進学できるように対策をする必要があります。

本記事では田園調布学園中等部の特色と内部進学対策についてまとめました。田園調布学園中等部への内部進学を希望している方は参考にしてください。

田園調布学園中等部の特色

田園調布学園中等部へ内部進学したいならば、学校について詳しく理解しておくことが大切です。どんな教育方針であり、どんな教育や行事が行われているのか理解することで、対策を立てやすくなります。それでは、田園調布学園中等部の特色について詳しく紹介します。

アクセス

東京都世田谷区東玉川2-21-8

  • 東急東横線・目黒線「田園調布駅」下車→徒歩8分
  • 東急池上線「雪が谷大塚駅」下車→徒歩10分

「探求」

田園調布学園中等部では「探求」という独自の授業があります。情報を取捨選択し分析する力、課題を設定する力、対話を重ねる力などを養うための授業です。

「探求」では社会的あるいは国際的な課題に取り組みます。自己肯定感を高めることを目指し、達成感を得られる授業を展開しているのが特徴です。

「探求」は中等部の1年生から高等部の2年生にかけて5年間実施されます。さまざまな課題を解決するための考え方を学ぶのが授業の内容です。中等部ではデザイン思考について、入門から基礎、実践まで学べる授業が設定されています。

「教科横断型授業」

田園調布学園中等部で特徴的な取り組みの1つが「教科横断型授業」です。分野の垣根を超えた授業が実践されています。

たとえば、中等部1年で「理科Ⅱ×地理」という授業が実践されました。理科Ⅱは地震や災害について学び、それをベースとして地理で学んだハザードマップを活用するという授業です。ハザードマップに基づいて地震のリスクを考えて、必要な備えや対策について検討します。

教科横断型授業を通して多角的・複眼的な物事の見方を養うのが大きな目標です。

「土曜プログラム」

田園調布学園中等部の教育の特色の1つが「土曜プログラム」です。土曜日に実施される教育プログラムで、約170講座の中から自由に授業を選べます。5つの大きな分野があり、学年ごとに推奨講座が設定されているのが特徴です。

たとえば、「フランス語会話初級」や「星・惑星の誕生を知る」、「やってみよう天気予報」といった講座があります。専門性の高い講座が揃っており、生徒の興味関心を広げる効果が期待されています。

教科指導の特徴

田園調布学園中等部では英語で到達度別授業を実施しています。中等部3年のGrammerの授業では、学年5クラスを3つのグレードと7つのクラスに分けて、定期考査ごとにクラス分けをするのが特徴です。それぞれの理解度に合わせて授業を行い、授業に対する意欲を高めます。

田園調布学園中等部では中等部の1年と2年で中学の数学の学習内容が終わるのが特徴です。そして、中等部3年から到達度別授業が実施されます。定期考査毎にクラス替えを行い、それぞれのペースに合わせて授業が展開されます。

情報の授業では、デジタル端末を用いてさまざまな技術を学べます。図解を用いてデータを視覚的に表現する方法や情報をわかりやすく伝達するための技術などを習得できるカリキュラムです。さらに、プログラミングの授業もあり、統計指標や仮説検定などを用いたデータ活用の仕方を学ぶこともできます。

中等部の1年生には礼法という授業があるのも大きな特徴です。マナーやコミュニケーション、さまざまな場面にふさわしい言動などを実践的に学びます。

学校行事

田園調布学園中等部で行われる主な学校行事を以下にまとめました。

  • 校外学習
  • 芸術鑑賞教室
  • なでしこ祭
  • 体育祭
  • 定期音楽祭

さまざまな学校行事が用意されており、充実した学校生活を送れます。

安全管理

田園調布学園中等部では生徒の安全を守るためにさまざまな安全管理が実施されています。

校舎は法律の基準の1.8倍の強度で造られており頑丈です。緊急地震速報装置が設置されており、震度5弱以上の揺れが予想されれば一斉に放送されます。学校には全校生徒が3日間留まることができるように防災備蓄品が常備されているため安心です。

年間を通して3回の防災訓練が計画・実施されています。教職員には応急処置対応について実技研修が義務づけられています。

田園調布学園中等部の内部進学

田園調布学園中等部の生徒のほとんどは内部進学します。ただし、自動的にすべての生徒が内部進学できるわけではありません。以下では田園調布学園中等部で内部進学するための条件や対策について紹介します。

田園調布学園中等部の内部進学の条件

田園調布学園中等部から高等部に内部進学するには、学校の成績が基準をクリアする必要があります。学校の成績とは単に定期考査の結果だけではなく、生活態度などの平常点も含んだものです。

内部進学への対策としては、真面目な生活態度を心がけて、定期考査で高得点を取ることが重要になります。

田園調布学園中等部の内部進学の難易度

内部進学については明確な難易度の基準が存在しません。田園調布学園高等部は偏差値が60程度であり、旧帝大や早稲田・慶応など有名大学へ進学する生徒がたくさんいる進学校です。そのため、定期考査の点数が悪ければ、内部進学ができなくなる可能性は高いでしょう。

田園調布学園中等部では中等部2年生の段階で中学の学習を終えて高校レベルの授業がスタートします。毎日の授業をしっかりと受けて、予習復習を丁寧に行わなければ、授業についていけなくなるケースが生じるでしょう。

田園調布学園高等部への内部進学を目指すのであれば、対策について真剣に検討する必要があります。

田園調布学園中等部の内部進学対策

最後に田園調布学園中等部から高等部へ内部進学するための対策を紹介します。早めに対策を意識することで高等部へ内部進学できる可能性が高まるでしょう。

定期テストや内申点の向上

内部進学を実現するための基本は定期テストの点数や内申点の向上です。

定期テストは授業をしっかりと聞くことを前提として、予習・復習を心がけることが重要になります。中等部では補習が実施されるため、仮に定期考査の点数が悪かったとしても挽回するチャンスはあります。中等部補習は指名制で実施されるため、補習を真面目に受講して学力向上に努めましょう。

日々の生活態度に注意することも大切です。学校行事や課外活動に積極的に参加することも内申点に影響します。

個人指導塾の利用

田園調布学園中等部の授業についていくために個人指導塾の利用は効果的な対策になります。学校の授業だけでは不安な場合は、個人指導塾のサポートを受けることでお子様の学力向上を実現可能です。

個人指導塾では、学校のカリキュラムや授業の進度などに合わせて指導してくれます。内部進学・進級対策を専門的に行っている個人指導塾は少なくありません。マンツーマンによる指導を受けられるため、きめ細かなサポートを期待できます。

田園調布学園高等部への内部進学対策に対応した個人指導塾であれば信頼できます。内部進学の情報に詳しい講師が在籍しているならば、より効果的な対策を受けられるでしょう。

田園調布学園中等部の内部進学対策は定期テストへの対策が重要

田園調布学園中等部から高等部に内部進学するには定期考査や日々の生活態度などに注意を払って対策を勧める必要があります。田園調布学園中等部の教育の特色などを理解した上で早めに準備を進めておけば、内部進学を実現できる可能性を高められるでしょう。

弊社、さくらOne個別指導塾では田園調布学園中等部の内部進学対策に対応しています。社会人のプロ講師による完全マンツーマンの指導で、定期テスト対策・内部進学対策を行っております。

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参考サイト

https://www.chofu.ed.jp/inquiry/cross/

https://www.chofu.ed.jp/access/

https://www.chofu.ed.jp/education/saturday/

https://www.chofu.ed.jp/education/subject/

https://www.chofu.ed.jp/career/guidance/

https://www.chofu.ed.jp/career/result/

https://www.chofu.ed.jp/exam/faq/#item02

https://www.chofu.ed.jp/education/supplementary/