数学テキスト「4step」の概要と対策について

4stepとは?

「4step」とは、数研出版が発行している、教科書準拠の数学問題集です。都内の私立中高一貫校から地方の有名進学校まで、幅広い高校で使用されています。4stepは「教科書だけでは不足してしまう演習量を補うこと」を目的としており、約600問もの演習問題が収録されています。

4stepの問題は以下の難易度に分かれています。それぞれのレベルをご紹介します。

・A問題 … 教科書の例題レベル。入試では基本的に出題されない。
・B問題 … 教科書の章末問題レベル。共通テストの基礎問題として出題されることも。
・発展問題 … 一般入試の基礎問題レベル。入試では確実に得点したい。
・演習問題 … 一般入試の標準問題レベル。難関大志望者は確実に解けるように。

特にこの中でもA問題の数が多く、4stepは基礎固めに適した一冊であると言えます。また、4stepに載っている問題は、教科書の内容をベースにしているため、その範囲を大幅に超えた難問などは収録されていません。ですので、教科書の内容を確実に理解していれば、スムーズに演習に取り組むことができます。

しかし、実際に4stepを使用している方からは、いくつかの問題点が指摘されています。

① 大学入試レベルの問題がほとんど載っていない

4stepは、確かに受験の基礎固めには適しています。その反面、収録されている発展問題・演習問題の数がかなり少なく、大学入試で高得点を取る力を身に付けることは難しくなっています。特に、旧帝大やMARCH以上の難関大学を志望する受験生は、4stepだけでは到底演習量が足りず、さらに実践的な問題集を使用する必要があります。

② 解説がほとんど書かれていない

4stepは問題数が多い反面、詳しい解説が載っていません。そのため数学が苦手な人や、独学で進めたい人には不向きな問題集です。基礎的なA問題などは、解説が少なくても教科書を見れば理解できます。しかし、B問題や発展問題、演習問題は、詳しい解説がなければ、初学者は理解が進まず、数学力も向上が見込めません。

これらのような問題が指摘されている4stepですが、受験生は具体的にどのような対策を取れば良いでしょうか。簡単に紹介していきます。

4stepの対策

① チャート式またはFocus Goldなどの解法辞典を併用する

先述したように、4stepの問題は解説が少なく、初学者は苦労を強いられます。そこで、解説が理解できない場合は、チャート式やFocusなどの解法辞典を参照するようにしましょう。実際、4stepの演習問題とほとんど似ている問題が、チャート式にも掲載されています。

チャート式・Focus Goldなどの参考書では、4stepよりも詳しくて分かりやすい解答・解説が記載されています。解説を理解した後は、再度間違った問題を解き直し、実際に解答まで辿り着けるかどうかを確かめてみましょう。解説を読んだだけでは、解法を理解した”つもり”になっているだけのケースが多くあります。答えに至るまでの途中式まで含めて、正確に解答を再現できれば、それはしっかりと理解ができている何よりの証拠です。

また、4stepの問題を解けた場合でも、チャート式などで類題の解答を確認すると、自分のとは異なる解法が記載されていることもあります。「自分の解答」と「参考書の解答」の2パターンの解き方を習得することで、持っている武器の数が増え、問題への対応力が向上します。

4stepの問題を解く時は、チャート式などの解法辞典を常に横に置き、何か疑問点があればすぐに開けるようにしておきましょう。

② すぐに解答・解説を見ない

数学の成績が伸びない人の特徴の1つとして、「解法を丸暗記していること」が挙げられます。確かに、解法を暗記していることも時には大切ですが、大前提として、その解法を確実に理解している必要があります。理解の伴っていない解法暗記をしても、ひねりの利いた応用問題には太刀打ちができません。

そこで、解法の理解を深めるためにも、4stepの問題演習に取り組むときは、分からなくても解答を見ずに、10分程度考える癖をつけましょう。実際の大学入試では、受験生は初見問題を相手にします。日頃考える癖がある受験生は、いつも通りに対応ができますが、いつもすぐに解説を見てしまう癖がある受験生は、初見の問題への免疫がなく、対応できません。

数学という科目では、「どうすれば解けるのか」と頭で試行錯誤して初めて、高い思考力が身につきます。その鍛え上げた思考力が、入試の日にあなたを助けてくれます。

日頃の問題演習に、しっかりと考えて取り組むことで、解説を読んだときの納得感や理解度は桁違いに高くなります。「学問に王道なし」という言葉がある通り、時間をかけて考えて解くことが数学の最善の勉強方法であることを覚えておいてください。

③ 分野別、難易度別に解く

4stepの上手な使い方は、分野別、難易度別に問題を解くことです。

例えば、

・基礎に自信がない人    ・・・A問題を解く

・教科書を一通り理解した人 ・・・B問題を解く

・テストで高得点を取りたい人・・・発展問題を解く

・入試問題に挑戦したい人  ・・・演習問題を解く

というように、自分の習熟度や目的に合わせて問題を解くことができます。また、人によっては得意分野と苦手分野が大きく分かれていることもあるかと思います。ある高校の定期試験を例にとって考えてみましょう。二次関数は苦手だけど、三角関数は得意としている生徒の場合、

・二次関数の問題は平均点が取れるように、A問題とB問題を重点的に解く

・三角関数の問題は満点を狙って、演習問題まで解く

というように、4stepの細かい難易度設定を利用して、戦略的な勉強ができます。

特に、優秀な生徒さんが4stepの全ての問題を解いていると、問題数の割合の観点から、結果的にA問題ばかりを解くはめになり非効率的です。「理解が不足している分野を補強すること」や、「得意分野をさらに伸ばすこと」など、目的を明確にした上で4stepに取り組むことで、効率的な勉強ができます。

ここまで、4stepの対策について説明してきました。簡単な対策法はありますが、やはり 「4stepは取り組みにくい」という声が目立っているのも事実です。

「4stepの対策法は分かったけど、正直、自力で実践するのは難しい」

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