英語検定4級の難易度レベルと合格のためのポイント3つ
【はじめに】
今回は英語検定4級の難易度と、合格するためのポイントを3つご紹介したいと思います。
中学生レベルの英語力が必要とされている4級ですが、小学生でも取得は可能です。
では合格するにはどのようなことを心がければ良いのでしょうか。
見ていきましょう。
英検4級の難易度は?
英検4級の難易度は、「中学2年生の英語レベル」と言われています。
合格するために必要な語彙数は約1300語。
5級を合格するために必要な語彙は600語と言われています。
そのため4級と5級を比べると、語彙数は倍以上必要となります。
しかし4級と5級の問題は、大まかな傾向はほぼ同じです。
「いきなり4級に挑戦するのは不安・・・」、「5級の勉強をしてるけど、4級の問題でも解けそうな気がする」という方は、5級と4級を同時受験することを考えてみてもいいかもしれません。
つづいて、英検4級の2015年度の合格率は、約70%です。
合格ラインは正答率60%と言われています。
合格率・正答率を見て、「合格できそう!」とお思いになった方も多いのではないでしょうか。
中学校の英語テストで80点以上取れているのであれば、4級合格もそう難しくないかもしれません。
しかし、中学校で作成されるテストと英検は別物です。
そのため合格するには、中学校でおこなっている勉強とは別に、英検対策をすることが必要となってきます。
それでは合格のために押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
語彙力を上げよう
英検のどの級にも言えることですが、必要なのは語彙力です。
長文読解問題では、文法がわからなくても「単語を知っていれば内容が入ってくる」問題もあります。
そのため、まずは英検4級または中学生レベルの単語帳を使って、語彙力を上げましょう。
単語帳は例文が付いているものをオススメします。
例文によって、その単語の使い方や、その文で使われている他の単語も一緒に覚えることができるからです。
また、最近では単語暗記用の無料アプリも多いため、それらと併用して語彙力を伸ばしていきましょう。
過去問が大切!
英検に合格するために必要なことは「過去問を解くこと」です。
過去問を解くことによって、英検でどのような問題が出るのか知ることができ、そのための対策をとることもできます。
最低でも過去3回分の問題は解くようにしましょう。
そして、解き終わったあとは「どこを間違えたのか」、「なぜ間違えたのか」を振り返ってください。
つづいて解説を読み、まとめるなどして「今度は間違えないようにする」ことが重要です。
過去問は旺文社から出版されている『英検4級 過去6回全問題集』がオススメです。
価格は1000円ほどで、6回分の過去問・解説・CDが付いています。
色々な問題集に手をつけるのではなく、この過去問を3回繰り返し解きましょう。
そうすることによって4級合格に必要な力はつくはずです。
リスニング対策には音読!
英検4級には筆記問題のほかに、リスニング問題もあります。
普段英語を聞くことに馴染みが無い方は、過去問であまり点数が取れないかもしれません。
英検4級の合格に必要な正答率は60%と言われています。
そのため、リスニングの正答率が60%に満たない方は、遅くても試験の1ヶ月前からリスニング対策をするようにしましょう。
リスニング対策には、過去問を繰り返し解くことと、その英文を音読することが大切です。
音読することによって、英語独特の発音やリズムを体感することができ、聞き取る力がアップします。
1日に15分程度でも良いので、英語を聞く・音読する習慣をつくり、耳を英語に慣れさせていきましょう。
そうすることによって、正答率60%をクリアすることができるようになります。
おわりに
今回は英検4級の難易度と、合格するためのポイントを3つご紹介しました。
1~2ヶ月ほど勉強をすれば、難しい試験ではありません。
日々、過去問を解いたり、リスニング対策をするなどして合格のためにがんばりましょう。