日本工業大学駒場高等学校は、優れた教育理念と高等科の充実したカリキュラムがあります。本記事では、学校の概要や特色、そして内部進学に関する情報や内部進学の対策について詳しく解説していきます。

日本工業大学駒場高等学校の概要と特色

日本工業大学駒場高等学校は2020年度から工業系学科の募集を停止し、普通科のみの高校となりました。また2006年度より共学化を始め、今では入学生全体の24%が女子生徒を占め、年々増加傾向にあります。

アクセス

〒153-8508

東京都目黒区駒場1丁目35-32

• 京王井の頭線「駒場東大前駅」西口より徒歩3分
• 田園都市線「池尻大橋駅」北口より徒歩15分

教育理念

学校法人日本工業大学の校訓に基づき、「誠実」「明朗」「勤勉」を掲げ、旺盛な探究心を育みながら優しさと強さを兼ね備え、未来の社会で活躍できる力を身につけることを目指しています。生徒一人ひとりが自己を正直に見つめ、常に向上心を持ち続け、自らの可能性を最大限に引き出すことが、教育理念の根幹にあります。

学科・コース

日本工業大学駒場高等学校には、特進コース、理数特進コース、総合進学コースに加え、2021年度より文理未来コースを設立し、計4コースがあります。

特進コース

特進コースは、文系クラスと理系クラスに分かれ、国公立大学や早慶上理などの難関大学への進学を目指します。このコースでは、幅広い教養を身につけると同時に、社会事象や自然現象に対する深い理解を深めることが重視されます。さらに、集団をリードする力や適切な行動様式を養い、将来のリーダーシップに必要な能力を育成します。

理系特進コース

理数特進コースは、自然科学の探究を重視し、難関の理系大学への進学を目指します。このコースでは、社会や人文科学に加えて、特に自然現象に対する洞察力や理工学的な応用能力を養成します。生徒たちは部活動や委員会活動などの課外活動にも積極的に参加し、学校生活をより豊かなものにすることが求められます。

総合進学コース

総合進学コースは、文系クラス、理系クラス、そして英語国際クラスがあり、G-MARCHや日東駒専などの有力私立大学への進学を目指します。このコースでは、生徒が自分の得意分野を見極め、それを活かし、自信を持つことを重視しています。教室内での学習と、部活動や委員会活動などの課外活動をバランスよく取り入れ、充実した学校生活を送ることが特徴です。

文理未来コース

文理未来コースには、文系クラスと理系クラスがあり、総合進学コースと同等以上の学力を目指し、日東駒専などの有名私立大学への一般選抜合格レベルを目指します。「自由な発想で自分の夢をかたちにする」ことをモットーに掲げ、基本知識と応用力を身につけることが重要視されています。

日本工業大学駒場高等学校の内部進学状況

内部進学の状況

日本工業大学駒場高等学校から日本工業大学への内部進学者は2023年度実績で41名となっており、年間の進学者数は比較的少ない傾向にあります。内部進学率は毎年10パーセント以下という水準です。

内部進学できる学部

日本工業大学への内部進学には特定の学部への制限はなく、希望の学部に進学することが可能です。ただし、各学部ごとに定められた定員や偏差値の差などがあり、推薦枠の基準もそれに応じて変動します。学生は進学を希望の学部に合わせて、その学部の進学条件や競争率などを考慮しながら内部進学を目指すことになります。

他大学との併願

内部進学制度では他大学への併願も認められており、生徒は日本工業大学以外の大学への受験も検討しながら、希望する学部に内部進学することができます。このような柔軟性があり、生徒の進路選択をサポートすることが内部進学制度の特長です。生徒は自らの能力や興味に基づいて最適な進路を選択し、内部進学を通じて目指すキャリアに近づくことができます。

内部進学のための条件

内部進学のための基準は、在学中の成績や出席率、授業態度、人物評価などが主な要素です。さらに、部活動や生徒会活動の参加状況、各種検定試験や資格取得も内申に影響します。日本工業大学では、学部ごとに偏差値や入試競争率が異なります。全体的に内部進学者の数は限られていますが、学部によっては競争が激しくなることもあります。自分の現状と学部の基準を比較し、内部進学の可能性を見極めることが重要です。内部進学は総合的な判断によって決定されるため、生徒は総合的な能力を向上させることが求められます。

日本工業大学の各学部のボーダー

日本工業大学の各学部のボーダーを以下の表にまとめます。

• 基幹工学部

学科・専攻等	入試方式	ボーダー得点率	ボーダー偏差値
機械工	共通テスト	39％	–
機械工	ＡＢ	–	35
機械工	英語外部試験	–	35
電気電子通信工	共通テスト	39％	–
電気電子通信工	ＡＢ	–	35
電気電子通信工	英語外部試験	–	35
応用化学	共通テスト	42％	–
応用化学	ＡＢ	–	35
応用化学	英語外部試験	–	35

• 先進工学部

学科・専攻等	入試方式	ボーダー得点率	ボーダー偏差値
ロボティクス	共通テスト	43％	–
ロボティクス	ＡＢ	–	35
ロボティクス	英語外部試験	–	35
情報メディア工	共通テスト	51％	–
情報メディア工	ＡＢ	–	35
情報メディア工	英語外部試験	–	37.5
データサイエンス	共通テスト	42％	–
データサイエンス	ＡＢ	–	37.5
データサイエンス	英語外部試験	–	37.5

• 建築学部

学科・専攻等	入試方式	ボーダー得点率	ボーダー偏差値
建築	共通テスト	39％	–
建築	ＡＢ	–	35
建築	英語外部試験	–	35
生活環境デザイン	共通テスト	40％	–
生活環境デザイン	ＡＢ	–	35
生活環境デザイン	英語外部試験	–	35

参考元：日本工業大学｜ボーダー得点率・偏差値｜河合塾Kei-Net大学検索システム

日本工業大学への内部進学に向けた対策

指定校推薦を目指す場合、定期テストや内申点の向上が必要です。一般入試では、共通テストのボーダーは39％〜51％となっており、定期テストをしっかりとこなせるような日頃の学習が日頃が必要です。日頃の学習で、学習の積み重ねを確実に行うことが、内部進学に向けた効果的な対策と言えます。そこで最もおすすめなのが個別指導塾です。

内部進学対策に個別指導塾がおすすめな理由

内部進学対策に個別指導塾をおすすめする理由はいくつかあります。まず、中学・高校レベルでの一貫教育では、学校ごとに独自のカリキュラムが設定されており、他の学校とは学習内容や進度が異なることがよくあります。このため、一般の塾の一斉授業では、生徒の学習ニーズに合わせた効果的な指導が難しくなります。特に内部進学では、学校の授業内容との整合性が重要です。

また、個別指導塾では生徒一人ひとりに合わせた進度や内容で授業が行われるため、学校のカリキュラムと合わせやすくなります。その結果、生徒が日頃の学習を定着させやすくなります。さらに、個別指導塾では生徒の理解度や進捗状況に応じて柔軟に指導内容を調整することができるため、生徒が安心して学習に取り組むことができます。

日本工業大学への内部進学対策はさくらOne個別指導塾へ！

日本工業大学への内部進学対策には、さくらOne個別指導塾が最適です。プロ社会人講師による完全マンツーマン指導が強みであり、生徒一人ひとりの学習進度や学力に合わせて柔軟に指導を行います。

他の指導塾では複数の生徒が１人の先生に対して授業を受けることが一般的ですが、それでは生徒一人ひとりの理解度や進捗に差が出てしまうことがあります。しかし、さくらOne個別指導塾は完全マンツーマンなので、生徒は自分の学習に集中することができます。

さらに、経験豊富なプロ社会人講師が丁寧で充実した指導をし、日本工業大学への内部進学まで確実にサポートします。

内部進学対策をお考えの方には、無料体験も行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。さくらOne個別指導塾が、生徒の目標達成に向けて最適な学習環境を提供します。

参考サイト

https://nit-komaba.ed.jp/