湘南白百合学園中学校の特色と内部進学対策
湘南白百合学園中学校は、ローマに本部を置き、教育、社会福祉事業に献身しているフランスのシャルトル聖パウロ修道女会が創立の母体です。
遠くに富士山、近くに江ノ島と湘南海岸を見渡す高台にあり、校舎からは毎日異なる空の色や雲の形を楽しむことができます。緑豊かな環境は、「学習の場」としてふさわしいだけでなく、未来を切り拓こうとする生徒の「心身の成長の場」としての価値があります。
今回は、湘南白百合学園中学校の特色と内部進学対策を紹介します。
湘南白百合学園中学校の概要と特色
内部進学成功を目指すためには、湘南白百合学園中学校の特色と行われている教育を把握することが大切です。学校の特徴がわかると、内部進学対策がしやすくなります。
学校アクセス
〒251-0034 神奈川県藤沢市片瀬目白山4-1
TEL : 0466-27-6211(代)
- JR東海道線 『藤沢駅』・小田急線 『藤沢駅』下車 → 江ノ電バス 13分「片瀬山入口」降車 → 徒歩3分
- 湘南モノレール 『片瀬山駅』下車 → 徒歩7分
- 江ノ島電鉄 『江ノ島駅』下車 → 徒歩15分
本校の教育
落ち着いた環境のもと、全員に目を向けた手厚い教科指導を通じて確かな学力を養います。
一人ひとりの進路に応じたきめ細かい授業・講座を設定し、希望の進路への歩みをサポートします。
6年間の学習の流れ
中学1年・2年 : 基礎学力の定着
中学3年・高校1年 : 大学進学の意識付け
高校2年・高校3年 : 志望大学への受験準備
学習指導は、中学1年〜高校1年が必修科目の履修、基礎基本の充実、高校2年〜3年が必修・選択科目と受験補習によるサポートが行われます。
授業の特色
・習熟度別、少人数授業
英語は中学1年は少人数クラス、中学2年からは習熟度別少人数クラス制です。数学も英語と同じく中学1年から少人数クラス、中学3年からは習熟度別少人数クラス制です。丁寧な課題添削などで基礎力を確かなものにするだけでなく、発言の機会や深く考える場面を多く用意しています。
・力を伸ばすカリキュラム
併設型中高一貫校の特色を生かして高校の一部の内容を中学で先行履修し、中学で基礎を固め、高校では専門的なことが学べるようなカリキュラムとなっています。高校の選択科目の授業では、少人数で受験に向けた高密度の授業・演習が受けられます。
・Chromebookを用いた授業・充実の受験対策
授業以外にも、生徒のニーズに合わせた受験補習や添削、小論文対策の講座が充実しています。
湘南白百合学園高等学校への内部進学
湘南白百合学園中学校から高等学校への内部進学を目指すための対策方法を紹介します。
湘南白百合学園中学校から高等学校へは、ほとんどの生徒が内部進学します。
学力試験はなく評定で高校進学基準が決まるので、定期テストで結果を出せるように尽力しましょう。
定期テストの点数や内申点を上げる
湘南白百合学園中学校から高等学校への進学基準は、定期テストの成績を含めて出される5段階の評定です。 主要5教科のうち3教科以上に3がつくと、進学不可能となります。そのため、内部進学をするなら定期テストで確実に点数を取る必要があります。
湘南白百合学園中学・高校の定期テストの難度は標準的です。出題内容もほとんどが授業内で扱われた内容から出題されるため、授業の内容をしっかり聞くことが重要です。
また、試験問題は学校で配布されている教材から出題されるため、どこから出題されているかをきちんと把握した上で勉強することが大事です。さらに、お子様自身で毎日復習をしながら内部進学までのスケジュール立てをして、勉強する必要があります。
また内申点を上げるために授業態度を良くして、課外活動や行事も真剣に行うことも大切です。
個別指導塾を活用する
前述の通り、湘南白百合学園中学校から高等学校へ内部進学するためには、評定で主要5教科3教科以上に3がつくと進学できません。
そのため湘南白百合学園中学校の生徒さんの多くが、「評定基準を満たせるか不安」といった悩みを抱えています。
このような悩みを抱えている方は、個別指導塾への相談がおすすめです。
湘南白百合学園中学校の定期テストの科目別対策
英語
中学1年
湘南白百合学園中学1年の英語の定期テストは、 教科書(ニュートレジャー)から約6割出ます。
残りの4割は教材にはない問題が出題されます。
湘南白百合学園中学の英語の定期テストは、特別レベルが高くはありません。
しかし授業の内容をきちんと理解していないと、テストに出題される応用問題へ対応するのは難しいので、日頃から復習は欠かさず行いましょう。
以上のことから、中学1年の英語の定期テスト対策は、教科書を優先して対策することが重要です。
教科書の内容を対策し、教科書準拠の問題集やワークブックの内容を理解できたら、高得点が狙えます。
中学2年
中学2年の英語の定期テストは、問題集(ニュートレジャー文法問題集・ワークブック)から約6割、プリントから約2割、教科書(ニュートレジャー)から約2割の割合で出題されます。
問題集を中心に、教科書・プリントの対策をすることで定期テストで高得点を取ることができます。
また中学2年の定期テストのレベルは標準的であり、教材外から出題されることはほとんどありません。
テスト前だけだと対策が間に合わないこともあるため、日頃から復習を行い、都度理解を深めておきましょう。
英単語は日頃からコツコツと暗記し、テスト前には問題集を中心に演習を繰り返すことで、英語の定期テストで満点も目指せます。
数学
中学2年
中学2年の数学の定期テストは、 教科書(システム数学)から約3割、問題集(システム数学問題集)から約6割の割合で出ます。
残りの1割は、教材にはない初見の問題が出題されます。
そのため、問題集を重点的に対策することが高得点を取るコツです。
定期テストの問題のレベルは標準的で、基本的な解き方がわかれば問題なく解けます。
以上のことから、中学2年の数学の定期テストは、問題集の演習を繰り返し授業内容を理解すれば高得点が狙えます。
中学3年
中学3年の数学の定期テストは、問題集(4ステップ)から約5割、教科書(数研出版の数学シリーズ)から約5割の割合で出ます。
そのため、 この二つの教材を徹底的に対策すれば、定期テストで高得点を取ることができます。
また、数学の定期テストの問題のレベルは標準的です。上記教材から条件が替えられた問題や数字を替えた問題が出ます。対策さえしておけば、十分に点が取れます。
日頃から学校の授業の復習を行い、余裕をもってテストに備えられるようにしましょう。
その上で、教科書や問題集の演習を繰り返せば、中学3年の数学の定期テストで高得点を狙えます。
理科
中学2年
中学2年の理科の定期テストは、 学校で配布されるプリントから約8割、問題集(新中学問題集)から約2割出題されます。
そのため、 プリントの対策を徹底するだけで約8割の点数を取ることができます。
定期テストの問題のレベルは標準的で、プリントの内容を覚えていれば解ける問題がほとんどです。
授業ごとに復習を行い、わからないところは先生に質問するなどして解決しましょう。
それに加えて、プリントの内容を復習し、余裕があれば問題集で演習を繰り返すことが、中学2年の理科の定期テストで高得点が狙えます。
中学3年
中学3年の理科1の定期テストは、 問題集(新中学問題集)から約4割、学校で配布されるプリントから約6割の割合で出題されます。
この二つの教材を対策することが、理科1の定期テストで高得点を取る唯一の方法です。
また、中学3年の理科1の定期テストは、標準レベルです。
日頃の授業で疑問点が出てきたら、放置せずすぐに解決しましょう。
プリントや問題集もテスト期間前から少しずつ進めていき、余裕をもって定期テストに備えてください。そうすると定期テストで高得点を狙えます。
社会
中学3年の社会は歴史と公民を学習します。
定期テストは歴史1 : 公民3の比率で、併せて100点満点です。
公民の配点が高いので、対策すれば高得点を狙えます。
公民の課題提出は定期試験の点数に加えられます。
出題は教科書・問題集・自作プリントからになります。
湘南白百合学園中学校の特色と内部進学対策
湘南白百合学園中学校から高等学校へ内部進学するためには、定期テストや入試も見据えた日々の対策が必要です。
また、内申も含めた内部進学に十分な成績を納めなければなりません。 したがって、学校の特色をいち早くつかみ授業に合わせた予習・復習、入試の過去問や問題集を活用した学習で基礎力を高めることが重要です。
弊社、さくらOne個別指導塾では、湘南白百合学園中学校の内部進学に向けた対策コースを用意しており、社会人プロ講師が完全マンツーマンで個々の実力に合わせた学習指導を行っています。
また、授業についていくためのサポートにも対応しておりますので、湘南白百合学園中学校の学習についてお困りの際は、無料体験授業も行っているさくらOne個別指導塾にお気軽にお問い合わせください。