助産師になる為の方法と学校を選ぶ時のポイントを解説
「助産師になりたい!」
「けど、どうすればなれるんだろう、、、?」
自分ひとりでリサーチしようとするのってなかなか難しいですよね。
そこで、過去15年の歴史と実績をもつ、我々さくらOne 個別指導塾のプロ講師陣が助産師を目指すあなたに向けて詳しく解説いたします。
この記事では助産師になるための方法と学校を選ぶ際のポイントについてお伝えします。
この記事を読むことで、
- 助産師になるために、あなたの最適な進路がわかる
- 助産師になるためのあなたにとって最適な勉強方法がわかる
- 助産師になろうと考えているあなたにとって最適な学校がわかる
ぜひ、自分に合った学校を見つけて、助産師になる夢を叶えてください。
助産師になるには
助産師になるためには助産師国家試験に合格することが必要ですが、助産師の試験は看護師免許を取得していないと受けることができません。
助産師になるには看護師の資格を得てから、大学院(2年)もしくは大学の助産師専攻学科(1年)、さらには助産師専修学校(1~2年)で、助産師に必要な知識を学び、実習で実践的な技術を身につけると、助産師国家試験の受験資格が得られます。
履修期間は1~2年程で、働きながら勉強する方向けに3年の期間を設けている学校もあります。入学資格等の詳細は各学校ごとに異なりますのでしっかり確認してみるとよいでしょう。
4年制の看護大学では看護師と助産師の国家試験受験資格を同時に得られる課程を設けているところもあります。しかし、実施している大学は少なく、カリキュラムがハードなため、希望者の中から優秀な学生を選抜して実施されるところがほとんどです。
別の記事では、東京・神奈川における、助産師国家試験の受験資格を得られる学部・学科がある大学ならびに看護過程を修了した人を対象にした、助産師国家試験の受験資格を得られる学校にしぼってご紹介しております。
東京・神奈川における助産師になるための学校一覧については➡コチラ
助産師の前段階、看護師になるには【高卒・中卒】
看護師になるには、高校を卒業後、4年制の看護大学、3年制の短大もしくは専門学校での看護過程を修了し、看護師国家試験に合格することが必要です。
4年制の看護大学では学士号を取得することで、大学院や助産学専攻科への進学が可能になります。看護学や助産学に対するより深い理解と専門的なスキルを習得できる機会を得られます。
3年制の短大もしくは専門学校では、実践的な知識とスキル習熟を重視しており、カリキュラムはタイトなものになります。しかし、短期間で看護師免許を取得できるメリットがあります。
看護師免許は中卒からでも取得する道があります。
中学校を卒業後、5年制の看護師養成学校を修了し、看護師国家試験に合格することで看護師の資格を得ることができます。
また、中学校を卒業後、准看護師の養成学校(2年)を経て准看護師になり、実務経験を経て看護師を目指すルートもあります。
准看護師になると早くから現場経験を積むことができますが、実務経験(3年以上)を経て看護師養成学校(2年)を卒業しないと看護師国家試験の受験資格を得られないため、4年制の看護大学を卒業した場合と同じかそれ以上の年数がかかります。
看護師免許取得後の進路
看護師免許取得後は大学院(2年)もしくは大学の助産師専攻学科(1年)、さらには助産師専修学校に進学することになります。
助産師免許取得のための学校は東京・神奈川で17校ほどになります(4年制の助産師過程はのぞく)。ただいずれも定員が5~20名程ととても少なく、狭き門になります。
さらに注意点として、大学院は2年以上、大学の助産師専攻学科は1年、助産師学校は1~2年、さらには仕事をしながら勉強する方向けに3年程度といったように、学校によって履修期間が異なります。
自分の描く助産師免許取得に向けた計画と照らし合わせたうえで、希望する学校の学生募集要項をしっかり確認しておくとよいでしょう。
また、ここ最近、大学によっては看護学や助産学の高度専門化にともない、4年制の助産師課程をとりやめ、大学院もしくは助産学専攻科を新たに開設させる動きが見られます。
直前になって「知らなかった」といったことのないように、自分が受験をひかえている年は事前に大学の助産学カリキュラムを調べておくようにしましょう。
最短だが難関、4年制看護大学の助産師課程
東京・神奈川では6大学ほどになりますが、4年制の看護大学で看護師と助産師の国家試験受験資格を同時に得られる課程を設けているところがあります。
いずれの大学も受講するためには学内で選考があり、定員10名以内のひじょうに優秀な人にしか受講することが許されない狭き門になります。
受講できれば最短で助産師の資格をとれるチャンスが得られます。
しかし、助産師過程は通常の看護学の実習等と併行して実施されるため、内容はとてもハードなものになります。
さらに看護師国家試験に合格できなかった場合、その年の助産師国家試験の結果は無効になります。
そのため、多くの方にとって、助産師を目指す選択肢としてはあまり現実的ではないと言えます。
やり直しは、きく
この記事を読んでくださっているあなたに伝えておきたいことがあります。
助産師を目指していく中で、
「自分が思い描いていたのとはちがう」
「こんなはずではなかった」
実際に学び、経験していく中で「なんかちがうな」と感じる時があるかもしれません。
「自分には向いてない」
「どうしても耐えられない」
そう感じた時は、自分の気持ちに素直にしたがっていいと伝えたいです。
なぜなら、軌道修正する機会はいくらでもあるからです。自治体によっては高校生の学び直しに関して助成金を出しているところもあります。
特に、若いときの挫折は、「自分は能力がない、ダメなんだ」と自分を責めてしまいがちです。
「やり直しはきく」
自分の進路を修正できる、別の分野に向けてリスタートできる方法について、あらかじめ知識を持っておくと、自分自身を助ける大きな力になるでしょう。
まとめ
これまでご紹介してきたように、助産師になるためには多くの選択肢があります。それぞれの進路には特徴があり、自分に適した道を選ぶことが、夢を叶える第一歩になります。
ですが、実際は「自分はどの道に進めばいいのか」、「助産師になれる学校を受験したいけど、どんな勉強をすればいいのか」などの進路に関する悩みを抱えている人は多いと思います。
そんな悩みを抱えている方がいましたら、ぜひ一度、さくらOne個別指導塾に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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