東京都立小石川中等教育学校受験対策専門コースのご紹介

東京都立小石川中等教育学校の入試について

小石川中等教育学校の選抜は、「報告書」と「適性検査」の二つの柱で構成されます。

入学者選抜には合計800点で評価されますが、そのうちの200点が「報告書」によって決まります。

次に「適性検査」を3種類（Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ）を実施し、各検査の解答時間は45分です。

総合成績の満点と配点比率:

• 適性検査Ⅰ: 300点
• 適性検査Ⅱ: 500点
• 報告書（換算点）: 200点
• 合計: 1000点満点

報告書

小石川中等教育学校では、面接がない選考においては特に、報告書（内申点）が学力試験以外の受検生を評価する重要な材料となり、合否を大きく左右します。

小学校5年生と6年生の成績表を基にした評価を行います。

適性検査Ⅰの傾向と対策

傾向

主に文章題が出題され、評論文やコラムなどが題材となることが多いです。長さは1～2ページ程度の短い文章が複数出題されます。

文章の要点をまとめる問題や、筆者の意見に対して自分の意見を論理的に述べる問題が出題されます。

対策

• 記述力の強化: 自分の考えを適切にまとめて表現できる力を養い、与えられた字数・テーマの中で論理的にまとめる練習が重要です。
• 読解力: ある程度長さのある文章を読み、内容を正しく読み取れるように意識しましょう。

適性検査Ⅱの傾向と対策

傾向

主に資料問題が出題され、算数・理科・社会といった科目横断型の数理的思考力をみる検査です。
資料から情報を正確に読み取り、課題に対して思考・判断する力、論理的に考察・処理する力、的確に表現する力などが問われます。
具体的には、比較・分析・計算問題、グラフの作成問題などが含まれます。

対策

• 資料分析力: 資料から情報を正確に読み取り、課題に対して思考・判断する力を養う必要があります。
• 規則性の問題: 算数分野から出題される規則性については、条件を整理し分析する力を養うため、実際に書き出し、法則を見つける練習などを行うと効果的です。
• 演習: 日頃から様々な問題を繰り返し演習することが重要です。

適性検査Ⅲの傾向と対策

傾向

私立中入試で言えば、算数および理科の科目にあたります。

小石川中等教育学校の独自問題です。過去問の傾向から、大問1が理科、大問2が算数という構成が多く見られます。

自然科学に対する興味・関心や、ある事象を数理的に分析して判断する力、発想力、論理的思考力などが求められます。

対策

• 思考力: 暗記偏重の学習ではなく、普段から理科的事象に関心を持ち、主体的に好奇心を持って学習し、思考を巡らせる経験を積むことが重要です。
• 応用力: 理科・算数の基礎的な知識を応用する力を身につける必要があります。

東京都立小石川中等教育学校受験対策専門コースの特徴

一人ひとりの課題に応じた最適な学習プランを提供します。
小石川中等教育学校が求めるのは、「暗記された知識」ではなく、与えられた情報や状況から自力で論理を組み立て、問題解決の道筋を探求できる「適性」です。
この適性検査において評価される能力は、お子様によって習熟度や苦手とするポイントが大きく異なります。
適性検査は、複数の資料を比較・分析する課題が多く出題され、論理的な思考力や多面的な視野が重視されます。
複雑な条件設定の読み取りや、複数の観点から結果を予測する課題において、お子様が「なぜ間違えたのか」という原因が、単なる知識不足なのか、表現力の不足なのかは、外部からは判断が難しいものです。
さくらOneは「完全1対1のマンツーマン指導」 を行っておりますので、集団指導では難しい、生徒個々の答案を入念にチェックすることが可能です。

それによって思考の癖や弱点をプロ講師が特定し、詳細な添削や対策を行うことができます。
都立中に合格実績を持つ講師も在籍しておりますので、まずはお気軽に体験授業をお申し込みください。

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