桐蔭学園小学校の特色と内部進学対策

桐蔭学園小学校は神奈川県横浜市にある学校です。

桐蔭学園は幼稚園から大学までの一貫教育を行っており、希望者は一定の基準を満たせば大学まで内部進学することができます。

ただし桐蔭学園は、小学校から高校まで偏差値が高いことでも知られており、高等部の卒業生は早慶上理・GMARCHなどの難関私立や旧帝大などの国立への進学者も多い難関校としても有名です。

そのため小学生から桐蔭学園で学びたい人や子供の将来のことを考えて、桐蔭学園小学校への進学や内部進学を考えている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、桐蔭学園小学校の特色や内部進学対策について解説していきます。

桐蔭学園小学校の特色

 

まずは桐蔭学園小学校がどのような学校なのかみていきましょう。

アクセス

【幼稚園~中等教育学校・高等学校】

代表電話(045)971-1411(学園本部も同じです)

〒225-8502 横浜市青葉区鉄町1614番地

建学の精神

桐蔭学園が掲げている建学の精神は以下のとおりです。

社会連帯を基調とした、義務を実行する自由人たれ。

学問に徹し、求学の精神の持ち主たれ。

道義の精神を高揚し、誇り高き人格者たれ。

国を愛し、民族を愛する国民たれ。

自然を愛し、平和を愛する国際人たれ

教育のビジョン

桐蔭学園では、移り変わりの激しい国際社会で「真の生き抜く力」を養い、使命感を有したリーダーとして、世の中に貢献できる人材育成を掲げて教育を行っています。

今後、世界はグローバル化が進み、人類の未来のために何ができるのかという視点で考えて行動することが、ますます求められるようになります。本校の教育においては、基礎学力の定着と体力の向上だけでなく、多種多彩な学校行事を通じて感性を養います。児童主体の活動を重視し、授業や生活の中でコミュニケーション能力、責任感、企画力、そしてリーダーシップを養います。

低学年は学級担任中心の学習指導と、実技科目の教科担任制を採り入れています。3年からは完全な教科担任制で専門性の高い授業を展開することで、「わかる」授業で「できる」自信と「考える」楽しさをつかませ、次へ向かう意欲を育みます。

引用:教育システム|桐蔭学園小学校

 

校訓

桐蔭学園が掲げている校訓は以下のとおりです。

すべてのことに「まこと」をつくそう。

最後までやり抜く「強い意志」を養おう。

 

桐蔭学園小学校のカリキュラム

桐蔭学園では、子供たちが大人になる10年後に起きる世の中の変化を見越して、単純な知識だけではなく柔軟に対応できる力を身に着けられるカリキュラムを組んでいます。

カリキュラムでは以下の「3つの柱」を中心として、論理的思考力・問題解決能力・コミュニケーション力を育むことが可能です。

アクティブラーニング型授業

アクティブラーニング型授業とは、「主体的で対話的な深い学び」をとり入れた授業です。これは、教師が一方的に知識伝達をする講義型だけの授業ではありません。ペアワークやグループワーク、ディスカッションなどの協働学習をはじめ、調べたり、まとめたり、プレゼンテーションしたりして、児童が主体的・対話的に取り組む「深い学び合い」や「思考をより活性化する」ことを採り入れた学習形態です。桐蔭学園では、一斉授業の中にこのようなアクティブラーニング型授業を積極的に展開しています。

 

探究

総合学習をはじめ、様々な教科で一つのテーマについて個人やグループで考える活動を行います。パソコンやタブレット、ロボットなどを使いながら、プログラミング的思考力や問題解決能力を育みます。学びでも遊びでも行事でも、どんなことにも楽しみながら一生懸命にチャレンジする心、最後まで諦めずに全力で向かう気持ちが、「もっとできるようになりたい」「もっと知りたい」「もっとやりたい」という主体性や向上心を育みます。毎日の生活や一つ一つの行事から得られる多くの経験を通じて、自ら考えたり、判断したり、行動したりしていくことが、仲間と共に協力し合い、やり遂げていく達成感と実績に結びつきます。

 

キャリア教育

総合学習や道徳の授業をはじめ、委員会活動や学校行事、異学年交流などを通じ、周囲に目を配り、コミュニケーションを図り、他者と協働できる自律した子どもを育てます。自分の将来について考える姿勢や能力を育む機会として、総合学習での活動や、委員会や行事の運営をより一層児童主体にしています。給食の時間には、6年は1年の教室へ、5年は幼稚園へお手伝いに行き、昼休みも楽しく過ごします。下校方面別の学年縦割り班で構成されている地区別グループでは、毎日の清掃や、災害に備えた下校訓練などの活動を行います。このような異学年交流を通じ、上級生は下級生のことを考え、下級生は上級生への憧れをもって成長していきます。

引用:教育システム|桐蔭学園小学校

【桐蔭学園小学校カリキュラムの例】

引用:教育システム|桐蔭学園小学校

桐蔭学園小学校卒業生の進路・進学情報

桐蔭学園小学校の卒業生は、毎年約90%以上(2021年度は112名中96名)が桐蔭学園中等教育学校へ進学します。

桐蔭学園中等教育学校は、中学・高校の6年一貫教育が前提の学校となっており、ほかの中学校と比較するとカリキュラムも特殊なのが特徴です。

中等教育学校と高等学校は、完全6年間の一貫教育が前提となっているので、内部進学という概念はありません。中学を前期課程・高校を後期課程と分けています。

桐蔭学園小学校の内部進学対策

また小学校から内部進学するためには、各ご家庭の中等教育学校への進学希望と「一定条件」を満たしたうえでの小学校からの推薦が必要になります。

一般には内部進学の条件を公開していませんが、ほとんどの卒業生が毎年内部進学できているのをみると最低限度の成績と授業態度さえしっかりしていれば、進学するのは難しくないと言えるでしょう。

ただし、桐蔭学園中等教育学校は難関大学への進学者を多数輩出している難関校として知られています。

また中学・高校の一貫教育であるため、カリキュラムも特殊で他の学校と比較しても授業の進度がかなり早く、学習習慣や予習・復習をする姿勢を身に着けていないと、勉強についていけない可能性が高いです。

そのため小学校段階から、学習塾を利用するなどして基礎的な学力を身に着けておく必要があります。

桐蔭学園小学校の内部進学対策ならさくらOne個別指導塾にお任せください!

今回解説してきたように、桐蔭学園小学校から中等教育学校へ進学するためには、成績で一定の基準を満たすなど、学校で定められた内部基準を満たす必要があります。

しかし桐蔭学園は難関校としても知られており、小学校からの内部進学だけではなくその先の進学を見据えた準備を早くから行わなければいけません。

また一貫教育という特殊な教育が行われていることもあり、団体指導を行っている予備校や学習塾ではカリキュラムに対応できない可能性があります。

そこでおすすめなのが、社会人プロ講師がマンツーマンで指導を行う「さくらOne個別指導塾」です。

さくらOne個別指導塾では、桐蔭学園専門コースを設置しており、内部進学に必要な適切な対策から将来を見据えた学習指導まで幅広く行っています。

またオンラインによる個別指導も行っており、対面と変わらないクオリティの授業を自宅に居ながら受けることも可能です。

桐蔭学園小学校への進学を考えている、現在桐蔭学園小学校に通っており内部進学が不安なお子様や保護者様はぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

社会人プロ講師の個別指導を無料体験:さくらOneが自信を持ってお勧めする完全マンツーマン個別指導授業をぜひ体験してみてください。無料体験のお申し込みはこちらから。

【参考サイト】

http://toin.ac.jp/ele/