プログラミング中学入試専門コースのご紹介

プログラミング中学入試専門コースの特徴

近年、中学入試に「プログラミング」を取り入れる学校が登場し始めています。
2020年度に小学校でプログラミング教育が必修化され、2021年度には中学校、2022年度には高校でも情報科目としてプログラミングが必修となり、社会全体でプログラミング教育の重要性が高まっています。
こうした流れを受け、私立中学入試でもプログラミング的思考力や課題解決力を評価する試験が導入され始めたのです。
まだ実施校はごく少数で募集定員も限られていますが、国語や算数など従来型の学力試験では測れない創造性や論理的思考力を重視する新タイプの入試として注目されています。
本コースでは、東京都内でプログラミング入試を実施している代表的な私立中学校の例を紹介し、その導入背景や学校の狙い、合格に向けた対策について解説します。
また、さくらOne個別指導塾における当コースの学習プランとサポート内容についてもご説明します。
お子さんの得意分野を伸ばし、中学受験に活かしたい保護者の皆さまの参考になれば幸いです。

東京都のプログラミング入試実施校

駒込中学校

駒込中学校（東京都文京区）は2019年入試から全国に先駆けて「STEM入試」（現：プログラミング入試）を開始しました。
同校は埼玉大学STEM教育研究センターと連携し、日本初の本格的なSTEM教育プログラムを高校で導入するなど、早くから21世紀型教育に力を入れています。
プログラミング入試（旧STEM入試）導入の目的は、従来の筆記試験では測りきれない力を評価することにありました。
その力とは、アルゴリズムを考える論理思考力、身近な課題を発見する力、協働して解決する力、そして自分の考えを発信する表現力です。
まさにこれからの時代に必要とされる新しい学力像を見据えた狙いと言えるでしょう。

聖徳学園中学校

聖徳学園中学校（東京都武蔵野市）は2019年に自己アピール入試の選択肢としてプログラミングを導入し、翌2020年から独立した「プログラミング入試」を実施しています。
プログラミング入試の導入背景には、正解が一つではない問いに挑戦できる発想力・思考力・創造力を育てたいという教育理念があります
聖徳学園のプログラミング入試（旧Minecraft入試）は、マイクロソフト社の「Minecraft」を活用して論理的思考力や課題解決能力、コミュニケーション能力を問うユニークな試験です。
単にプログラムを書く技能よりも、自分なりのゴールを設定して取り組む姿勢や試行錯誤のプロセス、問題にぶつかったときの粘り強さや創意工夫が評価されます。
生成AIがコードを書く時代だからこそ、人間ならではの創造性が求められているという狙いです。

八王子実践中学校

八王子実践中学校（東京都八王子市）は1学年1クラスの少人数制で、2019年度入試より思い切った入試改革を行った学校です。
2019年に従来の2科・4科入試を完全に廃止し、適性検査型・自己表現入試・英語入試・プログラミング入試といった新タイプ入試のみによる選抜に踏み切りました。
八王子実践中学校の入試では学科試験を行わない代わりに、プレゼンテーション入試と称して受験生が自分の得意分野をアピールできる機会を用意しています。
プレゼンテーション入試は「プログラミング型」「自己表現型（表現力）」「英語型」の3種類から選択可能で、

プログラミング型ではScratchを使った作品制作能力を持つ生徒に門戸を開いています。
このように八王子実践中は、画一的な学力よりも多様な才能を評価しようという強いポリシーのもと、プログラミング入試を含む新タイプ入試を導入しています。

上記以外のプログラミング入試を実施している学校について、詳しくは下記のブログで確認してください。

【中学受験】首都圏でプログラミング入試を実施している私立中学校まとめ【東京・神奈川・埼玉】

さくらOne個別指導塾の“一人ひとりの課題に応じた”最適な学習プラン

プログラミング入試は学校ごとに内容も評価軸も異なるため、志望校に合わせたきめ細やかな対策が必要です。
さくらOne個別指導塾の「プログラミング中学入試専門コース」では、お子さん一人ひとりの現状スキルや課題に応じてオーダーメイドの学習プランを作成します。
プログラミング入試は毎年出題傾向が変化しやすい試験でもあるため、早めに情報収集を行い計画的に対策することが重要です。
当塾では、最新の入試情報を踏まえて柔軟にカリキュラムを調整し、お子さんのペースに合わせて指導いたします。

志望校別カリキュラム設定

志望校が決まっている場合は、その学校の試験形式に即した指導を行います。
プログラミング入試は学校ごとに形式が大きくことなるため、重点を置く内容を変えて指導します。
当塾の専門スタッフがカリキュラムを監修しますので、無駄のない効率的な学習が可能です。

現状のスキル診断と目標設定

まずはお子さんのプログラミング経験や得意分野をヒアリング・診断します。
論理的思考はどの程度備わっているのか、タイピングやパソコン操作に不安はないか等を確認し、今後強化すべきポイントを洗い出します。
その上で具体的な目標設定を行います。小さな成功体験を積み重ねながら、お子さんの自信を育んでいきます。

マンツーマン指導による丁寧なサポート

個別指導ならではのマンツーマン指導で、お子さんの理解度やペースに合わせて授業を進めます。
プログラミングが初めてのお子さんにはパソコンの基本操作から優しくレクチャーし、経験者のお子さんには応用的なチャレンジ課題を出すなど、つまずきやすいポイントを見逃さずフォローします。
疑問があればすぐに質問できる雰囲気作りを大切にしていますので、集団塾のように「分からないまま授業が進んでしまう」という心配はありません。

まとめ

プログラミング入試は、中学受験の世界に吹き始めた新しい風です。
その背景には、時代が求める力の変化と、子どもたちの「好き」や「得意」を活かそうという学校側の挑戦があります。
プログラミング入試を通じて評価されるのは、テストの点数では測れない創造する力・考える力であり、お子さんの新たな可能性を広げる場にもなっています。
実施校ごとに入試形式は多岐にわたるため、志望校の情報収集と的確な対策が合否を分けます。
さくらOne個別指導塾の「プログラミング中学入試専門コース」では、お子さんの個性と能力を最大限伸ばしつつ合格へ導くサポートをいたします。
さくらOne個別指導塾では当コースだけでなく、中学受験対策、高校受験対策、医学部対策、推薦対策（総合型選抜対策・学校推薦型選抜対策）なども専門コースを開講し対策しております。
合格実績のある講師が、生徒様の「特長」と「目指す進路」に合わせて、指導カリキュラムをお組み致します。
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