都立高校の入試制度 : 今の中学2年生から変更

東京都教育委員会によると、今の中学2年生から入試制度に大きな変更があります。

平成28年度東京都立高等学校入学者選抜からの制度改善

一言でいうと、実技重視。

体育、音楽、美術、技術・家庭科の配点が以前とくらべて、かなり大きくなります。

今までは主要4教科(国語、数学、理科、社会)の1.3倍。

それが、なんと2.0倍になる予定です。

八王子さくらアカデミーの受験対策も国語、数学、理科、社会重視の内申・受験対策から、

9教科まんべんなく内申書対策をするストラテジーへ舵を切ります。

東京都教育委員会のこの決定には賛否両論有り、否定的な意見が多いのは承知しております。

技能4教科の体育、音楽、美術、技術・家庭科の評価は実技点がテストと比較して大きく、

先生の生徒に対する好き嫌いに成績が左右されるのも事実(学校の先生は公平にやっていると言うと思いますが)。

しかし、私はこの教育委員会の決定は必ずしも悪いと思っていません。

国語、数学、英語、理科、社会しか出来ないお子さん、つまらなくありませんか?

それだけではなく、脳科学的見地にたつと、体育、音楽、美術、技術・家庭科は国語、数学、理科、社会で使われない脳領域を使うので、脳がまだ柔らかい(神経ネットワークの可塑性が高い)中学生のうちにこれらの科目の能力を上昇させる事は決して悪い事ではありません。

八王子さくらアカデミーはこれらの技能4教科の対策にいち早く乗り出し、都立高校受験生にhappyになって頂くように、努力して参ります。

平成28年度東京都立高等学校入学者選抜からの制度改善